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海山日和

神奈川南部から発信…野山や海辺を歩いて、見たもの感じたもの
触り心地
   

先週の金曜日は、植物写真家の鈴木庸夫さんご夫妻と取材。一番の目的はこのハマビワ。初めて見る樹木です。それもそのはず、自生の分布は本州の島根・山口両県と、四国、九州、沖縄。もちろん写真のものは植栽ですが、そんなに多く植えられるものでもないので、なかなか貴重です。ご案内いただいたhiyocoさん、ありがとうございました。でも、このハマビワの葉が表も裏も軟らかくて、とっても触り心地が良いのです。ずっとナデナデしていたくなります。


   


海岸には、盛りはやや過ぎてしまいましたが、ハマヒルガオがまだまだたくさん咲いていました。かなり密集度の高い場所、発見! 海の近くにいながら今期はこんな光景を見逃しそうだったのですが、見られて良かったです。




チガヤもいっぱい。ちょうど果穂がふわふわになって風に揺れ、果実もいっぱい飛んでいました。薄雲の広がる青空と風になびくチガヤがとても良い雰囲気!


   

さて、場所を移動して同じ海辺でも岩場のあるところへ。ハマボッスは咲き始め。ただ、昨年の台風の影響があるのか、低い場所では株が減っているような印象でした。




盛りは少し過ぎたと思いますが、ハマエンドウもまだまだ咲いていてくれました。この花、なかなか納得のいく写真が撮れないので、いつも困ってるんですよね。まあ自分の腕とセンスの問題なんですが…。




そして、こちらはやっと花の時期に来られたヒロハノカワラサイコ。あるところにはある植物ですが、神奈川県では絶滅危惧種です。名前の通り河原や海岸など開発や環境変化に晒されやすい場所に生えるため、見る機会が減っている植物と言えるかもしれません。


   

最後は、3月の記事で花を紹介したナツトウダイです。もう、すっかり果実ができあがっていました。受粉した子房は垂れ下がっていますが、果実の時期になると再び立ち上がるんですね。このように季節はどんどん進んで行きます。今はちょうど端境期になってきていますが、今年の夏の花も早いのかな…。



| 海辺の花・植物 | 10:00 | comments(2) | - | - | - |
う〜っ、まんぼっ!
   

こんな時期なのに、もう青物が到来しました。青い貝も出ましたが、その報告はこちらで。連休明けの月曜日、買い出しのついで、雨が降り出す前の材木座海岸へ。引き続き、カツオノエボシは多めの漂着。極小のギンカクラゲが数個。青い貝は良いサイズのヒメルリガイ1個でした。




海岸にはいろいろな生きものが打ち上がっています。こちらはコウイカ。繁殖シーズンを迎えているので、産卵後に力尽きた個体でしょうか。初夏にはよく目立ちます。






フグ3種。上からキタマクラ幼魚、ハリセンボン、アカメフグ?。そのほかハコフグもいましたが写真を撮らず。





そして一番驚いたのは、このマンボウ! デカいです。全長は優に1メートルくらいはありました。死んでから時間が経っているものですが、なかなかインパクトありますね。マンボウは相模湾沿岸の定置網に入ることがあり、たまに買ってきて食べることがあります。




そして最後は、自身としては今期初のハシボソミズナギドリ。漂着が目立つようになるのは月半ば過ぎから6月前半くらい。今年はどうなるのでしょうか。


| 海の生きもの | 20:40 | comments(2) | - | - | - |
白花祭


遅くなりましたが前回の続きです。もう1週間以上前のことなので、草木の移ろいの速い春のこと、今ではすっかり様相が違っていると思いますが、それはどうかご勘弁を。例年なら今ぐらいの感じだと思うのですけどね(苦笑) さて、前回では尾根筋を歩いていましたが、目的地に向かう前に一度沢に降ります。


   

沢筋で目立っていたのがヒメウツギです。全般的には盛りを過ぎていましたが、日当たりの悪い場所のものなど、まだまだ楽しめました。三浦半島では、ヒメウツギ→マルバウツギ→ウツギの順で花が咲きます。今は、家の近所でマルバウツギが花盛りですよ。


   

沢筋の道端にはタニギキョウの花がたくさん。とても可愛らしい花なのですが、如何せん花が小さい。これが1〜2まわり大きかったら、もっと人気が出たでしょうね。でも、その慎ましやかな雰囲気が良いとも言えるのです。見かけたら、足を止めてじっくりと鑑賞してください。


   

同じような場所にニリンソウもちらほら咲いていました。以前は毎年のように撮影しに行っていたこの花も、ここ2年ほど、まともに撮影できてません。群生する様子も見事ですが、薄暗い沢筋でポツンと咲く姿もなかなか良い感じでした。




さて、目的の撮影のために、再び尾根筋までピストンです。情けないことに久しぶりにハードに歩いたので、足の筋肉がパンプアップ。しかし泣き言なんて言ってられません。そんな時に気持ちを癒してくれたのが、白花のホタルカズラ。なんとも清楚で素敵! 通常の青い花も見られましたが、その雰囲気の違いがおもしろいです。


   

この尾根筋にはツクバネウツギも多いのですが、今年は既に終わり気味。花が残っていても、どれも勢いがありません。そんな中、良い状態の花が見られたのがカマツカです。同じような環境に生えるガマズミより、少し花期が早いようです。


   


目的の撮影も終えて、帰路につきます。帰りの道すがら出会ったのは、満開のヤブデマリ。木が大きくて、見上げる形になってしまい、思うようには撮影できませんでしたが、十分に目を楽しませてくれました。この春は何かとバタバタしていてフィールドにもまともに出られていませんが、1度でこれだけ多くの花を楽しめるのは、やはり春ならではですね。GW連休中は、キンランやギンランの季節。皆さんもこの機会に野山の花を楽しんでくださいね!


| 野の花・植物 | 10:00 | comments(2) | - | - | - |
新緑が眩い
   

先週の土曜日は仕事の取材も兼ねて、約1か月ぶりに三浦半島の山奥へ。季節は進んで、あたりは眩いほどの新緑。今回は、前回とは少しコースを変えつつ、尾根から沢沿いへと下るルートを歩きました。


   

まず最初に目に付いたのはオオバウマノスズクサ。これまでの認識では、そんなやたらにあるものでもなく、花も少ない感じだったのですが、今回は数多く見かけた上に、どの株も花付きが良いものばかり。それにしても、いつ見てもへんてこりんな花ですよね。


   

三浦半島で一番普通のテンナンショウ類といえばウラシマソウですが、山に入ると違う種類が現れます。この仲間の識別は難しいですが、たぶんマムシグサでしょう。


   
   

林の中は、足元だけでなく頭上にも注意が必要です。可愛い釣り鐘形の花を咲かせていたのは、ハンショウヅルです。花色には少し個体差があって、もっと赤紫色が濃いものもあります。


   
   
   

思いがけない場所での出会い。例年ならGW連休頃に咲くエビネが満開でした。野生のエビネは盗掘されることが多く激減していますし、三浦半島はどちらかと言えばサイハイランの印象が強いのですが、こうして細々と種を繋いでいっている花があるのですね。そんな花に出会うと、本当に嬉しくなります。そういえば、サイハイランも花芽が伸びていて、こちらも例年より早く開花しそうですよ。


   

今年は早春に異様に気温が高くなったりしましたね。この日も夏日でしたが、風が吹いていたおかげで、歩くのには楽でした。ただ、植物を見ていると、どの種類も例年より開花が1週間から10日くらいは早いように感じました。写真のヤマツツジも遠目だから良いですが、近くで見たら花は盛りを過ぎてボロボロでした。今年も、頭の中の花暦を修正しないといけないようです。


| 野の花・植物 | 14:20 | comments(4) | - | - | - |
早春の天空写真館


     2/20、夕焼け。そろそろ春霞が始まるころ。




2/26、天空…というよりは干潟の写真ですが(笑) 夕方の斜光線に照らされた砂紋が、とってもきれいでした。


   

3/2、花粉光環。この春はけっこう花粉が飛ぶ日もあったようですが、写真を撮っている暇がありませんでした。右下に小さく飛行機が写っているのがポイント(笑)




3/13、江ノ島の夜景の上に輝く、金星(下)と水星(上)。春霞のせいで、肉眼では水星は見えるか見えないか…程度でした。16日が水星の東方最大離角でしたが、その日は悪天候で見られず。





3/14、水星狙いで翌夕方も出かけてみましたが、春霞はさらに濃く…。夕陽はきれいでしたけどね。


   


3/28、この春は、忙しい合間を縫って買い出しにでかけ、ついでに少しだけ海岸に寄って夕陽を眺める…くらいのことしかできてません。この日はとにかく春霞や花粉などによる光環が見事で、太陽の周りにはっきり輪っかが見えていました。濡れた砂浜にも光環が映ってる! 水星の時には苦労させられましたが、春霞もなかなか捨てたものではなさそうです。

| 空・雲・気象 | 21:10 | comments(4) | - | - | - |