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神奈川南部から発信…野山や海辺を歩いて、見たもの感じたもの
蜻蛉のような
   

この前の土曜日は、久しぶりにフィールドへ出かけました。時期的には“秋蘭”の季節。今年はずいぶんいろんな花を見逃しましたが、これだけは外せない! この日の狙いはカゲロウラン。漢字では蜻蛉(蜉蝣)蘭なので、この花の形が由来かな? 花はとても小さいのです。


   
   

自生地にはいくつかの株があるのですが、花が咲いていたのは半分くらいでした。それでも、花付きの良い、いい株があったので楽しめました。草丈はせいぜい10センチほど。全体の大きさも、花の大きさも、以前に載せたオオシマシュスランよりは大きいですが、ミヤマウズラよりは小さい感じですね(わかりにくい表現 笑)。


   

ここからはラン以外の花。なぜか山道の端にポツンと一輪だけ咲いていたツリガネニンジン…? 草丈も3〜4センチです。まるで海岸のハマシャジンのような感じでした。


   

イワギボウシはもう終わりのようでした。というか、この日歩いたルートでは昨年よりも花が少ない感じ? 花が見られたのは、山道から少し斜面を下ったところに咲いていた、この株だけでした。


   

イヌショウマの花が咲き出していました。繊細な印象の花が可愛らしいですし、薄暗い林の中でパッと明るい印象を与えてくれるので、けっこうお気に入りの花です。沢の流れを背景にパチリ。


   

ホトトギスの花も咲いています。ホント何度見ても、何度撮っても、おもしろい花ですね〜。ただ、ここの株は葉が虫食いなどで汚いのがちょっと残念(笑)


   

こちらはタニジャコウソウ。ちょっと盛りを過ぎて花が少なかったのと、この花は葉の下に隠れるように咲くので、撮るのがなかなか難しかったです。写真はローアングルから少し見上げるようにしてパチリ。




ツリフネソウは満開。何とも派手で、ホトトギスに負けないくらい個性的ですね。マルハナバチが何匹も飛び回って、一生懸命に花粉を集めていましたよ。この日はお目当ての花が1つ見られなかったり、その2日前の大雨の影響があったり(3カ所も小規模土砂崩れがありました)しましたが、それでもこれだけの花が見られれば、歩き回った甲斐があると言うものですね。



| 野の花・植物 | 20:40 | comments(4) | - | - | - |
繻子織りの蘭
   

先月末に、植物好き仲間のYACCHIさんに教えていただき、オオシマシュスランを見に行って来ました。このランは母種のハチジョウシュスランが、葉の中脈に白っぽい筋模様(斑紋)があるのに対し、その模様がないものとされています。もちろん初めて見る花。写真ではわかりませんが、草丈は10センチにも満たない、小さなランです。シュスランの名は、光沢のある葉を繻子織りに見立てたのでしょう。


   

花もとても小さいのですが、写真を拡大して見ると繊細な雰囲気があって、何とも可愛らしい感じです。しかし、これは自分では、とても見つけられそうもありません。ぜひ見てみたかった花の1つなので、YACCHIさんには本当に感謝です。さて、この日はもう1種類、別のランのところへも足を運びました。


   

そのランは、オオシマシュスランと同じシュスラン属のミヤマウズラです。このランもYACCHIさんに教えてもらった自生地があるのですが、それとは別に自力で見つけた場所です。現地に到着して確認すると、嬉しいことに1株だけ花茎が伸びて、つぼみをつけています。おそらく数日後には花が咲き始めるでしょう。この日は証拠写真を撮って、その場を後にしました。


   

用事があったり雨が降ったりして、ちょうど1週間後に再訪。ところが、あのミヤマウズラの花茎は折れていました。下側の花は咲いていましたが、折れた上の部分はおそらく枯れてしまうでしょう。この手の花ではよくあることで、つぼみがついても黒く萎んで枯れてしまうこともあります。自然のことなので仕方ないですね。花の写真が撮れたら満足して帰るつもりでしたが、とても中途半端なので、この日は歩いたことのないルートを歩いて帰ることにしました。そしたら…。


   
   

なんと、ちょうど花を咲かせたミヤマウズラを見つけてしまったのです! それも1株だけ。倒木の陰にあったので、一度は何かの実生かと思って通り過ぎました。でも、気になって引き返して確認したら、ミヤマウズラだったのです。しかし、よくもまあ倒木に潰されることなく、花を咲かせてくれましたね。林床に差し込む薄日に白い花が輝き、背景の日影から浮かび上がって、それはもう印象的でした。この花を見るのはひとつの目標だったので、とても嬉しかったです。しかしまあ、これらの花は自生地も限られ、もちろんまともなところを歩いても見つかりません。山から下りたときにはけっこう疲れていましたが、それもどこか心地よく感じたりもしました(笑)



| 野の花・植物 | 19:00 | comments(4) | - | - | - |
夏から秋
   

今年の夏は7月が後半が何かとバタバタしていて、8月になると天候不順。天気が良ければ暑いですしね…。そんな訳であまりフィールドには出られませんでした。クロムヨウランもすっかり見に行きそびれて、行けた時に見られたのはこれだけ。今年は株数も少なかったな〜。


   


その代わり、咲いたばかりの新鮮なキツネノカミソリに出会えましたよ。この時期にあまり出歩かないせいもあって、ちょっと久しぶり。やっぱり出かけて見るものですね。薄暗い林内で咲いているので、その橙色がとても印象的でした。


   

こちらは8月半ば過ぎ。先にお伝えしているクモ生虫草探索の時に見たタマアジサイです。タマアジサイは、他のアジサイ類と違って晩夏の頃が見頃です。苞に包まれたつぼみが丸いことから名前がありますが、咲いても苞片が花序にくっついていたりして、ちょっと残念な感じのところが微笑ましいです(笑)




盛夏から晩夏の頃には、林内はもうヤブランだらけになってきます。三浦半島の丘陵地では本当に多いですね。


   

林の中でひっそりと咲いていた白い花はノシラン。暖地の海岸近くの林に生える植物ですが、どうも公園とかの近くに多いので、植栽なのか自生なのか困ることが多いのですが、これは純粋な自生株でしょう。




季節は夏から秋へ。ハイキングコースの脇にサネカズラが垂れ下がっていました。秋の赤い果実がよく目立ちますが、実は花もとっても可愛らしいのです。薄黄色い花被片の縁は半透明で、蝋細工のような繊細さもあるんですよ。


   

今年はもう満開になっていたヤマホトトギス。昨年は今月半ばが満開で、いつもは10月頃まで咲いているので、こんなに早く満開になったのは、今年の涼しい夏の影響かも。さあ、これからは再び花の増える時期がやってきます。なるべくフィールドに足を運んで、できる限り多くの花を見届けたいですね。



| 野の花・植物 | 21:20 | comments(4) | - | - | - |
木曽駒の花


すっかり更新をサボっていましたが、木曽駒の花、最終回です。まず初めは、朝の稜線で撮ったキバナシャクナゲです。7月末ではほとんど終わりかけでしたが、残った花でも楽しめましたよ。




まさに盛りだったミネズオウ。ツツジの仲間ですが、他の高山性ツツジ類とは違って、花が上向き。まったく印象が異なります。




こちらはイワベンケイ。花序に黄色い小さな花を多数咲かせます。葉っぱは肉厚。乾燥など特に環境が厳しい岩場などに咲きます。








高山草原でお馴染みのチングルマ。早いものは、もう果実になっていました。ちなみに、後方に見える稜線を歩いてきましたよ。





高山植物の女王として人気の高いコマクサ。中岳と駒ヶ岳の鞍部にありましたよ。色がすごく濃いので驚きましたが、色の淡い株もありました。この場所もそうですが、この山域では高山植物植生の保護と回復のためロープが張られていますので、中には絶対に入っちゃダメ!




   

ガスに覆われた木曽駒ヶ岳の山頂で撮ったミヤマシオガマ。ほとんど終わりかけの中、良い株が残っていてくれました。




ピンク色味の強いコケモモの花。もっと白い花もあります。秋に赤い果実がなった様子も、きっと綺麗でしょうね。


   

岩場っぽいところに咲く黄色い花は、ミヤマダイコンソウ。ミヤマキンポウゲなどとは異なり、バラ科の花です。






   

   

そして大トリ。木曽駒ヶ岳と言えばこの花、ヒメウスユキソウ(別名コマウスユキソウ)ですね。エーデルワイスの仲間として知られていますが、国内に分布する仲間では一番小型だそうです。メインの登山道では目立ちませんでしたが、横道に逸れたらたくさん咲いていましたよ。今回、一番多くシャッターを押した花でした。でも、久しぶりに登った高山、これだけの花が楽しめたらハマってしまいそうですね〜。まぁハードなのは無理ですが、まずは古くてシームテープが全て剥がれた雨具を新調しないと。登山以外のフィールドでも必要ですからね(笑)。




| 野の花・植物 | 10:00 | comments(8) | - | - | - |
木曽駒の花
   

木曽駒ヶ岳で見た花、その2です。コイワカガミ。盛りは少し過ぎていた感じですが、数が多いので花のよい株もありました。


   

岩の上に貼り付くように生えていたイワヒゲ。岩の上の苔に着生したような感じでした。これでもツツジの仲間で、立派な低木です。




薄いピンクのアクセントが可愛いツガザクラ。これもツツジの仲間。




緑黄色のこちらはアオノツガザクラ。上のツガザクラの近縁種です。


   

これもツツジの仲間の小低木で、シラタマノキ。秋になると白い果実をつけるのが名前(白玉の木)の由来です。






   

これはヒメイワショウブ。花茎は10センチ前後まで伸びるものが多いようですが、今回見たのは全て3〜4センチでした。


   

ミツバオウレン。特徴である3枚の葉は写ってません(ダメですね)。


   

ユキノシタの仲間で、赤紫色の花を咲かせるクロクモソウ。地味なようでいて、独特の存在感があります。




岩場で咲いていた黄色いスミレ。これはクモマスミレでしょう。




こちらはあちこちの草地で咲いていたキバナノコマノツメ。クモマスミレと似ていますが、葉に毛があるなどの違いがあります。今回はちょうど盛りで、萎れた花がほとんどない、見事な咲きっぷりでした。黄色いスミレは普段見ることがないので、とても嬉しかったです。木曽駒ヶ岳で見た花、まだまだ続きますよ。



| 野の花・植物 | 10:20 | comments(6) | - | - | - |
木曽駒の花


先週出かけた木曽駒ヶ岳。超久しぶりの森林限界を超えての登山ということで、たくさんの高山植物に出会うことができました。写真も撮りまくってきたので、何回かに分けて紹介していきますね。数が多いのでコメント少なめで流していきます。


   


クロユリ(ミヤマクロユリ)。一部で群生していて見事な花が見られました。「黒百合」と言っても黒くはなく、黄金色のような花も…。


   

千畳敷カールにたくさん咲いていたシナノキンバイ。オレンジ色の花は大柄で、とても見応えがあります。


   

 千畳敷の岩稜を背景にミヤマキンポウゲ。あぁ、レンズに雨粒が…。


   

ハクサンイチゲ。千畳敷から稜線に登る急斜面に多く咲いていて、急登に堪らず足を止めた僕を癒してくれました。


   

雪が溶けたばかりの場所には、まだショウジョウバカマの花が咲いていました。ピンク色の花が多い中、これは紫色みが濃かったです。


   

雪渓のすぐ近くに咲いていたサンカヨウ。雨で葉は萎れ気味でも、花は活き活きとしていましたよ。


   

タカネグンナイフウロ。つぼみをつけた株がたくさんありましたが、咲いていたのはこの株のこの一輪だけでした。




 端正なツマトリソウ。花びらは7枚のものと8枚のものがあります。




 苔蒸した岩の上に咲いていたマイヅルソウ。小さくても印象的な花。



| 野の花・植物 | 20:50 | comments(6) | - | - | - |
木曽駒ヶ岳に行ってきました
   

先週半ば、植物写真家の鈴木庸夫さんと、そのお友達の写真家Nさんと一緒に、長野県の中央アルプス・木曽駒ヶ岳に行って来ました。自分自身としては相当に久しぶりの高山、しかもテント山行です。今回に関しては「あまりハードにせず、ゆったりと…」と言うことだったので、コース的に歩く時間も短く、なんとかなりました(筋肉痛になると思ったら、大丈夫でしたよ 笑)。しかし、初日の天候はガス(霧)と雨。数十メートル先はもう真っ白で、風景もなにも見えません。夜には強い雨も降り、雨粒がテントを激しく打ちました。どうなることやら…。




翌朝、近くの小屋のお客さんが騒ぐ声が聞こえます。「晴れてるじゃない〜!」…なに?晴れてる?? なんと天気予報では悪いとされていた2日目の朝、見事に青空が広がっています。結局、この日は途中、ガス(霧)が出て小雨が降ったりもしましたが、夕方までじっくり活動することができました。この日に撮ったものを中心に、次回から木曽駒ヶ岳周辺で見た高山植物を紹介していきます。




2日の夕方から再び雨が降り出し、朝方近くまで、テントへの浸水も懸念されるような激しい雨。遠くでは稲光や雷鳴もしていました。翌3日目・最終日の朝も、まわりはガスで真っ白。一瞬だけ雲が切れたほかは、下に降りるまでほぼ雨でした。初日よりはガスは腫れていましたが、有名観光地の千畳敷カールもこの有様。それでも、2日目に晴れてくれたおかげで、久しぶりのアルプス登山、しかも初めての中央アルプスを楽しむことができましたよ。


| 野の花・植物 | 10:50 | comments(6) | - | - | - |
夏蘭詣で
   

夏蘭詣でのその2はやや近場のポイントへ。いきなり最初はオマケ…春のランのエビネ果実から(笑) 今年の春は少々サボり気味でしたので、このエビネも今年は花を確認しませんでした。でも、しっかり実を結んでいたようで安心しました。


   
   
   

このポイントでの夏のランは、まずは昨年は見事に外してしまったコクラン。今年こそ…と思って出かけてみたら、なんと今年もほとんど終わり間近。またやっちゃった!と思いましたが、なんとか花の残った株があり、撮影することができました。コクランは花が小さくて、なかなか上手く撮れないのが悩みのタネ。何枚撮ってもピントが決まらず、捨てカット増産…。その言い訳ではないですが、コクランの花はアップで見るととてもおもしろい形をしていますよ。


   
   


そして、そして、このポイント一番の見物はこのナギラン。ここでは株数ならけっこうあるのですが、花芽をつけるのは毎年、数株のみ。今月頭につぼみをつけた株を確認して、6日後の先週土曜日が1枚目。もう1つの花が咲いたら撮り直そう…と思って本日出かけたら、もう最初の花は萎れていました(泣) この株の奥には、やはりつぼみを3つつけた株があります。ナギランは、花は同属のマヤランによく似ていますが、艶やかで端正な葉が独特の気品を醸し出していますね。


   

こちらは撮影していたのになぜかブログにアップしわすれた昨年の株。花が3つ揃ってくれて見事でした。さて、ナギランが咲けば、前述のマヤランも咲き出すはず。それにクロムヨウランも伸びてきてるかな…。夏蘭詣で、まだまだ続きそうです(笑)



| 野の花・植物 | 09:10 | comments(2) | - | - | - | 昨年の記事
夏蘭詣で
   

この時期になると、毎年欠かさず確認している花があります。それがこの森の妖精、ヒメノヤガラ。葉緑素を持たず、葉もほとんど退化し、共生する菌類から栄養をもらう菌従属栄養性のランです。花は長さ5ミリほどと小さいですが、よく見てみると、その色合いからまるで飴細工のような繊細な美しさを持っています。


   


撮影したときはまだつぼみのものが多かったですが、今年はわりと株数が出ていて楽しめました。梅雨に入っても、どちらかと言えば雨が少ない今年。菌が頼りの菌従属栄養性植物ですから生育状況をちょっと心配してましたが、杞憂に終わってホッとしました。


   
   

そして、こちらも7月頭に咲く代表的な菌従属栄養性のラン、タシロランです。まあ毎年のように載せているのでご存知だと思いますが(苦笑) でも、これも大好きなんです。パッと見、林の下に佇む幽霊みたいな感じなのですが、近づいて、あまり展開しない花を見ると、ガラス細工のような繊細な雰囲気を漂わせているんですよ。タシロランは近年殖えていて、都内の某神宮の森でもたくさん見ることができますよ。


| 野の花・植物 | 12:00 | comments(4) | - | - | - | 昨年の記事
梯子花見
   

先週末は、植物写真家の鈴木庸夫さんご夫妻とフィールドへ。梅雨入りしたにもかかわらず好天続きで、この日も良く晴れ暑い一日になりました。でも、雑木林の中に入るとホッとします。林床には白く清楚なオオバジャノヒゲ。梅雨時に咲くので、ついつい見逃しがちな花です。


   
   

目的の花は、昨年も紹介した菌従属栄養性のラン、ナヨテンマ。今年は春から雨が少なかったせいか、発生している株数が昨年より少なかったですが、しっかり見ることができました。昨年はもう花がほぼ終わっていたので、新鮮な花を撮影できました。しかし、この手の菌従属栄養性の植物や、寄生植物は本当におもしろいですね。


   

その後は昼食を食べてから一気に移動。花見の梯子です。場所は海辺の近く。砂浜にはまだハマボウフウの花が残っていました。


   


ここでの目的はやはり昨年に紹介しているハマカキラン。こちらも今年は生育状況が悪く、花が咲かないままつぼみが萎れてしまったような株もありました。花期的にもやや遅めで撮影できる株が限られてしまい、イマイチ納得できる写真が撮れなかったので、アップした写真はちょっと花に寄ったトリミングをしています(苦笑) 株によって花の色は紫色を帯びたものや、全体に緑色っぽいものなど、いろいろあるのも魅力ですね。6月も後半になって、そろそろ夏の植物が咲き始める季節になってきました。いろいろ見逃さないように、またできれば少し遠出もしたいところですが、どうなることやら(笑)



| 野の花・植物 | 11:00 | comments(4) | - | - | - | 昨年の記事