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神奈川南部から発信…野山や海辺を歩いて、見たもの感じたもの
当たり年
   

やっと時間が取れたので、金曜日は三浦半島の海岸へ。知り合いの方からとある情報をもらっていたので、それを確かめに行ってきました。海岸の花は、今はちょっと端境期。ハマボッスもほとんど果実になりつつあり、わずかに咲き残っていたのを探して撮りました。


   

情報をもらっていたのは、この花、ハマナデシコ。自分も大好きな花のひとつです。神奈川ではそれなりに見られますが、海岸の岩場などに生えることが多く、数株まとまったものがポツポツ生える感じで、あまり大きな群落をつくる印象はありませんでした。



   


それが……絶句。そこには、まるで公園の花壇のような、ものすごい群落がありました。この場所、過去にも何度もきている場所ですが、こんなのは初めて見ます。何かさまざまな要因が良い方に向いたんでしょうね。おそらく10年に1回くらいの当たり年なのではないでしょうか。興奮して、かなりの枚数、シャッターを切ってしまいました。だからと言って、ちゃんと良い写真が撮れていたかは別問題なんですが、その場にいた時は、なんかもう、とっても幸せな気分でしたよ(笑)




三浦半島では、ヤマユリが6月半ばには咲き出します。もう遅いかな…と思っていましたが、少し気温の下がった日があったせいか、まだ何輪か咲き残っていてくれました。大輪の見事な花です。堂々としているようで、可憐。王族か貴族の姫様という佇まいですね。





6月と言えば紫陽花の季節。鎌倉の明月院は毎日、大混雑のようですが、野草好きなら野で見るガクアジサイが一番ですね。三浦半島では、海岸沿いにも自生株が見られます。装飾花は少ないですが、これはこれでいい感じです。よく見ると、装飾花のひとつにハナグモの仲間?が隠れていました。 今日は夏至。この後は日が短くなり始めて、1年も折り返しな感じですね。7月になれば海岸ではスカシユリやハマオモトが咲き出します。もうすぐ夏がやってきます。



| 海辺の花・植物 | 12:20 | comments(6) | - | - | - |
カエルけろけろ


先週末、梅雨の合間を縫って、三浦半島のとある田んぼにカエルを見に行ってきました。田んぼ、久しぶりです。






三浦半島で確認しているカエルは、アマガエル、シュレーゲルアオガエル、ヤマアカガエル、ウシガエルの4種。ヒキガエルもいると思うけど、まだ見たことがありません。この時期に田んぼで見られるのはアマガエルとシュレーゲルアオガエルの2種です。とは言っても、比率的には9:1くらいでアマガエルが圧倒。その分、アマガエルのバリエーションは豊富で楽しめます。


   


のどを大きく膨らませて鳴くアマガエル。体は小さいのに、その声はかなり響きます。1匹が鳴き出すと、ほかの個体も鳴き出して共鳴していきます。





シュレーゲルアオガエルは、声はすれど姿が見えず…という感じで、やっと1匹だけ。しかも、アマガエルに圧倒されて、鳴くのも控えめという感じでした。アマガエルとはグループが違うので、よく見ると顔つきもかなり違います。アマガエルが丸顔(たぬき顔)、シュレーゲルが細顔(きつね顔)という感じでしょうかね。田んぼにはもうすでにオタマジャクシの姿も見られます。田んぼの周りには、ちらちらとヘイケボタルが舞っています。これだけの環境が残っているのは素晴らしいことですが、数年前には見かけたアカハライモリは今回は姿が見えませんでした。同じように見えても少しずつ環境は変わっているのかもしれませんね。



| 野山の生きもの | 21:20 | comments(4) | - | - | - |
波打ち際の熱き迸り


今週の水曜日、知り合いの写真家さんのお誘いに乗って、三浦半島の某所でクサフグの産卵を見てきました。場所は敢えて記載しませんが、昔から産卵場所としてよく知られた場所です。初夏から夏にかけては多くの海水魚にとって繁殖期であり、クサフグも満月や新月後の満潮前に、海岸の波打ち際で集団産卵をおこなうのです。




時間は午後4時を回ったくらい。現地に到着すると、波打ち際がゆらゆらとさざ波を立てています。波打ち際にクサフグのオスが集まってきているのです。オスの気分はもう十分に盛り上がっている様子(写真で波打ち際に見える細長いシルエットがオスです)。多数のオスは、波打ち際に集まって、卵を抱えたメスが来るのを待っているのです。





しばらく待っていると、いきなり産卵が始まりました。1匹または少数のメスが産卵(放卵)を始めると、そこに多数のオスが殺到して放精をおこなうのです。オスは自分の子孫を残そうと必死! 大きな波しぶきがあがり、写真をよく見ると海岸の砂利まで宙に舞っています。






。波打ち際は白く濁り、クサフグたちの中には勢い余って浜辺に乗り上げてしまうものが何匹もいました。1回の産卵行動はわずか1〜2分。こうした産卵行動が、2時間くらいの間に何度か繰り返されます。ちなみに、この時に受精した卵は波打ち際の湿った砂の中で発生が進み、1週間ほどで孵化しますよ。


   

この海岸は海水浴場としても知られていて、この日も平日ながら何人かのバーベキュー客や釣り人が来ていました。産卵するクサフグの数は昔に比べて減っているようですが、海水浴場の一角でこんな生きもののドラマが繰り広げられているなんて、ちょっと素敵だと思いませんか。波打ち際での熱き迸りを十分に堪能できたので、日没間近のオレンジ色の夕日を背に海岸を後にしました。


   


| 海の生きもの・魚 | 21:40 | comments(2) | - | - | - |
流れ藻の住人たち


前回の続きです。流れ藻やエボシもんの打ち上げとなれば、この子たちもやってきます。そう、オキナガレガニ。まあ定番といえば定番で、寄りものがあれば1匹くらいは必ず見られ、それほど珍しいものでもないのですが、やっぱり見られると嬉しい生きものです。


   



今回は大小合わせて14個体を確認しました。おそらくもう少し多くいたのではと思います。これだけ一度に見たのは数年ぶりかな。背甲のバリエーションも豊富でしたが、大きな白斑タイプはいませんでした。白色系の個体は1個体で、全般に色が濃いめのものが多かったです。




そして、海鳥に食べられて残骸になったものも…。過酷な運命です。





波打ち際近くを歩いていると、ちょこちょこ動くものがいます。オキナガレガニの小さいの?と思ったのですが、よく見るとシルエットが違います。これはカニ類のメガロパ幼生ですね。大きさは全長で1センチないくらい。メガロパとしてはかなり巨大です。大型のメガロパになることが知られているのは、磯でよく見かけるショウジンガニです。しかし、ショウジンガニのメガロパは海底とかにいたような…。調べてみると、オキナガレガニと同様に漂流生活を送ることが多いイボショウジンガニのメガロパが、ショウジンガニ同様に大型になるようです。




このメガロパ、半透明の黄土色のものが多かったのですが、中には青い斑点があるもの、黒っぽいもの、そしてメタリックな光沢のあるものなど、さまざまでした。大きさに大差はないし、(他に大型メガロパになる種類がいないので)種類が違うとも考えにくいです。これは、居着いていた環境で退職変化していたのでしょう。漂着していた流れ藻も、黄土色っぽいものが多かったです(ホンダワラ類の種類は未確認です)。



   

そしてそして、今回一番の当たりがこれ。流れ藻が漂着すれば見られるチャンスがあるとは思っていましたが、打ち上げでは初めてのハナオコゼ。流れ藻で生活するカエルアンコウの仲間です。まだ、生活史が解明されていない、謎の魚でもあります。しかもこれ、打ち上がってから間もない生きた個体でした。保護する手立てがなかったので、とりあえず波が直接当たらない場所へ移動。ただ、打ち上がってから藻搔いたせいか、浮き袋に空気が入ってしまったため、お腹が浮き上がって姿勢が保てません。運が強ければ海に帰れたかもしれませんが、果たしてどうなったでしょうね。それにしても、全長12〜13センチほどの立派な成魚でした。今回は、時期的にまだ青物は少ない寄りものでしたが、かなり楽しめました。次の大風も期待しちゃいますね。



拾ったものはこちら
| 海の生きもの | 21:10 | comments(2) | - | - | - |
寄りもの来たれり
   

今週月曜日の夜中から火曜日にかけて強い南風が吹きました。早速、鎌倉の海岸に出かけてみると、今季初の寄りものがいろいろと運ばれて来ていましたよ。青物はカツオノエボシが10数個体。浮き袋径1センチほどのものが多かったですが、1個体だけ浮き袋が10センチ近い大物(写真)もありましたよ。カツオノカンムリは1個体、ギンカクラゲはまったく見ませんでした。




エボシもんはそう多くありませんでした。しかも、小さい個体が密に付着するようなものが多く、大きな個体がついたものは少なかったです。




この時期定番のハシボソミズナギドリは、材木座海岸だけで9個体。千葉同様、こちらも平年並みという感じです。ほかにオオミズナギドリが1個体打ち上がっていました。





漁業用の平籠の中にいたのはオヤビッチャ。全長5〜6センチの幼魚です。オヤビッチャの幼魚は漂流物や流れ藻につくことがあり、この個体は伏せた平籠の中側にいて、そのまま打ち上がってしまったのでしょう。鎌倉の海岸は遠浅なので、岸に近づいたらもう脱出不可です。


   

そして、こちらも定番になりつつあるアカミミガメ。特に大雨が降った後などに見かけることが多くなりました。今回は地元ではまだ雨が降っていなかったので、別の地域から漂流物といっしょに流れて来たのかもしれません。比較的、新鮮だったので、偶然、滑川から流れ出た可能性もあります。さて、今回の寄りものは、全体的に見るとホンダワラ類の流れ藻がかなり多かったようです。青物が来る時の感じとは少し違う印象でした。その分、ほかの生きものが見られましたよ。それは次の更新で紹介します。



| 海の生きもの | 19:30 | comments(2) | - | - | - |