SELECTED ENTRIES
RECENT COMMENTS
CATEGORIES
RECOMMEND
RECOMMEND
RECOMMEND
RECOMMEND
RECOMMEND
RECOMMEND
RECOMMEND
RECOMMEND
RECOMMEND
RECOMMEND
RECOMMEND
RECOMMEND
MOBILE
qrcode
LINKS
PROFILE
OTHERS
ARCHIVES

10
--
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
31
--
>>
<<
--

海山日和

神奈川南部から発信…野山や海辺を歩いて、見たもの感じたもの
梯子花見
   

先週末は、植物写真家の鈴木庸夫さんご夫妻とフィールドへ。梅雨入りしたにもかかわらず好天続きで、この日も良く晴れ暑い一日になりました。でも、雑木林の中に入るとホッとします。林床には白く清楚なオオバジャノヒゲ。梅雨時に咲くので、ついつい見逃しがちな花です。


   
   

目的の花は、昨年も紹介した菌従属栄養性のラン、ナヨテンマ。今年は春から雨が少なかったせいか、発生している株数が昨年より少なかったですが、しっかり見ることができました。昨年はもう花がほぼ終わっていたので、新鮮な花を撮影できました。しかし、この手の菌従属栄養性の植物や、寄生植物は本当におもしろいですね。


   

その後は昼食を食べてから一気に移動。花見の梯子です。場所は海辺の近く。砂浜にはまだハマボウフウの花が残っていました。


   


ここでの目的はやはり昨年に紹介しているハマカキラン。こちらも今年は生育状況が悪く、花が咲かないままつぼみが萎れてしまったような株もありました。花期的にもやや遅めで撮影できる株が限られてしまい、イマイチ納得できる写真が撮れなかったので、アップした写真はちょっと花に寄ったトリミングをしています(苦笑) 株によって花の色は紫色を帯びたものや、全体に緑色っぽいものなど、いろいろあるのも魅力ですね。6月も後半になって、そろそろ夏の植物が咲き始める季節になってきました。いろいろ見逃さないように、またできれば少し遠出もしたいところですが、どうなることやら(笑)



| 野の花・植物 | 11:00 | comments(4) | - | - | - |
連休の花報告…雑木林編
   

GW連休の最後の土日は実家へ帰り、地元のフィールドをチェック。雑木林の入り口に来ると、早速、ギンランが出迎えてくれました。昨シーズンはかなり低調な感じだったのに、今年は数は多くはないものの、花付きのよい株がいくつかあったので、一安心。


   
   

そして、これも昨年は全滅状態だったキンラン。今年は見事に咲いてくれました。ごく狭い雑木林、そこを貫く小道から見える範囲で十数株は確認できたので、こちらも一安心。やっぱりGW連休のころは、この黄色い花を見ないと落ち着かないんですよね。


   
   

この時期の花と言えば、これも。地元のフィールドでわずかに生き残っているエビネ。何か所かポツリポツリと残っていて、久しぶりに確認したこの場所には2株のみ。ほんのりピンク色に染まる花が、また可愛らしいですね。花弁や萼の色には変異があって、そこがまたこの花の魅力にもなっています。やや貧弱な株だけど、そこがまた健気な感じです。




最後はツクバネウツギ。ウツギと言ってもスイカズラ科の花で、今ちょうど盛りのマルバウツギとは別のグループ。名前のツクバネ(衝羽根)とは、萼片の形に由来します。花冠の内側に黄色い筋模様があって、これもまた可愛らしいのです。毎年、毎年、同じ花を撮っているけれど、今年も咲いてくれた〜と確認できるのが、やはり嬉しいのですよね。


| 野の花・植物 | 11:00 | comments(2) | - | - | - |
出遅れ散歩


3月ももう終わり間近になって、やっと野のフィールド散歩。まずはご近所。まだ咲いていてくれたウグイスカグラ。月初めに別の場所で開花を見ているけれど、花期は長めなのかな。日当たり具合の差だろうか。


   

そしてやっぱりシュンラン。ただ、日当たりのよい場所は、花のほとんどが虫食いなどで状態が悪く、日当たりの悪い場所はまだつぼみ。この写真の株が唯一、まあまあの状態。花が5つもついた健康な株だ。



   


場所を里山フィールドに移動。定番のタチツボスミレも満開。これでもかってくらい、花が開いてる(笑) 下の2枚はアカネスミレ。楽しみにしていたのに、もうちょっと遅いくらいで、花は萎れ気味だった。雨が少なかったせいもあるのかな。


   

   

道端や土手の小さな花たち。華奢なヒメウズに、意外と毛深いキュウリグサ、そして地面に貼り付くようなキランソウ。目立たないけれど、みんな一所懸命に咲いている。


   
   
   

こちらはピンクの花たち。普段、ほとんどカメラを向けないヒメオドリコソウ。毛ボサボサの山の妖怪みたい? 懐かしく感じるレンゲ(ゲンゲ)の花、そしてホトケノザはちょっとアップで。ピンクと言うよりマジェンダに近い色で、畑の畦を鮮やかに染めているね。


   


最後はぺんぺん草ことナズナの花。これも、あまりじっくり撮ることがない。なかなか絵にするのが難しい花だよね。そして定番中の定番タンポポ。ここはやっぱり在来のカントウタンポポで〆。ごくごく身近な場所でも、ちょっと歩くだけでたくさんの花に会える。これからはGW連休過ぎごろまで、本当に楽しい季節がやって来る。



| 野の花・植物 | 10:10 | comments(4) | - | - | - |
猫の目
   

土曜日は知人を案内して森戸川源流域へ。尾根から沢に降りて、森戸川林道、そのまま逗子駅まで…と、久しぶりによく歩いた。少しは運動不足解消になったかな。ここ数日、気温も上がって、麓ではもう春っぽさが漂っていたけれど、丘陵に毛が生えた程度とは言え、三浦半島の背骨たる山の中。まだ春の気配は薄めだった。それでも、渓流沿いにはムカゴネコノメソウの可愛い花がちらほらと咲いていて、目を楽しませてくれたよ。





もう1種類、渓流沿いで見かけるのが、同じネコノメソウの仲間でも、少し雰囲気の違うイワボタン。こちらは、つぼみは膨らんできていたものの、開花したものはなかった。この感じだと、3月半ばくらいが見頃かな。イワボタンの葉はけっこう特徴的。でも、ここのイワボタンは、上部の苞が黄緑色にならないものが多い感じ(写真上)。それに、ごく一部に全ての葉が赤褐色ぽい色をしたものがあった(写真下)。これってちょっと珍しいかも? 今回の森戸川源流、花は少なかったけど、やはりフィールドはいいね! これからの季節、海も山も、面白いことがたくさん。時間が足りなくて困っちゃうな〜。


| 野の花・植物 | 22:40 | comments(2) | - | - | - |
季節ごちゃごちゃ


日曜日はやっとお散歩。三浦の里山をぶらついてきた。今季一の寒波が襲来してはいたけれど、そもそも正月は上着がいらないくらい暖かかったし、季節感が変な感じ。里山の小道の脇にも、もう年が明けたというのに、真っ赤に染まった葉が枝に残っていたり…。


   


冬枯れのような、秋の名残のような、セイタカアワダチソウやススキの穂が、斜光線にキラキラしていたり…。


   

それでもやっぱり春は近づいているのか、アジサイの冬芽もほころびかけていたり…。今回のお目当てのスイセンは、例年に比べるとちょっと咲き具合が悪かったものの、それでもちゃんと見られたし…。ずっと神奈川南部の自然を見続けているけれど、この微妙な季節のごちゃごちゃ感は嫌いじゃないんだよね(笑)


   



| 野の花・植物 | 22:30 | comments(8) | - | - | - |
白いカンアオイ



更新が追いついていないのだけど、今回は月初め文化の日のフィールド探索から。先月、この記事で紹介したカンアオイ。今回も何気なく花を探していたら、なんと白い花に出会った。カンアオイは、前の記事で紹介したような、暗紫色の花色が一般的。もちろん色の薄いものもあるけど、ここまで白い花は初めて見た(まぁ、そんなに数を見ている訳ではないけど、ネット検索でもあまり出てこないよ)。




この緑色系は、比較的よく見かけるタイプ。




また別のところで……これも白い! こんなに白花タイプってあるものなのかな。このエリアに独特のものならおもしろいな。


   
   

山道には、もう終わりかけのツクシトリカブトやヤマハッカがちらほら。ツクシトリカブトは割と近所の、よく見ていた株が2〜3年前になくなって、ちょっとご無沙汰だ。ヤマハッカも、今季は終了間際でやっと納得のいくカットが撮れた(笑)


   


そして盛りを迎えていたのが、コウヤボウキ。花の少ないこの時期に、これだけ咲いていてくれるのは本当に嬉しい。花もカシワバハグマよりも繊細な感じで、可愛らしいよね。


   
   

そして、コウヤボウキとともに盛りを迎えつつあったのが、ツワブキ。海辺で咲くこの花もよいけれど、山の中でそこだけパッと光を集めたようなこの黄色い花は、とっても印象的。ラストは、まだまだ頑張っていたシロヨメナ。かなり花期の長い花だ。でも、今頃はきっとふわふわと果穂を出している頃かな〜。


| 野の花・植物 | 18:00 | comments(6) | - | - | - |
神無の花寄せ集め
   


身も蓋もないタイトルだけど、まさにそんな感じ。時間がなくて目的の花だけ確認したとか、他の目的で出かけたついでとか、主に先月下旬に撮影して紹介できていないものを集めてみた。とは言え内容は保証するよ! 最初の花はミツバベンケイソウ。神奈川では箱根周辺と三浦半島の一部にだけ分布する植物だ。全体の印象は、同じ仲間で園芸植物のベンケイソウやオオベンケイソウに似ているけど、花は野生種らしく大人しい色合いでなかなか素敵だね。


   
   

2番目の花はノコギリソウ。花の感じからもわかるようにキク科の植物で、ギザギザした葉をノコギリに見立てたのが名前の由来だ。最近は園芸植物のセイヨウノコギリソウが各地で野生化していて、神奈川県でも在来種のノコギリソウはすごく減ってしまっている。ノコギリソウが生える、昔から環境がほとんど変わらない草地というのが、今の時代ではあまり残っていないんだね。自分の住んでいる土地に本来はどんな花が咲いていたのか、みんなにもっと知ってもらいたいな。





3種類目はツルソバ。少し昔の図鑑では分布が伊豆半島、紀伊半島以南になっているけれど、今では少なくとも千葉や神奈川の海岸地域で普通に見られる。園芸植物のヒメツルソバは同じタデ科で雰囲気が似ているけど、外国産の別種だよ。4種類目はキヅタ。日当たりのよい場所ではもう花が咲き始めていた。花にぐっと寄って、絞りを開いて撮ってみたら、ちょっとおもしろい感じになったよ。


   
   

5種類目は、まだ記事にしていないキノコ探しの時に見つけた、ギンリョウソウモドキ(アキノギンリョウソウ)の果実。この植物は、名前の通りギンリョウソウによく似ていて秋に咲く花。2つの植物は同じツツジ科イチヤクソウ亜科の中でも属違い。ギンリョウソウの果実が液果なのに対して、このギンリョウソウモドキは櫺未如∪熟すると果実が割れて種子が落ちるよ。そして最後は同じ時に1株だけ咲いていたマヤラン。花があっちこっち向いていて良い写真ではないけど、今年はこの花にあまり出会えずにいて嬉しかったから載せておこう(笑)


| 野の花・植物 | 09:40 | comments(4) | - | - | - |
知らない道へ2
   

前回記事の続き。このエリアを歩いていてすごく目につくのがカンアオイ(カントウカンアオイ)。同じ種類なのに葉の模様が驚くほど多様で、なるほど観葉植物として人気があるのもよくわかる。そう言えばそろそろ花の時期かな…と思い、その葉の根元を探ると開花していた。


   


撮影するために整理しているが、実際には花は枯れ葉などに埋もれるように咲いている。なんとも不思議な姿の花で、中央の穴の中に雌しべや雄しべが収まっている。見た感じは小さなラフレシアみたいだね。花期が秋から冬にかけてで、花粉を運ぶ生きものはハエなどの飛翔昆虫とも、ヤスデなどの地表徘徊性の生きものとも言われているが、はっきりわからないようだ。ちなみに種子はアリによって散布される。


   


尾根から谷へと下り、また登り返して、知っている道に戻る。その道すがらにも花の姿が。上の写真はイヌコウジュ。2つ前の記事でも載せているけど、長い花穂がありこれが本来の姿だ。道沿いには“ひっつきむし”のコメナモミ。前に紹介したノブキに似ているけれど、腺毛があるのは花序を包む総苞片と、花序の外周にある果実の鱗片。生きものに果実をくっつけて運ばせる…というよりは茎についた花序全体をくっつけて、それが離れるの時の反動や衝撃で果実をばらまくのかな。





最後はこちらも再登場のホトトギス。今が盛りと咲いていて、長い茎にたくさんの花をつけていたのが見事だった。最後の写真は、こちらはもう果実になっていたヤマホトトギスの種子。小さくてペラペラに薄い感じだけど、この種子から育ってあんな花を咲かせるなんて、やっぱり植物はすごいね。


| 野の花・植物 | 13:00 | comments(8) | - | - | - |
知らない道へ1


先週末もまたまた三浦半島の山の中へ。今回はお友達のYACCHIさんに教えてもらった、まだ歩いたことのない道に足を踏み入れてみた。そこへ行く途中の植林地では、林床からクロヤツシロランと思われる果実がニョキニョキ。観察しやすそうな新産地発見だ。クロヤツシロランの種子はこんなにも小さくて痩せこけている。この種子に菌類が侵入してくると、種子はその菌糸を溶かして栄養分として発芽するらしい。


   
   

今回の目的の1つは、カゲロウランの産地確認。なんとかその場所に辿り着くと、果実を実らせた小さな株が何株も出ている。よく探してみると、なんとまだ花をつけている株があった。今シーズンは間に合わないと思ったけど、ラッキーだった。それにしても株も花も小さいし、薄暗い林床と背景の明部とのコントラストがきつくて、なかなか写真が決まらない。納得いく一枚を撮るのに、ずいぶん苦労してしまった。


   
   

山の中の道沿いにはちらほらとノコンギクが咲く。でも、盛りは少し前かな(今週末くらいは良いはず)。そして盛りを迎えていたのは、少し前の記事でも載せたカシワバハグマ。たくさん咲いていて何枚もシャッターを押してしまったけど、とりあえず今回はこの一枚を。


   
   

ふと気がつくとこの花、オケラも発見。そんなに多い花ではなく、まばらにポツポツと見かけるのだけど、今回は同じ場所で3株まとまって咲いていた。可愛らしい小さな株と、大きくて立派な株。カシワバハグマの花に少し似た雰囲気もあるけど、こちらは花冠の裂片が短めで、突き出た雌しべを包む葯筒の色も違う。そして何と言っても大きな特徴は、総苞を包む苞葉が魚の骨のようにトゲトゲしていること。この苞葉は果実期まで残るので、果実を守る役割があるのかもね。オケラは、けっこうお気に入りの花なので、嬉しい出会いだったよ。


| 野の花・植物 | 19:00 | comments(4) | - | - | - |
三浦の里山へ


人や車が多いであろう体育の日の連休は仕事をして、休み明けにぶらり三浦半島の里山を散歩してきた。里“山”と言っても、標高の低く開発の進んだ丘陵と、それに挟まれた野菜畑が広がるような場所。人の手が入った場所なので、道端にはコセンダングサのような帰化種があったり林縁には在来種が残っていたり、そのギャップが楽しかったりする。


   


今回の目的はこの花、コシオガマ。けっして珍しい花ではないけれど、市街地やその近郊では生育地の草地が減っているため、案外見られる場所は限られている。昨年はほとんど花の終わりギリギリだったので、今年はベストの時期を狙っていた。現地に着くと花はまさに盛り。今年は生えている株数も多く、花の付きもよいようだ。夢中になって写真を撮っていたら、後ろをノウサギが逃げていった(笑)


   
   

近くで咲いていたのはイヌコウジュ。普通のものより株も小さく花穂も短く、別の植物みたいだった。花は花冠の径が2ミリほどしかない、小さな花だ。そして、大きめの花序に白い花をたくさんつけているのは、フジバカマとされている花。ただ、生育環境が違うので逸出の可能性もあり、またフジバカマの典型的な特徴が出ていないので、個人的にはヒヨドリバナの変異株じゃないかと思ってもいる。


   
   

水路の近くにはミゾソバ。花の赤紫色が弱く、ほんのり桃色な感じ。こういうのもいいけど、白い花は写真に撮るのが大変なんだよね。そして薄い青紫色の野菊はカントウヨメナかな。この花も少し湿った場所でよく見られるよ。時間で言えば2時間弱程度の散歩。山の奥を歩き回るのもいいけど、こういうのんびりしたのもいいな〜。と言うか、本来はこっち派なんだけどね(笑)


| 野の花・植物 | 18:10 | comments(4) | - | - | - |