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神奈川南部から発信…野山や海辺を歩いて、見たもの感じたもの
悪臭のする鴎?


仕事で千葉(外房方面)に行ったついでの、神栖市波崎海岸。拾いもの以外のご報告です。この海岸はウミガメやクジラ類の打ち上げもあるので、そう言ったものを期待しながら歩いていると、汀線の少し上に小さい黒い影が。海鳥の落鳥ですね。ウミネコくらいの大きさで、ややずんぐりした感じです。顔を見てみましょう。


   
   

体型と、全体に灰色っぽい羽毛、太くてやや短い嘴。管状の鼻孔…この特徴に合うのはフルマカモメ暗色型ですね。冬鳥として北日本の海沿いに現れる鳥です。渡ってきた直後で、疲労や空腹から落鳥したのでしょうか。変わった名前をしていますが、和名は英明や学名の属名由来です。語源はノルウェー語の「悪臭のするカモメ」で、天敵に対して吐き戻した液体をかける行動に由来するそうですよ。




他の場所でももう1羽。こちらは首から胸にかけてカラスに食べられていました。複数の打ち上げがあることから、この近海には飛来数が多いのでしょうね。




大物はありませんが、落鳥はポツポツ。こちらはカラスが食事中のところをちょっとお邪魔してパチリ。カモ類ですね。茶褐色の頭部で、顔に少し淡色部があるようです。嘴は鉛色。ここまでの状態になっていると判別が難しいですが、ヒドリガモのメスとか、どうでしょう?




こちらは、もうほとんど骨状態。頭部もありません。さらに判別が困難ですが、脚に水かきがないようなので、サギ類でしょうか。




落鳥以外では魚が少々。これはけっこうデカくて全長50センチくらいあります。紅色の縦線が1本ある独特の色彩からマルタウグイですね。マルタウグイは降海性で遡河回遊魚です。利根川由来の魚でしょう。




こちらは15センチほどのフグ。こちらも独特の斑紋ですね。似た種類がいますが、これはショウサイフグでしょう。もちろん毒魚ですが、食用にされる種類のフグでもあります。/span>



そして、この時期の日本海側ではお馴染みですが、太平洋側でも打ち上がってました。アミモンガラです。モンガラカワハギ科ではもっとも北まで分布しますが、本州中部以北でみられるのは、はほぼ死滅回遊的な幼魚〜若魚です。食べたことはないけど、美味しいらしいですね。これは打ち上がって日が経ち、半干物状態でしたが…。少し前に落鳥の記事をアップしたばかりですが、打ち上げ生物はいろいろな海の情報を持っています。必ずチェックしましょうね!


| 野鳥 | 16:20 | comments(4) | - | - | - |
夜磯二晩目


さてさて、先週金曜日に夜の磯観察シーズンに突入した訳ですが、翌土曜日の夜も場所を変えて出かけてきました。もしかすると次の大潮は出かけられないかもしれないのと、その夜はふたご座流星群の極大日でもあったので、ちょっと頑張っちゃったのです。…そう、頑張っちゃったのですが、海の方はと言うと、やっぱりちょっと生きものの影が薄い感じでした。写真はもうお亡くなり寸前のハナマルユキ。サイズもまあまあの成貝で、少なくとも今年の個体ではありません。ここまで成長しても厳しい潮間帯では生き残るのが難しいのですね。





ウミウシもパッとしません。この夜の場所は、とにかくクモガタウミウシだらけでした。以前はやたらと見かけたホオズキフシエラガイも小さいのが少しだけ。写真はネズミウミウシと、けっこう大きめのツヅレウミウシです。





お次はカニです。写真は1匹のカニを別角度から。と言っても、自分でも何が写っているのか、よくわかりません(笑) 1枚目が横目から、2枚目は後ろからです。1枚目の方が、ハサミ脚や歩脚がわかりますね。画面中央、左の白い部分と、右のもじゃもじゃの間にある深緑の丸いのが目です。ホヤやら海藻やらいっぱいつけていて、背中はコケムシ?に全面覆われているようです。潮間帯ではイソクズガニをよく見かけますが、同じ種類なのか、どうなのか…。




あまりに見るものが少ないので、ショウジンガニを撮ってみたり。





ウニです。上はなかなか良いサイズのコシダカウニ。下は殻径が1センチ程度の小さなガンガゼです。ガンガゼは小さいものが多かったです。数個体だけ巨大なやつがいましたが、そういうのは数年生き延びているんでしょうね。ウニは大好きなので、生態写真をもう少ししっかり撮ろうと思うのですが、現場ではついつい忘れてしまいます。





お魚です。死滅回遊魚系ですね。と言っても、すごく珍しいものではなく、上は定番オヤビッチャの幼魚、下はハクセンスズメダイの幼魚です。ハクセンスズメダイがこの時期まで生き残っているのは、珍しいかな? さて、見るものも少ないし、ふたご座流星群が気になってきたので(磯にいる時にも数個目撃)そろそろ戻ろうと移動中、小さな潮溜まりに動く丸い影が…。


   



いました、ダンゴウオ。潮下帯に近い方を探してもいないのに、それより一段高い潮溜まりにいるとは…。大きさは15ミリほど。今度の個体は緑系迷彩です。たぶんオス。見つかったのはこの1個体だけですが、何度見てもやっぱり可愛いですね。前の晩には、なかなかカメラのピントが合わずに苦労しました。この夜も苦労しましたが、それでも何カットかは良い感じに撮れたので嬉しかったです。さあ、次の夜磯は年明けでしょうかね。次の大潮は25日から。年明けは1月8日からです。



| 海の生きもの | 11:00 | comments(2) | - | - | - |
団子を喰ったのは!?


さあ、冬の夜磯シーズンが始まりました。SNSでは、既に三浦半島の各所でダンゴウオ確認の情報が伝わってましたので、早速、夜磯に繰り出しましたよ。ところが…なんだか昨季に比べると生きものの気配がとっても薄いです。久しぶりの夜磯なので目が慣れていないのかな…と思ったりもしましたが、やっぱり生きものがいない。1枚目は、小さな個体ですが、いわゆるマダコですね。ちなみに、私たちがマダコと呼んでいるタコは、生物学的には複数の種類が含まれています。ただ、水産上、種類がわかれるといろいろ面倒なことになるので、なかなか正式な発表ができないのだとか。




目を凝らして小さな生きものを探します。ウミウシは、定番のサキシマミノウミウシだけはやたらとたくさんいました。踏んづけそうになるくらい(笑) 綺麗だし、好きなウミウシですが、あまりにもたくさんいたら飽きますよね…。




なんとか1匹見つけたイナバミノウミウシ。今回の個体はなかなか蓑が立派です。後ろ向きになってしまったのが、ちょっと残念!




こちらも定番となりつつある美麗なツツイシミノウミウシ。今回は2個体確認。毎回のように登場しますが、個体数が多くないので、まだ希少性は保っているかも(笑) それにしても、昨季あれほどいたミスガイはまったく姿がありません。昨季はベニヤカタガイやベニシボリガイなんかも出たのに…。タカラガイなど、南方系の生きものも少ない気がします。ちょっとがっかり気分でウロウロしていると…。


   

大きなタコが登場。この夜、3個体目のタコでしたが、前2個体のマダコとはなにか違います。腕がとにかく長い! しかも、全身に青白い大きめの斑紋が並んでいます!なんだこれ?





腕が長い…テナガダコ?(単純な発想)サメハダテナガダコってこんなだったけかな…などと思いながら撮影。しかし、サイズがデカすぎて、コンデジ内臓ストロボでは光が当たり切りません。近くに採集をしている人もいたので、見つからないように足元にキープしながら、ひとときを過ごしました。さて、このタコの正体ですが、主にサンゴ礁域に分布するシマダコでした。日本の主な分布域は奄美群島以南。伊豆の大瀬崎では20年前くらいから時々確認されているようですが、相模湾奥ではけっこう珍しいのではないでしょうか。それにしても、すごくカッコいいタコでしたよ。全身が写せなかったのと、写真に撮ってしまうと斑紋の青白さが表現できないのが残念ですが、興奮する出会いでした。




魚の方もちょっと影が薄い感じです。定番のハゼ類やギンポ系などはいますが、目立つものは見かけません。オヤビッチャも少ないかな? 仕方がないので、眠って動かないクサフグを撮ってみたり…。




ちょっと目を引いたのが、このキヌカジカ。まだら模様ですが、地色がピンク色なので、なかなか綺麗です。でも、遠目に見ると、かなり精巧な隠蔽色になっています。それにしても、肝心のダンゴウオが出ません。諦め掛けていた、その時、潮溜まりを動く影が…。






出ました。今季初ダンゴウオ! 赤紫色まだらの地味子ちゃんでしたが、やっぱり可愛いですね。本当だったら、この子が今夜の一番になるはずでしたが、インパクトでは完全にシマダコが持って行ってしまいました。団子、食われちゃったね(笑) それにしても、冷水系のダンゴウオと、暖水系のシマダコが同時に見られてしまう海。今季初の夜磯観察は、相模湾の奥深さを感じる一夜になりました。


| 海の生きもの・貝ウミウシ | 13:00 | comments(2) | - | - | - |
海辺の落鳥

海岸を歩いていると海鳥などの落鳥に出会うことが多々あります。そういう場合、記録のためになるべく撮影することにしています。今回は、個別記事で紹介した以外の、今年の落鳥をまとめてアップします。




最初は6月に撮影したハシボソミズナギドリです。毎年恒例ですが、今年の漂着は少なかったです。丸々太って見えますが、ほとんどの場合、餌がほとんど取れず栄養失調になって、天候不順を乗り越えられず落鳥した個体です。




こちらは8月に撮影したウミネコ。カモメ類の多くは本州中部沿岸では冬鳥なので、夏季に見られるのは必然的に日本沿岸で繁殖するウミネコです。尾羽に黒帯があることでも他種と見分けられます。




こちらは10月に神栖(波崎)に行った時に撮影したもの。オオミズナギドリですね。コアホウドリを期待しましたが、出会えませんでした。




こちらも神栖(波崎)。小鳥ですね。ちょっと悩みましたが、あまり太くない嘴、腹部の黄色い羽毛などから、アオジのオスではないかと思います。時期的に渡りの途中で力尽きた個体でしょう。




こちらも神栖(波崎)。片方の翼だけです。それほど大きくなく15センチくらいです。風切羽根がけっこう長いので、種類までは特定できませんが、シギの一種ではないかと思います。


   

同じ10月ですが、こちらは鎌倉。カラスです。一般的に海岸にはハシボソガラスが多いのですが、ハシブトガラスでした。見分け方は、嘴の太さとおでこの出っ張り具合ですぐにわかります。




最後は今月。かなりボロボロの状態でしたが、羽毛の感じからオオミズナギドリと思います。オオミズナギドリは日本近海の島などで繁殖し、冬になると多くは南方に渡ります。この死骸は、その状態から長く漂流していたか、少し前に漂着したものが再流出したもかもしれません。海岸で落鳥に出会うと、気持ち悪いと思う人もいると思います。でも、ビーチコーマーたるもの、落鳥からでも何かを感じ、何かを掴み取ってほしいと思う私は変でしょうか?(笑)



| 野鳥 | 22:30 | comments(6) | - | - | - |
11月の天空写真館その2
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11月の天空写真館つづきです。最初に2枚は11月12日。出かけた帰り道。夕日には間に合いませんでしたが、立石駐車場に滑り込み、夕焼けの写真は撮ることができました。1枚目と2枚目は、時間と画角が少し違います。空の写真を撮るときには雲があった方が絵がつくりやすいのですが、雲のほとんどない、山の端が赤く染まる夕焼けも大好きです。天文少年だった小・中学生の頃、この空が見られると、その夜の晴天も期待できるので好印象だったんです。それにだんだんと深い藍色に沈んでいく空のグラデーションが、またなんとも言えず好きだったんですよね。一番星とか探しちゃって…。




11月14日。この日はかなり強めの風が吹く一日でした。ちょうど富士山の方向から、起伏の激しい低い雲が流れてきています。しかし、この雲はこちらの空を覆うことはありませんでした。こういう天気の変わり目は、なかなかおもしろい空が見られます。



   


11月19日はまた夕方。薄い雲があって、その雲が紅く染まってくれるかな…と期待したのですが、それはイマイチ。ただ、日が沈んでからの淡い桃色が良かったです。少しだけ残る空の青さと、薄い桃色、いや桜色かな。その組み合わせがなんとも言えない美しさでしたよ。ちなみに、この日は前日に強い南風が吹いて、hiyocoさんから青物情報もありましたの出かけたのです。すっかり報告し忘れてますが、小さなルリガイと小さなヒメルリガイ1個ずつ、ギンカクラゲの残骸が少し、という結果でした。




こちらは11月25日。あんまり形がよくありませんが、笠雲です。さすがにうちのコンデジでは、富士山のアップは辛い(汗)




そして、最後は11月29日。今年の秋以降で一番の冷え込みとなったこの日は、見事なまでの冬晴れ。季節はもう師走。皆様も風邪など召しませぬよう、お気をつけください。



| 空・雲・気象 | 13:10 | comments(2) | - | - | - |