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海山日和

神奈川南部から発信…野山や海辺を歩いて、見たもの感じたもの
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与那覇岳登山道


さて与那覇岳登山道です。登山道の雰囲気がわかる写真が貰い物のこれしかなくて、本邦初公開のオーサー画像です(苦笑) 雨は降っていますが,森の中なのであまり気になりません。ぺらぺらのウィンドブレーカーの撥水だけでしのいで歩き出します。


   

薄暗い森の中の道。もちろん天気が良ければもっと明るいのでしょうけれど、これはこれで雰囲気があります。周りをよく見ながら歩いていると、ポツポツと植物などが目に入ってきます。これはリュウキュウルリミノキ。名前の通り瑠璃色の果実がよく目立つ小低木ですが、花も繊細な雰囲気でとっても魅力的です。


   
   

おっと道端にこんなものが! これはリュウキュウサギソウ、ランの仲間です。事前に図鑑などで存在を知り、見たいと思っていたものの1つです。たった1株だけでしたけど、こうもあっさりと登場してくれるとは。花は側花弁や唇弁が糸状に細く長く伸びて、何とも不思議な姿ですね。なんかエイリアンの大群みたいな感じも…(笑)


   

すぐ近くの低木の下には、果実をつけたラン科植物が。葉の中央に白筋のあるこれは、クニガミシュスランでしょうか? 花には間に合いませんでしたが、今年は地元でこの仲間を見ているので、これはこれで嬉しい出会いです。


   
   

それほど多くはありませんでしたが、林内にはキノコ類もちらほら。おっと、下の写真は冬虫夏草ですよ。しかも,この姿は地元・三浦半島でよく見ているツクツクボウシタケと同じ。こちらにも分布があるのでしょうか。しかし、沖縄にはツクツクボウシは分布していません。となると、宿主はだれ? 同じツクツクボウシ属のオオシマゼミでしょうか。掘り出してみたかったのですが、木の根があって無理でした。





さらに進んで行くと、Kさんがリュウキュウアカガエルを見つけてくれました。しかも2匹。見た目の感じは,地元で見かけるヤマアカガエルとよく似ています。この登山道に入ってからも、出てくる脊椎動物がシリケンイモリばかりだったので、カエル嬉しいです。可愛い!




さらにKさん,大活躍。今度は少し雰囲気の違うカエルを見つけてくれました。これはリュウキュウカジカガエル?


   

天気が天気だったので与那覇岳の山頂を目指すつもりはなかったのですが、それにしても雨脚がさらに強くなってきました。時間もお昼に近づいたので車まで戻ることにしました。登山道の脇にも、こうした渓流が流れています。こんなところに入ったら、おもしろいんだろうな〜。


   


おっと、木の根元にオキナワキノボリトカゲを発見! 西表島でサキシマキノボリトカゲは何度も見ていますが、こちらは初めてです。体色が茶褐色なのでメスでしょうか。オスは緑色味が強いらしいのですが、残念ながら今回は出会えませんでした。強い雨をクワズイモの葉陰でしのぎながら、二人して喜んで撮影。しかし薄暗い中、自然光のみで撮影したので、ほとんどブレブレでした。まだまだ修行が足りません(苦笑)




そんな僕たちを樹上から見下ろしていたのが、オキナワヤマタカマイマイ。沖縄島と周辺の島にしか分布していないカタツムリです。この仲間は琉球列島に分布していますが、島ごとに別種になっているそうです。しかも近年、このオキナワヤマタカマイマイは、オキナワヤマタカマイマイとシラユキヤマタカマイマイという2種に分けられたそうです。個体変異が多く2種の外見上での見分けは難しいようですが、この写真の個体は殻高が高いことからオキナワヤマタカマイマイの可能性が高い…かなと思います。




雨に濡れてトボトボ下を向いて歩いていると、あちこちにシマサルナシの果実が落ちていることに気がつきました。北海道から九州に分布するサルナシより、二回り以上大きくて、よりキウイフルーツっぽいです。囓ってみましたが、ちょっと酸っぱい。でもその風味もキウイフルーツそのもの。きっと追い熟させれば美味しくなるかも? あちこちにあったので、集めればジャムなんかも作れそうです。まぁ自分はジャムとか食べないんですけどね。


   

こちらは木の幹に貼り付いていたもの。何だかわかりますか? 長さは10センチ近くあります。そう、これはナメクジの仲間、ヤンバルヤマナメクジです(まだ学術的な研究が進んでおらず正式和名ではないようです)。沖縄ではナメクジ自体が珍しいそうで、この種もやんばるのイタジイ林でしか確認されていないのだそうですよ。


   

最後、大トリは鳥で…といってもショッボイ証拠写真(2枚を上下組み合わせてます)ですが、登山道を歩いている時、何度かホントウアカヒゲに出会うことができました。写真はとても無理でしたが、自分の目ではしっかりと見ることができました。やんばると言えばヤンバルクイナやノグチゲラが有名ですが、やはり小鳥系は可愛くていいですね。もちろん次の機会にはヤンバルクイナもノグチゲラも見たいとは思っていますが。そんなこんなで,車にたどり着き、車内でコンビニおにぎりの昼食を済まします。次回記事、4日目午後からは林道を流しながら生きものを探し、またついでに夜のためのロケハンをしますよ。



| 旅行・沖縄 | 12:30 | comments(4) | - | - | - |
おおっ、尚さん登場!しょっぱなからインパクトありです(笑)。
それにしてもリュキュウなんとかとか沖縄なんとか、固有種のオンパレードですね。ナメクジが巨大!!!国頭はクニガミって読むんだとやっとわかりました。
| hiyoco | 2017/12/09 12:18 AM |

hiyocoさん。

あはは。なんか肝心な写真を撮ってなかったんですよね。それで仕方なく。
沖縄のような島嶼は、やはり固有種、固有亜種の比率が高いですし
南方と言うことで動植物の分布もこちらとは違ってますから
見るもの全てが珍しく、初見のものが多いので、本当に楽しいです。
| 尚 nao. | 2017/12/09 10:34 AM |

尚さん はじめまして〜!!
と言っても、コンプレックスがあるので私は指先でさえ出せませんが、
いつかはお会いしたいです^^
オキナワキノボリトカゲにヤマタカマイマイ、可愛い生き物も多いですね。
苦手な巨大ナメクジもこうやって見るだけなら、、(笑)
自分ではとても行けそうもない森なので、この後も楽しみです♪
| sato | 2017/12/10 8:10 PM |

satoさん。

いやいや、自分も小さく写っているから出せたようなものです。
基本的にはとても披露できるようなものではないですよ〜。
しかも、この写真、目をつぶっちゃってるし(笑)
でも、いつかそちらの方にお邪魔した時には、いろいろ案内してもらいたいです。
やんばるの森の中はとてもおもしろかったですよ。
この登山道は途中まででしたが、広くて傾斜も緩くかなり歩きやすかったです。
ちょっとした自然観察に向いている場所でしたよ。
| 尚 nao. | 2017/12/11 9:25 AM |