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海山日和

神奈川南部から発信…野山や海辺を歩いて、見たもの感じたもの
だんご15’
 

真冬の海で夜観と言えば、その第一目的はやっぱりこいつ!そうダンゴウオだよ! 昨シーズン、夜観は結局1回行っただけで見ることは叶わず。今季こそはと狙っていたのだ。生憎、海は前日の時化の影響が残っていたけれど、岩場に守られて波の来ない、低潮線近くの小さなタイドプールへ。ライトで照らしながらじっくり探すと……いた!


 
 

今季はまだ海藻が少なく探しやすく、しかもすごい浅いところにいてくれたのだけど、まあとにかく小さい。全長が12〜13ミリくらいだろうか。いるのはわかるのだけど、ジッとしてるとどっち向いてるのかわかりゃしない(苦笑)しかもこの子たちは明かりが嫌いなので、あまりライトで照らしていると隠れてしまう。悪戦苦闘の末、逃げられた…と思ったら、別の方向に何か動くものが…。


 
 
 

なんと、もう1匹いた〜!色味はよく似ているけど、今度の方が少し大きい。全長16〜18ミリくらいか。現場ではわからなかったけれど、画像を見るとはっきり違うね。こちらも写真を撮ろうと追いかけたら岩陰に逃げられた。なので、しばらく他の場所を見て回り、ふたたび戻ってみると、最初に見かけた小さな海藻のところに来ている。しかも2匹とも。これってもしかしたらオスとメスで、ペアリングしているのかも!? ダンゴウオの繁殖期はちょうど今からなので、もしかするともしかするかも! まあ、そういうことならあまり邪魔するのも何だし、写真も撮れたので退散した。でも、次の大潮も行くよ(笑)

| 海の生きもの・魚 | 10:20 | comments(12) | - | - | - |
魚っち2014
 

今年見かけた打ち上げ魚をいくつか。一部は漁労屑由来のものもあるけど、まずは千葉で見かけたキンチャクダイ。生時は黄色っぽい体に水色のストライプで、体後半のヒレはコバルトブルーという美しさ。この仲間は主にサンゴ礁域など熱帯、亜熱帯域に分布しているのだけれど、キンチャクダイはその中でももっとも温帯域に適応した種類だ。地元・神奈川でも漁労屑にたまに見かける。


 

こちらはちょっと珍しいエイの仲間ツバクロエイ。個体数がそれほど多くないのか、生息環境や深度が違うのか、ダイビングでも出会う機会は少ない。ツバクロとはヤクルトスワローズの球団マスコット、つば九紊量樵阿らもわかる通り、ツバメのことで、ツバメの古名「つばくら、つばくらめ」に由来する。このエイを見てどこにツバメを感じたのか不思議なんだけど…(笑)ちなみに色が黒いのは日に焼け傷んでいるため。実際は黄土色っぽい体色で、まだら模様などがある。


 
 

3匹目はギマの子供。一見カワハギに似ているけれど、同じフグ目でも独立したギマ科に分類される魚だ。ほとんど流通しないしダイビングでも見かけない魚だけど、案外浅いところにいるようで釣りにはよくかかるみたいだし、打ち上げを見かけることも多い。カワハギ同様、毒はなく、食べると案外美味しいらしい。4匹目はハマフグの子供。こちらも打ち上げではけっこう見かけるハコフグの仲間。でも、こんなに小さいのは初めてかな〜。ギマもハマフグも鋭いトゲが目立つね。


     

そして最後はキュウセンのメス。こちらは上記4種類と違って、潮が引いた干潟に取りのこされていた、まだ生きているヤツ。ちゃんと救出してあげたけどね(笑)キュウセンの名前は、このメスの体に走る縦線から来たもので、三浦半島の地方名に由来するそうだ。オスは黄緑色っぽい体色で、一般に「アオベラ」などと呼ばれている。関東ではまず食べない魚なのだけど西日本ではよく食べるそうだし、ベラ類はけっこう美味しい魚だったりするので一度食べてみたいな。


こんなネタではありますが、これが本年最後の更新になります。一年間おつき合いいただき、ありがとうございました。来年もよろしくお願いいたします。尚、2015年最初の更新は、1月5日か6日の予定です。それでは、よいお年をお迎えください。
| 海の生きもの・魚 | 19:40 | comments(8) | - | - | - |
はっ!
     

なかなかフィールドに出る時間がなく絶賛ネタ切れ状態なので、ずいぶん昔のデッドストックを…(苦笑) 写真はとある浜辺で見つけた骨。鋭い牙が並んだあごの骨だ。さて、何の骨だと思う?


 

鋭い牙からサメを想像した人も多いと思う。でも、この骨の正体はおそらくウツボ…その上あごの骨だ。乱雑に並んだ大小の牙は、獲物を逃がさないようにしっかりくわえ込むためのもの。もしもこんなのに噛まれたら大変!大怪我は必至だ。普段は低潮線下の岩場に棲むウツボも、時には獲物を追ってタイドプールに侵入することもある。だけど、そんなウツボを見つけても手出しは禁物。触らぬ神に祟りなし…だね。


 
| 海の生きもの・魚 | 22:10 | comments(8) | - | - | - |
なぞの文様
 

先月、海岸で見つけたなぞの文様。黒っぽい地面に白い石垣状の文様が…。これはなんだろう? 誰かが作ったものなのか?なぞは深まるばかり…。なんてね。これは多分、大波で運ばれてきたハコフグの体の一部が、自然に風化してできたものだろうね。でも、これを見つけた時は、一瞬なんだこりゃ!?って思ったよ(笑)
| 海の生きもの・魚 | 21:20 | comments(6) | - | - | - |
麒麟
 

少し前、2回の雪が降る前の海岸散歩。この時期は北風の影響で漂着物もほとんどなく、浜辺はすっきりとしたもの。海も穏やかに凪いでいることが多い。それでも丁寧に見て歩くと、ときどき興味深いものが打ち上がっていることもある。まぁ何もない日の方が多いけどね(笑)


 
 

この日、見つけたのは打ち上げ魚類。偶然、どちらもフサカサゴ科の魚だった。上は鰭の形や模様から、ミノカサゴに近い仲間の幼魚だとすぐにわかった。ただ相模湾などで普通に見られるミノカサゴ、ハナミノカサゴとは少し様子が違う。おそらくやや南方系のキリンミノのようだ。一方、下は普通のカサゴに近い体型。色の鮮やかさや全体の様子からイソカサゴのようだ。キリンミノは南方系だし冬場の水温低下に耐えられなかったのだろうけど、イソカサゴは温帯種だし海が少し荒れて打ち上げられたのだろうか。ちなみに、魚類の最新の分類では、フサカサゴ科を含むカサゴ目はスズキ目の亜目になり、同じフサカサゴ科だったメバル類は独立したメバル科になっている。こんがらがっちゃうね〜。


 

最後はなんとイソギンチャク。種類まではわからないけれど、ほかにもいくつか同じものが打ち上がっていた。環境からすると砂地にすむ種類っぽいけれど、こんなのまで打ち上がっていたというのは、やはり訪れる前に海の荒れた日があったのかもね。



みんな大好きタカラガイ……hiroimono
| 海の生きもの・魚 | 14:40 | comments(12) | - | - | - |
おやすみなさい。
 

魚の中にも夜行性の種類はいるけれど、潮間帯で見られる魚の多くは昼行性。夜はみなお休み状態。たとえば、このカエルウオ。かなり近寄って、もちろんフラッシュを焚いて撮影しているのに、全然動かない。しかも、日中はすごく警戒心が強くて、危険を感じるとすぐに物陰や岩の穴に逃げ込んでしまうのに、けっこう目立つ場所で寝ているのだ。これはツンデレか?(違) でも、そのギャップが萌える。


 
 

次は潮だまりの底でお休み中のメジナの若魚で、日中の青黒い体色と違うまだら模様。魚は繁殖時に体色変化するものが多いけど、眠る(代謝が落ちる)ときに体色変化するものも多いのだ。その次は岩の窪みの壁にひっついていたカサゴ。どちらも全長10センチくらいかな。


     
 

4枚目は潮だまりではお馴染みのドロメ。サイズは8センチくらいあって、けっこう大型だ。こちらも、かなり寄って撮っているのに反応ナシ。昼間では撮れなさそうな迫力ある感じに撮れたよ(笑)そして最後は海藻についていた3センチくらいの魚。これはウバウオだね。引き潮と波で海藻がすごくユラユラしてるのに、こちらもほとんど動かない。みんな眠いところを騒がせてごめんね〜!



可愛いは正義!……hiroimono

| 海の生きもの・魚 | 21:40 | comments(6) | - | - | - |
スナビクニン?
 

ダンゴウオを探して潮だまりを一所懸命のぞいていると、海藻に貼り付いた魚が1匹。どこかダンゴウオに似た雰囲気はあるけれど、明らかにデカいし、目が小さい。よくよく見てみると、体型もオタマジャクシ型で、ふだん潮だまりで見かける魚ではない。全長は6センチくらい。これはもしかしてスナビクニンの成魚かな?


     

スナビクニンは、ダイビング業界ではダンゴウオと並んで…いや、人気度はちょっと落ちるけど、春先の見物として知られた魚だ。と言っても話題になるのは全長1センチ前後の幼魚。幼魚は、体の模様が縦縞だったり水玉だったりして、けっこう可愛らしいのだ。調べると成魚サイズでも縦縞や水玉の個体がいるようだけど、今回のはなんか地味な黄褐色〜茶褐色の感じ。この仲間(カサゴ目クサウオ科)は深海魚や北方系種が多く、資料が乏しい。スナビクニンかその近似種かはっきりしないけど、おもしろい魚が見られたからいいや(笑)


 
| 海の生きもの・魚 | 09:40 | comments(10) | - | - | - |
にょろっと…。
     
     

今週の後半は大潮で夜半前に大きく潮が引いたので、満を持して夜の磯観察に出かけた。狙いはこの魚。よく行く磯の、一昨年に見かけた場所を重点的にチェック。そして、浅い潮だまりで見つけたのが今回の黒くてにょろっとしたヤツだ。明からに、普通、潮だまりにいるようなサイズではなく、正直ビックリした。写真では伝わりにくいと思うけど、全長はおそらく50センチほど、胴の太さも4センチはありそうだ。見つけた時、一瞬頭を過ぎったのが“ウナギ”。でもまぁいる訳がない。その正体はクロアナゴの若魚だろう。クロアナゴは全長1メートル以上、太さも成人男性の腕くらいになる大型のアナゴだ。それにしてもウツボならともかく、まさかクロアナゴに出会うとは思いもしなかった。


 

ちなみに目的の魚は見事にハズレ。ただ、この早春の大潮は少し海に通ってみるつもりだ。今回は目的こそ外したけれど、いろいろおもしろいものが見られたから、順次紹介していくね。



ピンク色でツルッとした……hiroimono
| 海の生きもの・魚 | 19:20 | comments(10) | - | - | - |
ねこたまざくざく
     

先週、南房総に行ったときに、とある浜辺に立ち寄った。南方系のものはほとんどなかったけれど、漂流ゴミやカジメなどの海藻がたくさん打ち上がっていた。そんな漂着物を眺めながら歩いていると、その中に見覚えのあるものが。ネコザメの卵殻だ。それも2個も…いや3個、あれ4個? なんとわずか数十メートルしか歩いていないのに、その間に10個以上の卵殻を見つけてしまった。ネコザメ自体、神奈川でも普通に生息しているけど、卵殻の漂着をこれほど多く見かけることはないと思う。たまたま波や風の影響で集まったのか、その沿岸が産卵するのに好適だったのか…それにしてもちょっと驚いた。以前、hiroimonoで紹介しているけど、とりあえず1つ形の良いものをお持ち帰りした(笑)


 


壜も地物がおもしろい……hiroimono
| 海の生きもの・魚 | 17:50 | comments(8) | - | - | - |
漣草紙
 
 
1日…1週間…があっと言う間に過ぎていき、気がついたら春になってた! 状況は相変わらずドツボのままで、結局今月も月末1回のみの更新だよ…(トホホ)。今回は冬の間に見かけたお魚ネタ。上は漁労屑で港のスロープに落ちていたサザナミフグの幼体。南方系のフグで、いわゆる死滅回遊魚ですね。相模湾くらいが分布ギリギリの範囲。大きさはすでに忘却の彼方ですが、確か10センチちょいちょいくらいだったかと。成魚はこの幼体とちょっと模様が違っているのだけど、胸部や腹部の縞模様を「さざ波(漣)」に見立てたのが名前の由来だそうだ。


 

下の写真は完全に干涸らびているけれど、カワハギの仲間のソウシハギ。これもまだ若魚という感じで、こちらも南方系の死滅回遊魚といえるだろう。特徴である体の虫食い状斑はほとんど消えているけれど、わずかに顔のあたりにその面影が残っている。尾ビレが大きめなのも特徴の1つだ。サザナミフグもソウシハギも今年の1月に見かけたもの。やや低温耐性のある南方系の魚でも、年を越した1〜2月に姿を消してしまうものが多いんだよね。でも、こうした中から将来新たな生息地を獲得するような個体が現れるだろう。
| 海の生きもの・魚 | 01:10 | comments(12) | - | - | - |