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神奈川南部から発信…野山や海辺を歩いて、見たもの感じたもの
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お久しぶりです熊谷さん


先週、三浦半島のとある場所へ花を見に行ってきました。人の手の入っている場所ですが、雑木林と多くの野草が残されていて四季折々に楽しめます。季節はちょうど新緑の季節。三浦半島の雑木林は照葉樹が多めで、樹冠もあまり光を透過しませんが、広葉樹とはまた違う色合いの新緑が魅力的です。





いきなりマニアックなところから。ナツトウダイの杯状花序です。ちょうど花の盛りで、花序の状態がよくわかる写真が撮れました。三日月形の棘のようなものは苞葉で、その中心部に花弁のない花がつきます。まず初めに雌花が咲いて、やがて子房の部分が苞葉の外側に伸び出てきます。すると今度は雄花が咲く…という開花の流れのようですね。




黄色い花はミツバツチグリ。キジムシロとよく似ていますが、ミツバツチグリは名前の通り葉が3枚の小葉です。一方のキジムシロは奇数羽状複葉で小葉が3枚以上(5〜9枚)あります。


   

フデリンドウ、もう遅いかなと思いましたが、まだあちこちに咲いていました。とは言っても盛りは過ぎた感じで、日当たりの良い場所の株は花も終わり気味でした。間に合って良かった。


   
   

こちらはツクバキンモンソウ。ニシキゴロモの変種で、花冠上唇が短いのが特徴です。変種と言っても、暖地で見られるのは、ほぼこちらなのかも? 花には薄紫色のものや白色のものがあります。




こちらはお馴染みのキランソウ。ツクバキンモンソウとは同科同属なので、花もそっくり。ただ地面に張り付くように生え、花も小さめなので、いまひとつ目立たない存在ですね。


   
   

そして、今回の最大の目的がこちら。ランの仲間のクマガイソウです。昭和30年代くらいまでは、三浦半島でもたくさん見られたようですが、ほとんど取り尽くされてしまったという話を聞きました。ここの株はその貴重な生き残りと言えるかもしれません。まだどこかで、ひっそりと生き残っていたら良いのですけどね。神奈川県ではもちろんのこと、環境省のレッドリストでも絶滅危惧種です。


   

一部の歩道沿いではタンポポの綿毛がたくさん。まあ人の手が入った場所なので、外来種(セイヨウタンポポ)なんですけどね。それでも逆光でぼんやりと輝く白いほわほわは、心が癒されます(笑)



| 野の花・植物 | 12:20 | comments(2) | - | - | - |
クマタニさんって誰かしら?と思ったら、クマガイソウですね(笑)。間に合ってよかったですね。何時ぶりですか?
ツクバキンモンソウは見たことありませんが、花や葉の色がいいですね!
背景にぼんやり写っている綿毛もかわいい雰囲気を演出していますね。
| hiyoco | 2019/04/26 6:25 PM |
hiyocoさん。

クマガイソウの名前は人名由来ですからね。
とは言っても「平家物語」のエピソードから勝手に使っただけですけど。
でも、アツモリソウ(敦盛草)と並んで、なかなか素敵な名前です。
今では、こういうセンスで名前をつけられる人(学者)さんがあまりいませんね。
ツクバキンモンソウ、こちらの近くでは全然見かけないのですが、
この場所ではそこそこ見かけます。
林の周辺の草地っぽい場所が生育環境のようですが、そういう場所が減っているのでしょうね。
| 尚 nao. | 2019/04/28 12:22 AM |