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海山日和

神奈川南部から発信…野山や海辺を歩いて、見たもの感じたもの
青いのやって来た





フェイスブックでは速報を出しましたが、先週の木曜日22日、鎌倉の材木座海岸に、青いクラゲが3種揃い踏みしました。メインはカツオノカンムリで、これが6割を占めていました。数はそこそこいたのですが、青い貝は小さなヒメルリガイが3個だけ。アオミノウミウシとか探しましたが、ダメでした。


   

おまけは、漂着した紅藻のユカリ。とても綺麗な海藻で、おしばにも最適です。和賀江島の石の上に広げてみました。


   



そして本日、hiyocoさんから青いクラゲ情報をいただき、やはり鎌倉の材木座海岸を見てきました。残念ながら満潮線あたりは重機に蹂躙されて確認できませんでしたが、カツオノエボシがいくつか新規に漂着していたのと、滑川の縁でギンカクラゲとカツオノカンムリも確認。そして3枚目のクチャクチャの…これ、アオミノウミウシだね(苦笑)つぎはちゃんとしたのを見たいな〜。


   

今日のオマケは骨ホネ。この形はウミガメ? 昔はこのサイズの骨…たぶんウマの骨と思いますが、けっこう打ち上がっていたけれど、最近は少ないです。拾っては帰りませんが、見かけるとちょっと嬉しいです。


| 海の生きもの | 23:10 | comments(10) | - | - | - |
“南”の気配
   


一昨日の夕刻からそこそこの南風が吹き込んでいたので、昨日は鎌倉の海岸をチェックしてきました。思っていたよりも打ち上げ物は少なかったですが、ちらほらと“えぼしもん”が…。中国系のペットボトル、紡錘&オレンジ浮きもありましたよ。まあ、ちらほら…程度でしたけどね。





打ち上げ帯をじっくり歩いて、青いのはカツオノエボシが2個体と、ギンカクラゲが2個体。写真のカツオノエボシは浮き袋の長さが5センチはありましたが、ギンカクラゲは小さめでした。


   

   

クラゲで多かったのはミズクラゲ。大量でした。アカクラゲは小さめでしたが、こちらもそれなりに。打ち上げモク類には、産卵シーズンに突入したアオリイカの卵囊が。イカと言えば、産卵を終えて死亡したコウイカの漂着も目立つようになりましたね。この時期は、生と死の狭間を目撃する…そんな季節でもあります。


| 海の生きもの | 19:50 | comments(6) | - | - | - |
夜光虫狂想曲




GW連休後半の話題をさらった鎌倉の赤潮。この時期に発生する赤潮の原因生物は、ほとんどの場合、夜光虫(ヤコウチュウ)です。その発光の様子は、前々から写真に撮りたいと思っていました。初夏から夏にかけての時期、赤潮の発生はそれほど珍しいものではないけれど、これほど大量に海岸に寄せることは滅多にないんです。2年ほど前にも、鎌倉の海岸に打ち寄せて話題になっていて、その時は見ることができなかったので、今回はしっかりと足を運んできました。自分は、駐車場に近い材木座海岸の端っこで見てました。ただ、その場所よりも海岸の中央、滑川の左右から由比ヶ浜寄りが一番すごかったようです(車の中からも青く光る波が見えた)。それでも、幻想的な夜光虫の輝きは感動的で、また歩くだけで足元が青く光るのにも興奮しました。連休中だし、テレビやネットのニュースで紹介されたため、海岸はかなりの人出。でも、これを見られた人は、ホント良い経験をしたと思いますよ。




| 海の生きもの | 08:30 | comments(10) | - | - | - |
ダンゴはいずこ?


う〜ん、どうしたことか。あの海藻の状況が酷かった昨季さえ、いることはいたのだ。それが今年はまったく見かけないダンゴウオ。同じ三浦半島の別の磯では見られているようだけど、どうも今季は芳しくない。しかも、今回は今までで一番、生きものが薄かった…。ウミウシもいるのはいつものジミーズ(写真はサンシキウミウシ)やホウズキフシエラガイ、ムカデミノウミウシばかり。相変わらず1匹だけ、サキシマミノウミウシがずっと同じ場所で頑張ってるけどね。





前回に引き続いて出たメリベウミウシ(たぶんヒメメリベ)。さいずは10センチはあるのだけど、見事な擬態。前回見ていたからか、体の形がパッと判別できたけど、普通はなかなか気がつかないな。2枚目は頭の部分を拡大してみたんだけど、それでもよくわからないね(笑)




ちょっと良かったなと思ったのは、これ。貝の仲間であることや、ウミウシでないことはすぐにわかった。でも思いつかない。調べてみたら、ベッコウタマガイだった。薄い貝殻を持つ巻き貝の一種だけど、貝殻は軟体部に埋もれて見えない。しかも、その軟体部には藻が生えたように見える部分があって、擬態効果も抜群。なかなかおもしろい生きものだ。この仲間の貝殻は、海岸に打ち上がる細かい海藻屑の中でまれに見つかるよ。さて、例年だと来月以降は夜の潮の引きが悪くなるので、今月で冬の夜観はお終い。でも、なんだか不完全燃焼気味。あと一回やってみるかな〜。


| 海の生きもの | 19:50 | comments(4) | - | - | - |
大盤振る舞い


今週の月曜日は台風のような強風が吹き荒れた。翌、火曜日の夕方、潮が引くのに合わせて鎌倉の材木座海岸へ。すると案の定、一部に大量の打ち上げ物が。今季は昨季に比べると海藻の生育も回復してきていて、アカモクなどの切れ端がたくさん打ち上がっている。もちろん、不運な海の生きものたちも大漁…。





貝類はとにかく二枚貝類がいろいろ。目立ったのは色が鮮やかなトリガイやアリソガイの幼貝。ワスレガイやチョウセンハマグリなんかもちらほら。でも意外とバカガイは少なかったような。写真上は巨大なアリソガイ成貝で、生きているのが何個か。下はこちらも生きていたサルボウ。小さなものでは、チヨノハナガイやサクラガイの生きたのも見かけた。二枚貝にもう少し詳しいと、もっと楽しめたかな。


   


ヒトデも大漁。種類も豊富で、モミジガイ、ヒラモミジガイ、トゲモミジガイ、スナヒトデ、アカヒトデがごしゃごしゃ。そして海藻にまみれて、エイリアンのフェイスハガーみたいな巨大なヤツデスナヒトデも。これ、腕をちゃんと伸ばしたら50センチちかくあったよ…。





柔らかいもので目立ったのはマナマコ。大きなサイズがゴロゴロ打ち上がって、アメフラシとナマコとでごっちゃごちゃ。海藻が打ち上がるとワカメ拾いの人がたくさん集まるけど、誰一人ナマコを持ち帰る人はいないんだよね(まあ自分もだけど)。これ、お酒飲む人にはいい肴になりそうだけどね。マジ売れるサイズなんだけど…。そして、やはり海が荒れた時の定番、ウミサボテンも発見。


   


ちっと変わったところでは(というか赤いものは?)…上の写真は正体不明のにニョロ。長さ10センチくらい。脚とかないのでゴカイ類ではないし、ユムシ類ともちょっと違う。もしかしたら、これもナマコの一種かな? 夕陽を浴びてはいるけど、赤くて綺麗だった。そして下の写真は赤いエボシガイ。体も柔らかいのだ。調べてみるとウミエラに寄生するオオウスエボシガイだね。これは初めて見たよ。





そして堅いもの。生きものとは言っても残骸。上は昔に海岸に埋められたであろう馬の脚の骨だね。江戸時代か、もっと遡るのか…。以前は、馬の歯と一緒によく打ち上がったけど、最近は少ないな。下はウミガメの甲羅の一部だね。他にも少し骨があったけど、もしかしたら過去に打ち上がって、海岸に埋められていたものが流出したのかも。骨ではほかに定番の海鳥の骨、頭骨もあったし、骨格という意味ではウニの殻も(中身入りも)たくさんあった。そちらは「hiroimono」で紹介するかも。もうとにかく、時間が経つのを忘れるくらい、夢中になって漁っちゃったよ。打ち上げ物は普通の人から見たらただのゴミなんだろうけれど、ビーチコーマーや生きもの好きにとっては正に宝の山だね!


| 海の生きもの | 18:50 | comments(8) | - | - | - |
錦の片鱗


この前の大潮は前記事でもお伝えした通り、ダンゴウオは見つからず、天候もイマイチで十分な観察ができなかった。ここに来て水温も少し下がったのか、全般に生きものは少なめだった。そんな訳で、前の夜観記事でも載せたウミシダの子を(苦笑)今回のは白色タイプ。前回の夜観の時にはカメラの届かない位置にいたのだけど、今回は少し移動していてくれた。他の色のタイプに比べて、これはけっこう綺麗なんだよ。




そして、まだいたホシキヌタ。もういなくなったと思ったけど、完全に干上がった岩の穴に隠れていた。こんなところにいて大丈夫なのか? 次に行った時にフレッシュデッドになっていないことを祈るよ(笑)




そして、探索のライトの明かりに照らし出されたのは、錦の片鱗。干上がった岩の奥になんとも派手な色彩が! これはニシキベラだ。ニシキベラは、キュウセンなどと同様に、タイドプールで見られるベラの仲間。しかし、この子も大丈夫なのか? 寒くて鈍くなって判断誤ったのかもしれないけれど…。潮が引いた時に、タイドプールに取り残される魚は多いのだけど、干上がった岩の穴に取り残される魚は、そんなに多くないと思うな(笑)


| 海の生きもの | 18:30 | comments(4) | - | - | - |
がんばれ花丸雪


昨年末と先月、ともに28日の夜磯から、ウミウシ以外の生きものたち。けっこう目立っていたのが、小さなウミシダの子供たち。写真では見づらいけど、左の赤いのと、右に黒いのがいる。ほかにも白いのも見かけたし、特に先月は多かった。どちらも前日や前々日に海が荒れたので、波に流されてきたのかも?


   


そして、年末にはまだ見かけたホシキヌタ。でも先月には見かけなかった。温帯域の種類だし、深場に移動したのだろう。その代わりに見つけたのがハナマルユキ。しかし南方系の種類だけに、とりあえず岩に貼り付いてはいたものの、外套膜を広げる元気は既に失われている感じ。大抵、2月頃の磯にはフレッシュデッドなハナマルユキやキイロダカラ、ハナビラダカラの貝殻を見かける。この子も時間の問題かもしれないけど、今年はまだ水温が高めのはずだから頑張れ! ちなみにメダカラガイの皆さんは、あちこちで元気いっぱいな感じだったよ(笑)





昨年末は何匹も登場してくれたマダコ。季節を問わずレギュラーだけど、動きがあるし表情もあるし、ついつい撮ってしまう。今回もなかなかのポーズを決めてくれた。くるくる巻いた腕がおもしろいね。



| 海の生きもの | 18:30 | comments(6) | - | - | - |
プチ遠征報告…生きもの編
   

姉妹ブログ「hiroimono」で既に公開しているように、先週に千葉の銚子市および茨城の神栖市方面にプチ遠征してきた。こちらでは拾っていないものを紹介しよう。今回は生きもの編。最初の写真はガンギエイ(カスベ)類の卵囊。これは地元でもけっこう出るので拾わなかったけど、1個だけトラザメの卵囊があったので拾ってきた。





こちらは海酸漿(巻き貝の卵囊)。ちょっと細身だけどテングニシのグンバイホオズキが一番近いかな。中で孵化した幼体が抜け出た穴が空いていた。ちょっと悩んだけど持ち帰らず。まあ地元でも出会うしね。


   


沖ものも登場。いつぞや紹介したイボショウジンガニと同じように、まるで砂浜に打ち上げられたそのままのような姿で干涸らびていたオキナガレガニ。干涸らびてると、歩脚の縁にある毛がよくわかるね。遊泳脚を持たないオキナガレガニは、平たい歩脚とこの毛が泳ぐために重要な役割を果たしているんだ。


   


次は大物。やはり千葉に来ると出会う確率が上がる漂着ウミガメ。上がアカウミガメで、下がアオウミガメだ。どちらもサイズ的に若い個体だろう。カメフジツボは付いてなかった。漂着ウミガメはこのほかにもう1体あったけれど、ほぼ同じような状態だったので写真は撮らず。





そして海鳥。コアホウドリなどの大物はおらず、見かけたのはオオミズナギドリと思われるものばかり。場所が場所だけに変なミズナギドリがあってもおかしくはないけれど、ただでさえ識別は難しいのに砂に埋もれた死体ではどうにもならず。死体ばかり続いたので、最後は生きてるのを(笑) カモメ類、ミユビシギもいた中で、こちらはハマシギ冬羽かな。波打ち際ではなく、水路からの水が溜まったところにいたよ。


| 海の生きもの | 09:00 | comments(10) | - | - | - |
過酷な運命
   


8月末に出かけた久しぶりの南房総遠征。台風9号の影響(拾いものに対しての)は思ったほどではなかった。それでも多数のゴバンノアシのほか、モモタマナ数個、テリハボク、ククイノキ、ミフクラギ1個ずつ、シナアブラギリ多数といった漂着物が見られた。また今季は千葉も地元・神奈川もエボシガイ付着の軽石がとても多く漂着している。それにしても歩いた距離に、成果はまったく見合わない。天気は快晴で、写真に写すと気持ちのいい海岸も、歩けば炎熱の地獄でしかない…。



   

そんな中で見つけたもの。砂漠で行き倒れた遭難者のようなそれは、イボショウジンガニ。おそらく漂流物に付いてこの浜に辿り着き、海に戻ることもできずに力尽きたのだろう。ビーチコーマーや生物好きにとって、漂着する青いクラゲや青い貝、オキナガレガニやこのイボショウジンガニ、アオミノウミウシ、エボシガイなどは、とても嬉しい海からの贈り物。しかし、彼らにとっては、海岸への漂着は高確率で“死”に直結する。海の上を風任せ潮任せの生き様は気楽なようにも思えるけど、紙一重の差で過酷な運命が待ち受けているのだ。


| 海の生きもの | 19:50 | comments(4) | - | - | - |
過酷な試練




半月ほど前に、同じ逗子在住の写真家・長島敏春さんをお誘いして、三浦半島のアカテガニを見てきた。アカテガニは海岸近く、特に淡水が流れこむような場所にすむ半陸生のカニで、産卵を陸上でおこない、卵はメスが腹に抱えて保護し、夏場の大潮の頃に幼生を海に放つ。今回出かけた場所は、三浦半島でも貴重な干潟が残る場所で、アカテガニの生息数も多い。ただ生息地の一部が道路で海と分断されているため、放仔のために海に行くには道路を横断する必要がある。ほどほど田舎なので交通量はさほど多くないとは言え、まさに命懸けの過酷な試練を乗り越えなくてはいけないのだ。(写真は車のテールランプやヘッドライトに照らされるアカテガニ。)





そんな試練を経て海辺に辿り着いたメスガニは、道路からの段差を降り、水際まで辿り着くと放仔を始める。メスガニは激しく体を震わせ、腹部をパカパカと閉じ開きして、卵を海に放つ。それと同時に幼生が孵化するのだ。放仔を終えたメスガニは再び道路横断の試練に挑み、生息地である雑木林に帰っていく。アカテガニの放仔は、だいたい7月から9月の初めまでおこなわれる。暑い夏場の宵の口、こうした熱い生命の営みがおこなわれていることを、みんなももっと知ってほしいな。


| 海の生きもの | 10:30 | comments(12) | - | - | - |