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海山日和

神奈川南部から発信…野山や海辺を歩いて、見たもの感じたもの
ダンゴはいずこ?


う〜ん、どうしたことか。あの海藻の状況が酷かった昨季さえ、いることはいたのだ。それが今年はまったく見かけないダンゴウオ。同じ三浦半島の別の磯では見られているようだけど、どうも今季は芳しくない。しかも、今回は今までで一番、生きものが薄かった…。ウミウシもいるのはいつものジミーズ(写真はサンシキウミウシ)やホウズキフシエラガイ、ムカデミノウミウシばかり。相変わらず1匹だけ、サキシマミノウミウシがずっと同じ場所で頑張ってるけどね。





前回に引き続いて出たメリベウミウシ(たぶんヒメメリベ)。さいずは10センチはあるのだけど、見事な擬態。前回見ていたからか、体の形がパッと判別できたけど、普通はなかなか気がつかないな。2枚目は頭の部分を拡大してみたんだけど、それでもよくわからないね(笑)




ちょっと良かったなと思ったのは、これ。貝の仲間であることや、ウミウシでないことはすぐにわかった。でも思いつかない。調べてみたら、ベッコウタマガイだった。薄い貝殻を持つ巻き貝の一種だけど、貝殻は軟体部に埋もれて見えない。しかも、その軟体部には藻が生えたように見える部分があって、擬態効果も抜群。なかなかおもしろい生きものだ。この仲間の貝殻は、海岸に打ち上がる細かい海藻屑の中でまれに見つかるよ。さて、例年だと来月以降は夜の潮の引きが悪くなるので、今月で冬の夜観はお終い。でも、なんだか不完全燃焼気味。あと一回やってみるかな〜。


| 海の生きもの | 19:50 | comments(4) | - | - | - |
大盤振る舞い


今週の月曜日は台風のような強風が吹き荒れた。翌、火曜日の夕方、潮が引くのに合わせて鎌倉の材木座海岸へ。すると案の定、一部に大量の打ち上げ物が。今季は昨季に比べると海藻の生育も回復してきていて、アカモクなどの切れ端がたくさん打ち上がっている。もちろん、不運な海の生きものたちも大漁…。





貝類はとにかく二枚貝類がいろいろ。目立ったのは色が鮮やかなトリガイやアリソガイの幼貝。ワスレガイやチョウセンハマグリなんかもちらほら。でも意外とバカガイは少なかったような。写真上は巨大なアリソガイ成貝で、生きているのが何個か。下はこちらも生きていたサルボウ。小さなものでは、チヨノハナガイやサクラガイの生きたのも見かけた。二枚貝にもう少し詳しいと、もっと楽しめたかな。


   


ヒトデも大漁。種類も豊富で、モミジガイ、ヒラモミジガイ、トゲモミジガイ、スナヒトデ、アカヒトデがごしゃごしゃ。そして海藻にまみれて、エイリアンのフェイスハガーみたいな巨大なヤツデスナヒトデも。これ、腕をちゃんと伸ばしたら50センチちかくあったよ…。





柔らかいもので目立ったのはマナマコ。大きなサイズがゴロゴロ打ち上がって、アメフラシとナマコとでごっちゃごちゃ。海藻が打ち上がるとワカメ拾いの人がたくさん集まるけど、誰一人ナマコを持ち帰る人はいないんだよね(まあ自分もだけど)。これ、お酒飲む人にはいい肴になりそうだけどね。マジ売れるサイズなんだけど…。そして、やはり海が荒れた時の定番、ウミサボテンも発見。


   


ちっと変わったところでは(というか赤いものは?)…上の写真は正体不明のにニョロ。長さ10センチくらい。脚とかないのでゴカイ類ではないし、ユムシ類ともちょっと違う。もしかしたら、これもナマコの一種かな? 夕陽を浴びてはいるけど、赤くて綺麗だった。そして下の写真は赤いエボシガイ。体も柔らかいのだ。調べてみるとウミエラに寄生するオオウスエボシガイだね。これは初めて見たよ。





そして堅いもの。生きものとは言っても残骸。上は昔に海岸に埋められたであろう馬の脚の骨だね。江戸時代か、もっと遡るのか…。以前は、馬の歯と一緒によく打ち上がったけど、最近は少ないな。下はウミガメの甲羅の一部だね。他にも少し骨があったけど、もしかしたら過去に打ち上がって、海岸に埋められていたものが流出したのかも。骨ではほかに定番の海鳥の骨、頭骨もあったし、骨格という意味ではウニの殻も(中身入りも)たくさんあった。そちらは「hiroimono」で紹介するかも。もうとにかく、時間が経つのを忘れるくらい、夢中になって漁っちゃったよ。打ち上げ物は普通の人から見たらただのゴミなんだろうけれど、ビーチコーマーや生きもの好きにとっては正に宝の山だね!


| 海の生きもの | 18:50 | comments(8) | - | - | - |
錦の片鱗


この前の大潮は前記事でもお伝えした通り、ダンゴウオは見つからず、天候もイマイチで十分な観察ができなかった。ここに来て水温も少し下がったのか、全般に生きものは少なめだった。そんな訳で、前の夜観記事でも載せたウミシダの子を(苦笑)今回のは白色タイプ。前回の夜観の時にはカメラの届かない位置にいたのだけど、今回は少し移動していてくれた。他の色のタイプに比べて、これはけっこう綺麗なんだよ。




そして、まだいたホシキヌタ。もういなくなったと思ったけど、完全に干上がった岩の穴に隠れていた。こんなところにいて大丈夫なのか? 次に行った時にフレッシュデッドになっていないことを祈るよ(笑)




そして、探索のライトの明かりに照らし出されたのは、錦の片鱗。干上がった岩の奥になんとも派手な色彩が! これはニシキベラだ。ニシキベラは、キュウセンなどと同様に、タイドプールで見られるベラの仲間。しかし、この子も大丈夫なのか? 寒くて鈍くなって判断誤ったのかもしれないけれど…。潮が引いた時に、タイドプールに取り残される魚は多いのだけど、干上がった岩の穴に取り残される魚は、そんなに多くないと思うな(笑)


| 海の生きもの | 18:30 | comments(4) | - | - | - |
またもハズレ


今月は11日が満月で、10日から13日が大潮。金曜日は夕方から夜まで都内で打ち合わせ。しかも雪が降る冷え冷えの天気だったので、満月の土曜日に夜磯に出撃。しかし、海辺に近づくと強風で白波が立つような荒れ模様。うちって丘陵の陰にあるから風の様子がわからないんだよね。仕方がないのでその日はキャンセルして、日曜日に再出撃。今日は風が収まったな〜と思ったのだけど、海岸に着くと土曜日ほどではないものの、やっぱり強めの風が吹いている。諦めて磯に出るけど、タイドプールの水面は漣立ち、風向きの影響か潮位も波も高め。風波なら磯まで届かないのは把握して行動はしているものの、心も安まらず。そんな中、最初に出てくれたのがヒメマダラウミウシ。何気にこのブログ初登場だね。けっこう可愛らしい。


   


次に見つけたのがサガミミノウミウシ。今回の個体、今まで見た中で一番、背中の蓑(鰓突起)が少なく、太かった。なので、最初は何か別の種類かと思ったほど。離れた場所で見たもう1個体も同じような印象だったけど、時期的なものとかあるのだろうか。でもやっぱり、このウミウシは綺麗で好きだな。




こちらは極小のオトメウミウシ。大きさは5ミリちょいくらい?(もちろん写真はトリミングしてます)左角に写っているのはヤドカリの背負った貝の一部なんだけど、この後、この乙女を踏みつけていったため、触角が縮んじゃった〜。このほか、相変わらずのホオズキフシエラガイ、ムカデミノウミウシ、まだいるサキシマミノウミウシ、ダイダイウミウシ、サンシキウミウシにツヅレウミウシ(ジミーズ)、クモガタウミウシなどは写真も撮らず。




もう終わりか…と思った最後に見つけたのが、メリベウミウシ(たぶんヒメメリベ)。石の側面にへばり付いてたのを、平らなところへ移して撮影。こいつウミウシなのに、小さな甲殻類など他の生きものを補食するという“悪食”。またクネクネと体を捩って泳いだりもする、おもしろいヤツなのだ。珍しい種類でもないけれど、見たのは久しぶりなので嬉しかった。さて、次はまた月末。今季はダンゴウオがくっつきそうな海藻も育って来ているし、見ることができるかな?




あれ、更新してる!?(笑)
| 海の生きもの・貝ウミウシ | 20:20 | comments(2) | - | - | - |
魚には瞼がない


昨年末、そして先月末の夜磯から、今回はお魚編。まず最初はタカノハダイの幼魚。この時期になると、ちらほら見かけます。寒い冬の磯でも、けっこう生まれたばかりの幼魚がいたりするのだ。海の場合、年間でもっとも水温が下がるのは大抵が2月。そう考えると今が真冬のように思えるけど、魚の世界では既に春が来ているのかも。





こちらはカエルウオ。目立つところにいるし、眼もパッチリで起きているよう見えるけど、ぐっすりお休み中。魚には瞼がないから(瞼の役割をする器官を持つものはいる)、見ているこっちも勘違いしそう。ちなみに、この縞模様は夜の姿。昼間は白っぽい部分も色が濃くなって、より保護色っぽくなるよ。




こちらも磯の定番、キヌバリ。昼間はベージュっぽい体色できれいだけど、夜はこの通り全体が茶色っぽい色になってしまう。魚の体色はけっこう変わるもので、成長段階、オスとメス、昼と夜、興奮状態(繁殖期など)などによって、違う色になるものが多いよ。




最後はメジナ。この斑模様も夜の体色。人の目で見ると、もっと青く輝いているように見えるから、暗い夜の磯ではちょっとビックリするよ。しかも、さらにビックリだったのは大きさ。なんとこの個体は全長30センチ近く、塩焼きどころか刺身がたっぷりとれるサイズ。普通、潮間帯にこのサイズは入らないので、ホント驚いたよ。さて、今週末は満月。またダンゴウオを求めて夜磯に出撃予定。どうなるかな〜?


| 海の生きもの・魚 | 20:20 | comments(8) | - | - | - |