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神奈川南部から発信…野山や海辺を歩いて、見たもの感じたもの
耐え凌いだ花たち
   

海岸台地から下に降りて、磯を歩いて別のポイントへ移動します。今回、特に気になっていたのは、9月、10月に到来した2つの台風の影響です。海岸を歩いてみると東南の風を正面から受けた海岸を中心に、もっとも海に近い部分は植生が壊滅的な被害を受けていました。ツワブキは、どちらかと言えば海岸側よりも陸側に多く、特に岩の陰になったような北向きの場所に多いので、けっこう健在でした。





イソギクはちょうど7分咲きくらいの感じでしたが、残っているのは崖の上など高い場所がほとんど。写真のものは植生の最前線あたりに位置していましたが、健在だったのは風避け波避けの離れ小島と岩場で守られたおかげです。


   


再び海岸台地に上がります。先の記事で書いた通り、目指した場所のセンブリは全滅していました。でも、リンドウは健在でした。写真は2枚とも同じ株ですが、他にも何株か開花しているものが見られたので一安心。海からの強い風を避けるように、藪の中に隠れるように咲いていましたよ。黄色い花の目立つ中で、この濃い青紫色は貴重です。


   

前回は蕾しか見られなかったタマムラサキも、あちこちで開花しています。海を背景に写真を撮りたかったのですが、そのような場所では開花株がほとんど見られませんでした。これも台風の影響でしょうかね。風の強さはもちろんですし、風に巻き上げられて飛んでくる海水飛沫も相当な量でしょう。いくら海岸の植物でも、過剰な塩分に耐えられなくなる種類もあると思います。こういうのは来年以降に影響が出たりするのでしょうか。気になります。


   

最後はキヅタ。これは海岸の植物と言うよりも、海岸からの帰りがけに撮ったものです。日当たりの良い場所で、ちょうど花の盛りでした。地味な花ですが、造形がおもしろいので、ついつい撮ってしまいます。花にはアシナガバチやハナアブ、ハエのような昆虫が盛んに集まっていましたよ。花も虫たちも、冬を迎える前の最後の大仕事をしている…という感じでした。



| 海辺の花・植物 | 21:10 | comments(2) | - | - | - |
今年の咲き具合は?
   

前回の海岸植物チェックから約2週間。そろそろ頃合いだと見当をつけて、出かけてきました。前回も紹介したソナレマツムシソウ(アシタカマツムシソウ)もまだ見られました。一本、また一本と花茎を伸ばして、順々に花を咲かせるので、意外と花期は長いようです。そういえば、先月半ばに訪れた調子の犬吠埼でも咲いていましたし、9月には観音崎自然博物館でも花が見られました。でも、三浦半島の自生個体の開花期は、だいたい10月末から11月半ばまででしょうね。


   
   

前回はまだまだ蕾が小さく固かったセンブリも、開花していました。いつ見ても清楚で可愛らしい花です。しかし、今年はここ数年で一番、株が少ない状態です。把握している3カ所の自生地のうち2カ所は、今年はまったく見られず全滅です。1カ所はここ数年来の盗掘圧が影響していることは間違いありません。あとは気候の影響、特に今年は台風の影響は少なからずあったのではないでしょうか。県南部では貴重な自生地が、いつまでも存続してほしいと切に願います。


   


ハマシャジンと呼んで良いのか…、ツリガネニンジンとの中間的タイプだと思います。普通のツリガネニンジンに比べると小型ですね。青紫色で釣鐘形の花は、茎の途中に数個ずつ、段々に咲きます。


   

最近はめっきり減ってきたハマアキノキリンソウ。野山に咲くアキノキリンソウに比べると、本当に小さいです。この花も、先に紹介した花たちも、皆、草原の花たちです。笹薮やススキなどが茂ってくると、なかなか生育することができません。昔はススキなどは茅葺き屋根用に刈り取られたりしていたんでしょうから、草原の花も多く見られたことでしょう。雑木林の植物などでも同じことが言えますが、草木の生育が意外と人の生活と関係あったりするのがおもしろいところですね。
次回に続きます。



| 海辺の花・植物 | 17:30 | comments(2) | - | - | - |
悲しき鴎


秋になってユリカモメやオオセグロカモメがやってきて、海岸が賑やかになってきました。そんな中、浜辺に佇む1羽のオオセグロカモメを発見。近くに魚の死骸があるので、それを気にしているようです。コンデジのシャッターを高速連写モードにして、飛び立つ瞬間を押さえようとジリジリと近づきます。あれ、なんか変です。いつもなら、これくらい近づけば飛んで逃げるか、歩いて遠ざかるという距離になっても動きません。かと言って、獲物に執着している風にも見えないのです。




改めてよく見てみると、なんとオオセグロカモメの左脚にルアーとテグスのようなものが絡まっています。察するに、魚を食べたいのはもちろんですが、あまり動きたくなかったのかも。どうしよう…と思っても、何もできません。そうこうしているうちに、件のオオセグロカモメは飛び去っていきました。現状は、不便ではあるものの、なんとか生活できているようです。でも、テグスがきつく締まって脚が壊死するようなことになれば、生命に関わるでしょう。人のおこないは、自然界の生きものたちに常に大きな影響を与えています。自分自身の、そして他の人のおこないを、もう一度、見つめ直す必要があるかもしれませんね。



| 野鳥 | 10:00 | comments(2) | - | - | - |
10月の天空写真館


10月は外出が多かったこともあって、空に関わる写真を撮る機会がありました。第3週は外房方面から銚子へ。一応、仕事絡みなんですが、経費節約のため車中泊(笑) 16日の夜は犬吠埼で夜明かしです。犬吠埼燈台の灯り、月明かりで光る波、昇るオリオン座…。絶好のシチュエーションですが、三脚を車に積んでいなかったので、フェンスにカメラを押しつけながら5秒。一番、手振れがマシだった一枚です。


   
   


その後、曇ってきたので安心して寝込んでいたら、翌17日の朝はまさかの晴れ間。夜明け前の朝焼けは見逃しましたが、なんとか日の出には間に合いました。水平線近くに雲があったものの、その隙間から太陽が顔を覗かせてくれましたよ。5月にも似たような写真をアップしてますが、言い訳を言わせてもらえれば撮影場所が限定されるという理由もあるんです。でも、やっぱり撮っちゃうんですよね。日の出後も、北東の低い空が焼けてくれました。




日が昇って、写真は朝8時過ぎ。雲の切れ間から日が注ぎ、海面が輝いていました。明瞭ではなかったですが、光芒も見えましたよ。




日付は変わって10月20日。巻積雲に発達しそうな雲が出ています。写真画面中央を横切るのは飛行機雲。飛行機雲がこうして発達するときは、上空に水蒸気がたくさんある証拠。天気が下り坂の時などによく見られます。巻積雲が広がる空、でもその上空には巻雲がありました。


   


こんな時はチャンスなんです。空を気にしていたら…やっぱり出ました。環天頂アークです。写真画面の右側などにある、もわもわっとしたのが巻積雲、画面を縦に流れる薄いベール状の雲が巻雲で、環天頂アークは巻雲に映っています。ベランダに出て気がついて、カメラを取りに戻って、シャッターを数枚押したら消えてしまいました。見られた時間は1〜2分くらいかもしれませんが、明るく鮮やかで、良かったです。



   

10月22日。夕方の海岸です。休日ですが、日没前では人もまばらです。天気が少し回復傾向で、おもしろい空が見られるかなと思ったのですが、日没ごろにはまた雲が優勢で、夕焼けにもならず。わずかに開いた雲の穴から、赤い遠くの雲が見えていました。手前に海から上がるサーファーさんが入るのを待って、パチリ。




10月28日。海岸の植物チェックに出かけたついでに撮った一枚。




10月30日。この日は仕事がらみで、千葉の館山市立博物館などへ。夕方前に、魚の骨か櫛の歯のような雲が出ていました。






同じ日の夕陽(岩井海岸)、夕焼け(金谷港)、残照と二日月(東京湾フェリー)。豪快に焼けたわけではなかったけど、なかなか良い雰囲気でした。さて、10月は何かと写真を撮りましたが、これが続くかはまた微妙なところ。せめて何か素敵な大気光象でも見られると良いんですけどね。



| 空・雲・気象 | 22:20 | comments(2) | - | - | - |
海岸植物の確認へ


今年の秋は、台風を言い訳にして野山の植物観察をすっかりサボってしまいました。せめて海岸の花くらいは…と思って先月末に確認に行ってきましたよ。花の状況はもちろんですが、台風被害も気になりましたので。一部の海岸は、9月の台風15号の後に歩いていましたが、海岸植生の先端部、つまり海に一番近いあたりは、高波で壊滅的な被害を受けているところもありました。漂着ゴミに埋め尽くされたような場所や、表土が崩れたり流出した場所も…。植物の種類によっては、塩害も気になるところです。そんな中、普段と変わりない様子で咲いていたワダン。盛りは過ぎていましたが、なかなかしぶといですね。


   

ノコンギクは、とある一角では写真のように咲き乱れていましたが、全般的に例年より少ない印象。また、いつもは見かけるヤクシソウやハマコウゾリナ、ワレモコウもほとんど見かけません。これも台風の影響なのでしょうか。


   

イガアザミも少ないです。白花の株は今年も咲いていてくれましたが、花序がいつもより小さくなっていました。


   

ソナレマツムシソウ(アシタカマツムシソウ)は2株確認。数年間消えていた場所に1株復活したものの、某所にあった大株は消滅していました。まだ確認していない自生地がありますが、どうなっているでしょう。このマツムシソウは例年通りの開花でしたが、センブリやリンドウ、タマムラサキなどはまだつぼみが固い状態で、開花にはまだ1週間はかかりそうな感じです。


   


最後は、トベラの果実と種子。朱色の粘液につつまれた種子は、よく目立ちます。吹きっさらしの海岸に生える植物は、常に大きなストレスに耐えながら花を咲かせ、種子をつけて、子孫を残していきます。彼らにしてみれば、今年の台風の連続も「よくあることさ」くらいのものなのかもしれません。今回見られなかった花については、また改めてご報告しますね。



| 海辺の花・植物 | 18:40 | comments(2) | - | - | - |