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神奈川南部から発信…野山や海辺を歩いて、見たもの感じたもの
冬の夜磯でウミウシ


今月は新月過ぎの月初めと、満月過ぎの月中の2回、夜磯の観察に出かけた。冬場恒例のダンゴウオ探しの予備調査的な感じだけど、単純に磯に行くのは楽しい。今回はその時に出会った貝やウミウシを。最初の1枚目は定番のメダカラガイ。月初めはまだ寒さもそれほどではなく、けっこう元気に動き回っているのを見かけた。


   
   

こちらも月初めに見たホシキヌタ。殻長は4センチを超える感じで、かなり良い個体。見ているうちにどんどん外套膜を被っていった。先に紹介したメダカラガイやキイロダカラ、ハナビラダカラなどは磯でも見かけるけれど、ホシキヌタを見るのはけっこう珍しいと思う。





ウミウシは定番のムカデミノウミウシが、小さいのから通常サイズまでたくさん。その中に、見かける機会がほとんどない、少し緑色をした個体もいた。三浦半島の磯で見られるのは濃い水色の個体がほとんどなので、ちょっと得した気分。このウミウシは体に褐虫藻を共生させているので、緑色が強いのは体内の褐虫藻が多いのかな?


   
   

そして今季、特に多く見かけるのがサキシマミノウミウシ。昨季は全然見かけなかったので二季ぶり。あちこちにいる。この写真を撮ったタイドプールには1カ所に4匹がかたまっていて、場所も浅いし、元気だし、写真撮り放題だった。ただし、小さいウミウシに寄ってフラッシュを焚くと、体の微妙な青みが白く飛んでしまう。ISO感度や露出補正を下げてみたり、絞り込んでみたりと、あれこれ工夫して、やっといい感じに撮ることができた。





地味な子たちも少し。ホルスタイン、いやダルメシアン模様のマダラウミウシ(クロシタナシウミウシ)。そしてホント地味なツヅレウミウシ。でも、寒い冬の夜磯に現れてくれる貴重な子達だ。





こちらはカメノコフシエラガイ。肉眼で見ると、濃いワイン色に見えるのだけど、撮影するともっと鮮やかな赤色になる。下の個体は別の種類かと思ったら、同じカメノコフシエラガイのカラーバリエーションらしい。こんなに体の色が変わるのは何が理由なんだろう? ちなみに写真はないけど、定番のホウズキフシエラガイはそこいら中にいた。もう多すぎて写真を撮る気も起きなかった(笑)




そして最後はコノハミドリガイ。小さなウミウシだけど、とっても綺麗な色と模様をしている。このウミウシも退色の変異が多いことが知られているけど、このあたりで見るのはだいたいこのタイプかな。シーズン始めの冬の夜磯。ウミウシ類では特に変わった種類は出なかったけど、それでも楽しめたよ。


| 海の生きもの・貝ウミウシ | 22:10 | comments(8) | - | - | - |
ウミウシの夏!
   


今月の初めに仕事仲間のイラストレーターさんが遊びに来たので、久しぶりに磯に行く。とりあえずは綺麗どころを…ということでウミウシ。今回目立ったのは、このコモンウミウシ。珍しい種類ではないけれど、地味過ぎず派手過ぎず、バランスの取れた美しい色彩のウミウシだ。


   

一番多かったのは、定番のシロウミウシ。数匹集まっている様子は、磯のホルスタインって感じだね。半水面の方は6月に撮った未公開写真。


   

こちらも定番、ジボガウミウシ。早春から見られるけど、やっぱり夏に数が増える種類かな。雪のような白さは暑い中、一服の清涼剤だね。

   

こちらも夏になると姿を現すリュウモンイロウミウシ。このブログに登場するのはずいぶん久しぶりだ。遠目には一瞬アオウミウシぽく見えるのだけど、模様は黒い“流紋”で独特の美しさがあるよ。




こちらは大きな石の下から見つけたサガミミノウミウシの小さいの。どちらも約1センチ。おそらく今年の春に産み付けられた卵から生まれたものだろう。あまりに小さいので、最初は何か別の種類かと思った。


   


アオウミウシもいたのだけど、気の抜けた写真しか撮れなかったので、こちらも6月に撮った未公開写真。下の写真は岩陰で産卵する個体と、そこからサッサと逃げ出しているかのような個体。これが人間だったら、妻に子供が生まれそうなのに浮気に走る夫…みたいだけど(笑)ウミウシは雌雄同体だし、偶然そこにいただけかもね。




最後は、仕事の資料用にイソスジエビとスジエビモドキの写真を撮るイラストレーターのコボリさん。実は子供向けの図鑑や書籍、理科の教科書などに、リアルな細密イラストを数多く描いている人なんだよ。このブログの読者さんも、どこかで彼のイラストを見ているかもね。


| 海の生きもの・貝ウミウシ | 10:10 | comments(6) | - | - | - | 昨年の記事
青い柳に藤の花


昨年の梅雨は前半雨続きだったけれど、今年の梅雨は今のところやや晴れが多い感じ。今回の写真はみな梅雨入り前に撮ったもの。5月末のある日、この日はなぜかアサリが波打ち際に。でも弱ってる感じで砂吐きとかできなさそうなので、持ち帰らず(口の中で「ジャリッ」とするのが嫌なんだもん)。



   


潮の引いた海岸を歩いていると、妙な出っ張りを発見。何かいるぞ…。“その瞬間”は撮れなかったけど、水をぴゅ〜と吐き出したりする。正体バレバレだけど、砂から出てきたのはバカガイだ。このあたりにはけっこう多くて、打ち上がった貝殻がみんなバカガイだったりすることも。江戸前寿司の「アオヤギ(青柳)」はこのバカガイのこと。


   


そして潮が引いた時の水の流れ道に、大量のフジノハナガイが…。こういう光景はよくあるのだけど、ここまで数が多いのは初めて見たかも。ザックザックとすごい触り心地(笑) これらの貝はもちろんみな生きている。もっとも、このまま強い陽射しに晒され続けたら、何割かはお陀仏だとは思うけどね。





このフジノハナガイは、波が来る一瞬前に砂の中から“”ブワッと湧き上がるように姿を見せ、波に乗って移動するとその場所で砂に潜る…という「波乗り」行動を繰り返す。まるでお尻を振るように貝殻を揺らして砂に潜っていく様子が、なんとも可愛らしい。それに海に遊びに来た人たちが、波打ち際でこのフジノハナガイに驚いているのがなかなか微笑ましいのだ。




最後はおまけ。GW連休過ぎから梅雨入り前くらいは、ツメタガイの卵囊「砂茶碗」もたくさん打ち上がっていた。こちらではこの時期がピークだけど、夏の間いったん休んで秋にもう一度小さなピークがあるよ。

| 海の生きもの・貝ウミウシ | 20:10 | comments(10) | - | - | - |
最近のマイブーム


4〜5月は何度か磯に足を運んだのだが、水温も高めなのか平年に比べるとけっこう多くの生きものが見られた。そんな磯の観察時には、コンデジを水中用ハウジングに入れて使っている。水面上から撮るのに比べて、水中では写真のオトメウミウシのようにくっきりと、より自然な雰囲気で写すことができる。それはそれで良いのだけれど、ただ単純に図鑑っぽい写真を撮っているだけでは、ちょっとつまらない。


   
   

そこで最近マイブームというか、ちょっと試しているのが半水面の写真だ。とは言っても所詮コンデジと、そのプラハウジング。レンズ口径は小さいし広角側の画角も限られているし、かなり難しい。それでもやってみるのが楽しいのだ(笑) とりあえずの対象は、浅いところにいて動きも遅いウミウシ。慣れてくればけっこう撮れるものだ。水面上までクリアには写らないけど、これはこれでおもしろいでしょ? ちなみに写っているのはお馴染みアオウミウシと、下のオレンジ色のはウミウシ食いのウミウシである、キヌハダウミウシ。


   


それともう1つ気にして撮っているのが生物の擬態。さて上の2枚、どこに何が写っているかわかる? 写っているのはマメコブシガニなんだけど、体の配色が、貝殻や石の散らばる水底に紛れて、パッと見ではわかりにくいでしょ。こういう生きものはけっこう多いし、なんかこんなクイズになるような写真を撮るのが、今けっこう好きなんだ〜。

| 海の生きもの・貝ウミウシ | 20:30 | comments(8) | - | - | - |
甲烏賊
    
    
    

テングハギとネコタマを見つけた後、目に付いたのはコウイカの仲間の甲。1枚目の甲は種としてのコウイカ。定番の漂着物だけど、けっこういろいろな動物に囓られていたるする。でも写真のものは完璧だったな。拾わなかったけどね(笑) 2枚目のはウスベニコウイカ。コウイカに比べると少し南方系かな。名前の通り、甲は綺麗な薄紅色で、少し厚め。そして3枚目はシリヤケイカ。こちらもコウイカに比べると少し南方系。ウスベニコウイカに比べて見る機会はそれほど多くなく、見られる季節も限られている気がする。特徴は甲のすぼまった側の縁が張り出して、篦状になっていること。甲の先端にはトゲがないので、ハリナシコウイカの別名もあるよ。コウイカの仲間の甲は、種類によっては特徴的だったりするので、よく観察してみるとおもしろいよ。

月末頃までしばらくバタバタするため、コメントレスや新規更新、また皆さんのブログへの訪問もできませんが、ご了承ください。


| 海の生きもの・貝ウミウシ | 20:20 | comments(2) | - | - | - |
骨無したち



前記事に引き続き、今月初めの夜観リポート。今回は無脊椎動物たち。まず最初は棘皮動物。昼間はあまり見かけないのに、夜になると意外と目立つ。写真の子は特に赤紫が派手な感じだった。2枚目はウミシダの幼体。腕を広げた時の直径は5センチくらい。干上がっていたのを、深い場所に投げ入れて撮影。泳ぐかな〜と期待したけど、そのまんま沈んでいった。色が全体に白いのは初めて見たかも。



    


そしてウミウシ。最初は磯の定番ムカデミノウミウシ。この種類は冬でも普通にいる。そしてジボガウミウシ。磯では水温が上がってから出てくる種類と思っていたけど、ダイビングでは通年見られるようだ。そして驚いたのがアオウミウシ。このウミウシ、三浦の磯では夏場中心のウミウシで、通常は5月ごろからやっと見られ始める。それがこんな時期に見られるなんて!ダンゴウオの夜観は数年やっているけど、この時期にアオウミウシを見たのは初めてだ。ただし、まったく冬に見られないという訳ではないようで、三浦ではないけれどダイビングで冬に撮影された写真は、ネットで見つけることができた。しかし、これも暖冬の影響なのかな?





同じ軟体動物のマダコくん、今回も登場。浅いところで見つかってしまい、進退窮まって右往左往。カメラに近い近い!近すぎて撮れないから…という状況だった(笑) タコは毎回見かけるけど、ユーモラスでおもしろいし、アクションもあるので、ついつい撮影しちゃうな〜。




そして最後はでっかなショウジンガニ。今年は例年に比べてカニが元気な感じがする。大きなショウジンガニに、スベスベマンジュウガニも活発に動き回っている。なんとなくいつもと違う感じがした1月の夜観。でも、今の激しい寒波で、また雰囲気が変わるかもね。次の夜観は2月最初の大潮頃の予定。またのリポートをお楽しみに。

| 海の生きもの・貝ウミウシ | 19:10 | comments(4) | - | - | - |
最近のいろいろ…ひらひら
 
     
 

すっかり更新サボってました。今の状況はと言えば、長く険しい坂道を登り切り、峠を越えて、後は急な坂道を転ばぬように駆け下りるだけ…という感じ…かな? 写真も撮っていないしネタというネタもないのだけど、先月半ばから今までに撮ったもの。最初は、磯の潮だまりをぐいぐい進んでいた、ひらひらベールのミスガイ。貝殻は小さい感じなのに軟体部が立派な個体だったよ。


 
 
 

そしてお次は、スナモグリの砂潜り。鎌倉の海岸を歩いていると、たまにいるんだよね。何かの拍子に巣穴から出てしまったらしい個体。放っておくと鳥のエサなので、救助してあげた。潮が引いて表面が締まった砂干潟では潜れなくても、ちょっと砂を掘ってやれば水が染み出て潜りやすくなる。そして帰っていくお尻をパシャリ(笑)
| 海の生きもの・貝ウミウシ | 18:10 | comments(12) | - | - | - |
ピンクの女王と王女さま
     
 

ピンクの女王って、別にエッチな話題じゃないよ?(誰ですか「日活ロマンポ●ノ」とか言ってる人は? 笑) 春のウミウシと言えば、やっぱりこれが見たい! そしてちゃんと出てくれました、サガミミノウミウシ。この気品と美しさは、まさに女王様の風格だね。しかもこの女王様、片方の触角だけ二股になっている、ちょっと個性的な個体だった。この色彩だし大きさは2センチくらいあったので、少し離れたところからでもすぐに見つけられたよ。


 
 

さてピンクの王女さまがこちら! このブログ初登場のヒロウミウシだ。ダイビングポイントではよく見られる種類らしいけど、潮間帯にいるのは珍しいと思う。大きさはなんと5ミリ。知らなかったらイソギンチャクの幼体と思っちゃうような姿だよね。でもこの子、けっこうな速さでずんずん移動していた。わかりづらいけど、体の前の方で色が濃くて直立した2本が触角。外䚡はちょっと見えづらい。上のサガミミノウミウシに似た雰囲気があるけれど、サガミミノウミウシはミノウミウシ亜目アオミノウミウシ科、ヒロウミウシはドーリス亜目ネコジタウミウシ科と、分類的にはまったく違うグループだよ。


 

最後はピンクじゃないけど、こちらも女王か王女さまっぽいジボガウミウシ。昨年は「アナと雪の女王」なんてのが流行ったけど、このウミウシは雪の女王ってイメージががピッタリなほど、白の微妙な色合いがとても綺麗なのだ。今回は久々の磯観察だったけど、ウミウシをたっぷり堪能できたからすごく楽しかったよ♪

| 海の生きもの・貝ウミウシ | 10:40 | comments(8) | - | - | - | 昨年の記事
磯(海)と言えばモ〜これ!
 
 

先週の磯観察報告に戻って、まずはやっぱりこれ、ウミウシ。今回はけっこう種類が見られたよ。まずは数的には一番多かったダイダイウミウシ。名前は「橙色」から来ていると思うけれど、実際には淡めの黄色で細かい白線が模様を作っている。大きさは2〜3センチ。そして次はシロウミウシ。この個体は4センチくらい。アオウミウシ同様に定番だけど見ないと寂しいヤツだね。ちなみにアオウミウシは今回1個体しか出ず、場所が悪くて写真も撮れず終い。


 
 

真っ黒いのはクロシタナシウミウシ。これも定番だね。ほかのウミウシが多かれ少なかれ明るさを嫌がる傾向にあるのに、こいつは割りと平気で動きまわる。近年、マダラウミウシをこれと同種とする研究者がいるけれど、行動の違いを見ればあまり納得できない説だよね。そしてこちらもお馴染み、ムカデミノウミウシ。ミノウミウシ類では磯で最も普通に見られる種類。エサの状況によって紫色ではなく緑色っぽくもなるらしいけど、一度見てみたい。


     
 

それから、だいたいいつもいるけど、それほど多くないヤマトウミウシ。体がちょっとイボイボになっていて、けっこう隠蔽効果が高そう。最後はホオズキフシエラガイ。これはもっと寒い時期、ダンゴウオを探す2月くらいに多く見られ水温上がって来ると消えるのだけど、この個体は元気そうだった。数はそう多くはないものの、いろいろな種類が見られた今回の磯観察。ウミウシ記事はもう1回続くよ。



追記


pawさんのご指摘で、ヤマトウミウシとしていたものがサンシキウミウシと判明しました。サンシキは「三色」の意味で、体が3色に分かれている…ということらしいですが、あちこちで名前負けとか書かれている、可哀想なヤツです(笑)
| 海の生きもの・貝ウミウシ | 20:40 | comments(10) | - | - | - |
春一番…打ち上げいろいろ
 

前回の記事では18日に関東で吹いた春一番の打ち上げ生物のうち、甲殻類を取り上げた。今日はその続きで、それ以外のもの。まず目立ったのは一見すると小さなイカの甲のような物体。手に取ってひっくり返すと、中央に小さな貝殻が乗っている。その正体はツツミガイだ。鎌倉の貝に詳しいzaimokuza77さんのブログなどによれば、1970年代以降激減して、一時は消滅寸前にまでなった貴重な存在のようだ。でも、打ち上がっている数からすれば、そこそこの数が材木座海岸と由比ヶ浜には生息していると推測される。またネットを見ると県内のほかの場所でも打ち上げがあるようなので、かなり復活しているのだろう。


     

こちらはもう、海が荒れた後には定番のウミサボテン。刺胞動物のなかまで、写真のものが1匹なのではなく、複数のポリプ(個虫)の集合体だ。ポツポツした部分にポリプがいて、夜間になるとそこから触手を伸ばす。最近では刺激を与えると発光することも知られている。


 

上の2つは既にお亡くなりになっているけれど、生きているものもちらほら。貝類ではクチベニガイがたくさん打ち上がっていて、その多くがまだ生きていた。写真のは最初は軟体部が出ていたんだけど、写真を撮ろうと移動させたら引っ込んで出てこなくなっちゃった(笑)




そして多かったのはヒトデ。昨年のこの時期はまったくといっていいほど見かけなかったけれど、今年は写真のモミジガイ(写真は集めたものだけど、すぐ近くにいたのを寄せただけ)に、茶色いヒラモミジガイがたくさん。ほかに拾ってきたものがあるのだけど(というか、それが第一目的だったのだけど)、それは近々hiroimonoで。今年の春一番は打ち上げ生物が豊富だったから、なかなか楽しめたよ。




踏んだらアカン(後編)……hiroimono
| 海の生きもの・貝ウミウシ | 09:50 | comments(10) | - | - | - |