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神奈川南部から発信…野山や海辺を歩いて、見たもの感じたもの
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野菊のような人…は褒め言葉!
   

沖縄旅行3日目です。この日は前日宿泊した北中城村から、沖縄自動車道を使って一気に北上。そして、まず東海岸の方へ回りこみました。こちらに来たのには訳があります。この時期に咲く、とある花が見たかったのです。不確かな情報しか持っていなかったので、適当に目星をつけて海岸へ降ります。海岸にはお馴染みのハマゴウ。でも、地元で見るものより色が濃く感じました。格好いい小島を背景に入れてパチリ。



   

沖縄の海岸で特に目立つのがこれ。パッと見アメリカネナシカズラ(ヒルガオ科)に見えますが、まったく別の植物で、スナヅルと言います。なんと、これでもクスノキ科。ただ生活史は似ていて、ハマゴウやグンバイヒルガオに寄生するつる性寄生植物です。写真のものはオレンジ色ですが、葉緑素を持っているので、しっかり緑色をしたものもあります。つるはアメリカネナシカズラよりも太く、花や果実の違いは一目瞭然です。いわゆる収斂進化なのでしょうけれど、おもしろいですね。



   

目的の植物は崖地に生育することは知っていたので、とりあえず浜辺から近くの崖地へ向かいます。崖には見慣れないロゼット状の葉がたくさん。これはキク科っぽいです。よく見て回ると花を咲かせたものを発見。これはホソバワダンですね。花茎を伸ばしたものもあったので、これからがシーズンのようです。しかし、目的の花が見つかりません。とりあえず浜の方に戻って、近くにいた学校の先生と思しき人に尋ねてみることにしました。その方は「私、植物は詳しくないんですよ」と仰りながら、それでもいろいろ調べていただきました。


   
   

早速、教えてもらった生育地へ。するとすぐに見つかりました! まったく土のないような崖に、とても可憐な花を咲かせている植物が…。これは奄美諸島と沖縄本島だけに分布する海岸性のノギク、オキナワギクです。葉はほとんど根生葉で、そこからスラッと花茎が伸び、その先にほんのり赤紫が差した白花を咲かせます。知識の乏しい沖縄の植物については行き当たりばったりだったのですが、これだけは見たいと思っていたのでした。なにしろ神奈川県とその周辺にはこの手の海岸性ノギクがないので、すごく憧れていたのですよ。魅力的な花に出会えて大満足です! 美ら島自然学校のOさん、Kさん、ありがとうございました(教員ではなかったですが、ある意味、学校の先生でした 笑)。




これは西表島でもよく見ていたイボタクサギ。エレガントな花ですね。


   


さて、こちらはグラウンドの隅にあった植物。果実がひっつき虫です。しかも、トゲが鋭くて、指に刺さると強烈に痛い。帰化植物だと思いますが、名前なんでしょうね。





こちらは畑地周辺で見かけたヒルガオ科2種。在来種ではないのは明白ですが、記録として撮しておきました。ピンク色のは花が少し小さめです。花冠の切れ込みが強いこれは、ホシアサガオでしょう。そして、下の白いのは水を張った畑地にたくさん生えていました。白花で大輪、細めの艶々した葉が特徴のこの植物、調べてもなかなか名前がわからなかったのですけど、これはヨウサイ、別名クウシンサイ(空心菜)ですね。地元でも野菜として売られていて食べたことがあります。ヒルガオ科だったなんて知らなかった…。




午後からは海岸を離れて、市街地郊外の自然公園へ移動。大きな道沿いや公園化された場所は園芸植物が多いのですが、その中で見つけたのはハシカンボクです。ノボタンの仲間なのはすぐにわかりましたが、名前は帰ってから調べたものです。園芸植物かとも思いましたが、屋久島以南の分布で自然分布でした。ちょっと驚いたのですが、一緒に咲いていたタイワンホトトギス、これも沖縄島に自然分布があるのですね。




最後は林縁で白い果実をたくさん実らせていた、シラタマカズラ。こちらは和歌山、四国と九州の南部以南に分布するアカネ科の植物です。アカネ科でこういったつる性(半つる性?)の植物はイメージにないですね。白くてよく目立つ果実ですが、甘味がほとんどなく「ワラベナカセ(童泣かせ)」という別名もあるのだとか。さあ、まだまだ続きます。次回は3日目に見た動物たちですよ。



| 旅行・沖縄 | 21:40 | comments(10) | - | - | - |
よかったですね、憧れのオキナワノギクに辿り着くことができて!岩からか花茎が伸びた姿がキリっとしていますね。
アメリカネナシカズラに似たつる植物は名前が書いてありませんが、前の記事でシジミチョウがとまっていたスナヅルですよね?アメリカネナシカズラにそっくり!これがクスノキ科というのは全くピンときませんね。
ひっつき虫はクリノイガとかその周辺のものでしょうか〜。棘がすごいですね!沖縄で増えているとありました。
| hiyoco | 2017/11/28 11:39 PM |
キクがとっても愛らしいですね!!やはり、南方系植物は違うな〜っと思います。
暑すぎず、ちょうどよい季節だったでしょうね。
| ふじねこ | 2017/11/29 12:07 AM |
hiyocoさん。

オキナワギク、良かったです〜。
上の写真はとても良い株でしたが、高さ3mくらいの場所に咲いていて
最初は少し崖によじ登って手を伸ばし、最後はすぐ近くの岩棚まで登って撮りました(笑)
それと、さすがですね! ひっつき虫の正体はクリノイガ、これで間違いないでしょう。
本当に栗のイガのトゲくらい痛いです。
スナヅル、すみません。記事修正しました〜。ありがとうございました。
| 尚 nao. | 2017/11/29 2:00 AM |
ふじねこさん。

オキナワギク、ちょっと沖縄のイメージではなかったのですが、とても良い花でした。
すごい群生する訳でもなく、ポツポツと小さな株が咲いていましたよ。
気候は過ごしやすい感じでしたが、暑い時期にはきっとそれなりのものが見られるのでしょうね。
やはり、いろいろな季節に行きたくなります(笑)
| 尚 nao. | 2017/11/29 2:02 AM |
空心菜のお花にびっくりです!
逗子の市場にもよく売ってますが、育つと、あんなに素敵な花が咲くのでしょうか。
お庭があれば、育ててみたいです。
| manarock | 2017/11/30 5:21 PM |
沖縄にこんなに可憐な花々があるなんて全く
知りませんでした。
何だかとてもワクワクします^^
可愛いですね〜
| あかずきん | 2017/11/30 7:56 PM |
manarockさん。

そうそう、売ってますよね〜。自分、すかなごっそとか良く行きますが
あそこでもけっこう普通に売ってます。
でも、ヒルガオ科はすぐに繁茂しますから、扱いが大変かも。
園芸植物で植えられているノアサガオが、今、各地で野生化してますよね。
あれは生態系を狂わす可能性がある危険な存在です。
| 尚 nao. | 2017/12/01 6:34 PM |
あかずきんさん。

なかなか観光地では出会いませんが、海岸や野山、農耕地周辺に行くと
知ってるもの、知らないもの、いろいろな植物に出会えますよ。
熱帯系の帰化植物も多いので、自生種との判別が難しいですけどね(笑)
| 尚 nao. | 2017/12/01 6:38 PM |
オキナワギクは、そのまま女の子の髪飾りにでもなりそうです^^
最近道端でよく見かけるので気なっていた花は、このホシアサガオかも。
いつの間にか帰化植物の種類も増えているようですね〜。
空心菜は好きな野菜ですけど、こんなキレイな花が咲くとは意外でした!
| sato | 2017/12/03 4:43 PM |
satoさん。

オキナワギク、すごく印象的な花でした。
ほかの地方の野菊もいろいろ見てみたいのですが、時間とお金が…(苦笑)
ホシアサガオ、増えているみたいですね。地元ではまだ見たことありませんが
クウシンサイも栽培放棄とかで野生化すると大変かもしれません。
その時はどんどん採って食べればいいかしら?
| 尚 nao. | 2017/12/04 8:43 PM |