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海山日和

神奈川南部から発信…野山や海辺を歩いて、見たもの感じたもの
季節ごちゃごちゃ


日曜日はやっとお散歩。三浦の里山をぶらついてきた。今季一の寒波が襲来してはいたけれど、そもそも正月は上着がいらないくらい暖かかったし、季節感が変な感じ。里山の小道の脇にも、もう年が明けたというのに、真っ赤に染まった葉が枝に残っていたり…。


   


冬枯れのような、秋の名残のような、セイタカアワダチソウやススキの穂が、斜光線にキラキラしていたり…。


   

それでもやっぱり春は近づいているのか、アジサイの冬芽もほころびかけていたり…。今回のお目当てのスイセンは、例年に比べるとちょっと咲き具合が悪かったものの、それでもちゃんと見られたし…。ずっと神奈川南部の自然を見続けているけれど、この微妙な季節のごちゃごちゃ感は嫌いじゃないんだよね(笑)


   



| 野の花・植物 | 22:30 | comments(8) | - | - | - |
白いカンアオイ



更新が追いついていないのだけど、今回は月初め文化の日のフィールド探索から。先月、この記事で紹介したカンアオイ。今回も何気なく花を探していたら、なんと白い花に出会った。カンアオイは、前の記事で紹介したような、暗紫色の花色が一般的。もちろん色の薄いものもあるけど、ここまで白い花は初めて見た(まぁ、そんなに数を見ている訳ではないけど、ネット検索でもあまり出てこないよ)。




この緑色系は、比較的よく見かけるタイプ。




また別のところで……これも白い! こんなに白花タイプってあるものなのかな。このエリアに独特のものならおもしろいな。


   
   

山道には、もう終わりかけのツクシトリカブトやヤマハッカがちらほら。ツクシトリカブトは割と近所の、よく見ていた株が2〜3年前になくなって、ちょっとご無沙汰だ。ヤマハッカも、今季は終了間際でやっと納得のいくカットが撮れた(笑)


   


そして盛りを迎えていたのが、コウヤボウキ。花の少ないこの時期に、これだけ咲いていてくれるのは本当に嬉しい。花もカシワバハグマよりも繊細な感じで、可愛らしいよね。


   
   

そして、コウヤボウキとともに盛りを迎えつつあったのが、ツワブキ。海辺で咲くこの花もよいけれど、山の中でそこだけパッと光を集めたようなこの黄色い花は、とっても印象的。ラストは、まだまだ頑張っていたシロヨメナ。かなり花期の長い花だ。でも、今頃はきっとふわふわと果穂を出している頃かな〜。


| 野の花・植物 | 18:00 | comments(6) | - | - | - |
神無の花寄せ集め
   


身も蓋もないタイトルだけど、まさにそんな感じ。時間がなくて目的の花だけ確認したとか、他の目的で出かけたついでとか、主に先月下旬に撮影して紹介できていないものを集めてみた。とは言え内容は保証するよ! 最初の花はミツバベンケイソウ。神奈川では箱根周辺と三浦半島の一部にだけ分布する植物だ。全体の印象は、同じ仲間で園芸植物のベンケイソウやオオベンケイソウに似ているけど、花は野生種らしく大人しい色合いでなかなか素敵だね。


   
   

2番目の花はノコギリソウ。花の感じからもわかるようにキク科の植物で、ギザギザした葉をノコギリに見立てたのが名前の由来だ。最近は園芸植物のセイヨウノコギリソウが各地で野生化していて、神奈川県でも在来種のノコギリソウはすごく減ってしまっている。ノコギリソウが生える、昔から環境がほとんど変わらない草地というのが、今の時代ではあまり残っていないんだね。自分の住んでいる土地に本来はどんな花が咲いていたのか、みんなにもっと知ってもらいたいな。





3種類目はツルソバ。少し昔の図鑑では分布が伊豆半島、紀伊半島以南になっているけれど、今では少なくとも千葉や神奈川の海岸地域で普通に見られる。園芸植物のヒメツルソバは同じタデ科で雰囲気が似ているけど、外国産の別種だよ。4種類目はキヅタ。日当たりのよい場所ではもう花が咲き始めていた。花にぐっと寄って、絞りを開いて撮ってみたら、ちょっとおもしろい感じになったよ。


   
   

5種類目は、まだ記事にしていないキノコ探しの時に見つけた、ギンリョウソウモドキ(アキノギンリョウソウ)の果実。この植物は、名前の通りギンリョウソウによく似ていて秋に咲く花。2つの植物は同じツツジ科イチヤクソウ亜科の中でも属違い。ギンリョウソウの果実が液果なのに対して、このギンリョウソウモドキは櫺未如∪熟すると果実が割れて種子が落ちるよ。そして最後は同じ時に1株だけ咲いていたマヤラン。花があっちこっち向いていて良い写真ではないけど、今年はこの花にあまり出会えずにいて嬉しかったから載せておこう(笑)


| 野の花・植物 | 09:40 | comments(4) | - | - | - |
知らない道へ2
   

前回記事の続き。このエリアを歩いていてすごく目につくのがカンアオイ(カントウカンアオイ)。同じ種類なのに葉の模様が驚くほど多様で、なるほど観葉植物として人気があるのもよくわかる。そう言えばそろそろ花の時期かな…と思い、その葉の根元を探ると開花していた。


   


撮影するために整理しているが、実際には花は枯れ葉などに埋もれるように咲いている。なんとも不思議な姿の花で、中央の穴の中に雌しべや雄しべが収まっている。見た感じは小さなラフレシアみたいだね。花期が秋から冬にかけてで、花粉を運ぶ生きものはハエなどの飛翔昆虫とも、ヤスデなどの地表徘徊性の生きものとも言われているが、はっきりわからないようだ。ちなみに種子はアリによって散布される。


   


尾根から谷へと下り、また登り返して、知っている道に戻る。その道すがらにも花の姿が。上の写真はイヌコウジュ。2つ前の記事でも載せているけど、長い花穂がありこれが本来の姿だ。道沿いには“ひっつきむし”のコメナモミ。前に紹介したノブキに似ているけれど、腺毛があるのは花序を包む総苞片と、花序の外周にある果実の鱗片。生きものに果実をくっつけて運ばせる…というよりは茎についた花序全体をくっつけて、それが離れるの時の反動や衝撃で果実をばらまくのかな。





最後はこちらも再登場のホトトギス。今が盛りと咲いていて、長い茎にたくさんの花をつけていたのが見事だった。最後の写真は、こちらはもう果実になっていたヤマホトトギスの種子。小さくてペラペラに薄い感じだけど、この種子から育ってあんな花を咲かせるなんて、やっぱり植物はすごいね。


| 野の花・植物 | 13:00 | comments(8) | - | - | - |
知らない道へ1


先週末もまたまた三浦半島の山の中へ。今回はお友達のYACCHIさんに教えてもらった、まだ歩いたことのない道に足を踏み入れてみた。そこへ行く途中の植林地では、林床からクロヤツシロランと思われる果実がニョキニョキ。観察しやすそうな新産地発見だ。クロヤツシロランの種子はこんなにも小さくて痩せこけている。この種子に菌類が侵入してくると、種子はその菌糸を溶かして栄養分として発芽するらしい。


   
   

今回の目的の1つは、カゲロウランの産地確認。なんとかその場所に辿り着くと、果実を実らせた小さな株が何株も出ている。よく探してみると、なんとまだ花をつけている株があった。今シーズンは間に合わないと思ったけど、ラッキーだった。それにしても株も花も小さいし、薄暗い林床と背景の明部とのコントラストがきつくて、なかなか写真が決まらない。納得いく一枚を撮るのに、ずいぶん苦労してしまった。


   
   

山の中の道沿いにはちらほらとノコンギクが咲く。でも、盛りは少し前かな(今週末くらいは良いはず)。そして盛りを迎えていたのは、少し前の記事でも載せたカシワバハグマ。たくさん咲いていて何枚もシャッターを押してしまったけど、とりあえず今回はこの一枚を。


   
   

ふと気がつくとこの花、オケラも発見。そんなに多い花ではなく、まばらにポツポツと見かけるのだけど、今回は同じ場所で3株まとまって咲いていた。可愛らしい小さな株と、大きくて立派な株。カシワバハグマの花に少し似た雰囲気もあるけど、こちらは花冠の裂片が短めで、突き出た雌しべを包む葯筒の色も違う。そして何と言っても大きな特徴は、総苞を包む苞葉が魚の骨のようにトゲトゲしていること。この苞葉は果実期まで残るので、果実を守る役割があるのかもね。オケラは、けっこうお気に入りの花なので、嬉しい出会いだったよ。


| 野の花・植物 | 19:00 | comments(4) | - | - | - |
三浦の里山へ


人や車が多いであろう体育の日の連休は仕事をして、休み明けにぶらり三浦半島の里山を散歩してきた。里“山”と言っても、標高の低く開発の進んだ丘陵と、それに挟まれた野菜畑が広がるような場所。人の手が入った場所なので、道端にはコセンダングサのような帰化種があったり林縁には在来種が残っていたり、そのギャップが楽しかったりする。


   


今回の目的はこの花、コシオガマ。けっして珍しい花ではないけれど、市街地やその近郊では生育地の草地が減っているため、案外見られる場所は限られている。昨年はほとんど花の終わりギリギリだったので、今年はベストの時期を狙っていた。現地に着くと花はまさに盛り。今年は生えている株数も多く、花の付きもよいようだ。夢中になって写真を撮っていたら、後ろをノウサギが逃げていった(笑)


   
   

近くで咲いていたのはイヌコウジュ。普通のものより株も小さく花穂も短く、別の植物みたいだった。花は花冠の径が2ミリほどしかない、小さな花だ。そして、大きめの花序に白い花をたくさんつけているのは、フジバカマとされている花。ただ、生育環境が違うので逸出の可能性もあり、またフジバカマの典型的な特徴が出ていないので、個人的にはヒヨドリバナの変異株じゃないかと思ってもいる。


   
   

水路の近くにはミゾソバ。花の赤紫色が弱く、ほんのり桃色な感じ。こういうのもいいけど、白い花は写真に撮るのが大変なんだよね。そして薄い青紫色の野菊はカントウヨメナかな。この花も少し湿った場所でよく見られるよ。時間で言えば2時間弱程度の散歩。山の奥を歩き回るのもいいけど、こういうのんびりしたのもいいな〜。と言うか、本来はこっち派なんだけどね(笑)


| 野の花・植物 | 18:10 | comments(4) | - | - | - |
再び三浦の山奥に2
   

前回記事の続きです。林内に潜り、谷に降り、尾根に登り…と休む時間も惜しんで歩き回る。昼はコンビニのおにぎりを立ち食い。まぁ近場ということで油断して、出かけるのが遅いからいけないんだけどね。歩く山道沿いにはイヌショウマの白い花が咲き出していたよ。


   

足元を見ればキチジョウソウの花もあちこちで咲いている。群生している上に、常緑の長い葉があるから花が隠されて目立たない。でも、花には赤みがあってヤブランとはまた違った雰囲気だから、ぜひ足を止めて見てほしい花だね。いつもなら車を止めた場所まで同じ道を往復するのだけど、今日はぐるっと遠回りして帰ることに。


   


この後は道は平坦だけど、散々歩き回ったのでさすがに疲れた。それでも道端に咲く花が元気づけてくれる。ポツリポツリと咲いていたのはホトトギス。前に紹介したヤマホトトギスが丘陵から山のやや乾いた明るい林内に生えるのに対して、ホトトギスは平地寄りの水辺近くなどやや湿った場所に多く生える印象。さらに進むと道沿いにツリフネソウの群落。花をアップで撮ってみたけど、なんかちょっと恐い感じがするよね。SF映画やアニメで出てくる宇宙怪獣みたいな?(笑)



   

最後の締めくくりはタニジャコウソウ。それほど多くないというか割と少ない植物で、神奈川は大丈夫なようだけど、他の都府県によっては絶滅危惧種に指定されている。やや薄暗い林内にひっそりと咲いていて、佇まいなどは和風的。でも花をアップで見てみるとちょっと洋風な感じもする、和洋折衷の可愛らしい花だ。南にある三浦半島と言っても山の花の盛りは今月いっぱい。月末から来月は今度は海辺が花盛りになる。それも楽しみだな♪


| 野の花・植物 | 20:20 | comments(2) | - | - | - |
再び三浦の山奥へ1


10月に入っても天気がスッキリしません。まぁ降ったり止んだりの天気も、世間様の三連休も自分には関係なく、家に引き籠もってますけどね。そんな訳で、話題は先週末のフィールド探索から。9月の記事でも出したけれどカリガネソウ。その時はまだ咲き始めだったようで今が盛りと咲いてました。今週はもうちょっと遅いかな。


   
   

先週の目的の1つは、クロヤツシロラン。一昨年に見つけて昨年撮影した場所を訪れてみると…あれ? ひょろっとしたのが何本もニョキニョキ。もう果実ができてる! あたりをくまなく探して何とか咲いている株を3株ほど発見。写真の株は花付きの多いよい株だったけど、あとは小さくてやや貧弱なもので、ギリギリセーフだった。でも写真を見てみると、なんかもじゃもじゃゴミが絡まってる。これ現地では気がつかなかったんだよね。花も小さいし、色も腐葉土と同じなんで…。




9月の記事で花を紹介したノブキも、もうすっかり果実に。花序のうち、中央の両生花の部分は脱落して、残っているのは花序下部の雌花部分=果実だけ。地味な存在だけど、なんともおもしろい花だね。


   
   

日当たりのよい場所ではカシワバハグマが咲き始めていた。「ハグマ(白熊)」と名前があるけれど、この花キッコウハグマとは別のグループ(属)。花を見ると何となくわかるように、これはコウヤボウキと同じグループだ。今週から来週あたりはあちこちで花が見られるはず。そして最後はこちらは残り花のイワギボウシ。先月の記事で咲いていた場所はもう果実ができ始めていたけれど、その時にまだ咲いていなかった株がなんとか残っていた。こういう残り物は“福”だね。つづく。


| 野の花・植物 | 10:50 | comments(4) | - | - | - |
山海の“珍花”


この前の火曜日は、植物写真家の鈴木庸夫さんご夫婦をご案内して、三浦半島の丘陵や海岸を巡ってきた。写真は山道で見つけた、2メートル近くもあるアオダイショウの脱皮殻を撮影するお二人。


   


丘陵の方の一番の狙いはこのツルギキョウ。昨年は出かけるのが遅くなり、最後の一輪をギリギリ撮影した感じだったけど、今年はバッチリ。花も複数咲いていたし、若い果実もできていて見応えがあった。ツルギキョウは林縁に生えるキキョウ科の蔓植物。主に関東地方以西に分布するが個体数がとても少なく、絶滅危惧種にも指定されている稀少種だ。


   


午後からは海岸へ。海岸が本当に花盛りになるのは11月の初めだけど、探せばそれなりの見物がある。今年は海岸にノブドウがたくさん。すごく実付きがいいのだ。と思ったら、ちゃんと食べられるブドウ(エビヅル)も果実がいっぱいだった! こんなに実付きがいいのは初めて見るくらいすごかった。


   

そして一番の見物は、今年も咲いていてくれたソナレマツムシソウ。千葉と神奈川の海岸にわずかに生育するだけのこの花、海岸に生えるくせに塩分には弱く、潮を被ればすぐに枯れてしまう。それにまた花が綺麗なために盗掘の被害も受ける。三浦半島では観音崎自然博物館で人工増殖に取り組んでいるのだが、博物館の周辺に植えたものでさえ盗掘されるのだ。一番の敵が人間って最悪だよね。




充実した一日のフィナーレは素敵な夕焼け。そして、美味しい海の幸とお疲れ様の一杯だった(笑)


追記

ソナレマツムシソウは、山地で見られる同じような特徴を持つタイプとまとめて、マツムシソウの変種アシタカマツムシソウとする意見もあるようだ。ソナレは「磯馴(磯に馴れる=海岸適応の意)」、アシタカは「愛鷹(たぶん愛鷹山に由来)」だけど、個人的にはやっぱりソナレマツムシソウと呼びたいな。
| 野の花・植物 | 17:10 | comments(6) | - | - | - |
秋咲と黒
   


2つ前の記事でアキザキヤツシロランを見たと報告したが、それならいつもの場所でも咲いているかなと先週末に出かけてみた。すると昨年見つけた場所周辺で5〜6株出ているのを確認。ただ、雨の多い天気のせいか受粉できずに腐れていたり、花被片を何かに囓られたものが多かった。草丈はわずか4センチほどで、コンデジでも撮影に苦労する。でも好きなんだな〜この異形の植物たちが。


   

今回は偶然にも同じフィールドでクロヤツシロランも見つけた。この場所で本種の花を見るのは初めてだ。こちらは草丈2センチ。この花も昨年撮影した生育地をチェックしないと。このランの仲間は、葉緑素を持たず、光合成ではなく菌類との共生関係で栄養を得ている。このところはホント雨が多いけど、湿度が高いのは菌類にとっては良いはず。この天気、これらのランの開花に吉と出るのか凶と出るのか。


| 野の花・植物 | 20:30 | comments(4) | - | - | - |