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海山日和

神奈川南部から発信…野山や海辺を歩いて、見たもの感じたもの
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過酷な試練




半月ほど前に、同じ逗子在住の写真家・長島敏春さんをお誘いして、三浦半島のアカテガニを見てきた。アカテガニは海岸近く、特に淡水が流れこむような場所にすむ半陸生のカニで、産卵を陸上でおこない、卵はメスが腹に抱えて保護し、夏場の大潮の頃に幼生を海に放つ。今回出かけた場所は、三浦半島でも貴重な干潟が残る場所で、アカテガニの生息数も多い。ただ生息地の一部が道路で海と分断されているため、放仔のために海に行くには道路を横断する必要がある。ほどほど田舎なので交通量はさほど多くないとは言え、まさに命懸けの過酷な試練を乗り越えなくてはいけないのだ。(写真は車のテールランプやヘッドライトに照らされるアカテガニ。)





そんな試練を経て海辺に辿り着いたメスガニは、道路からの段差を降り、水際まで辿り着くと放仔を始める。メスガニは激しく体を震わせ、腹部をパカパカと閉じ開きして、卵を海に放つ。それと同時に幼生が孵化するのだ。放仔を終えたメスガニは再び道路横断の試練に挑み、生息地である雑木林に帰っていく。アカテガニの放仔は、だいたい7月から9月の初めまでおこなわれる。暑い夏場の宵の口、こうした熱い生命の営みがおこなわれていることを、みんなももっと知ってほしいな。


| 海の生きもの | 10:30 | comments(12) | - | - | - |
三浦半島というと、今年8月6日、小網代の森のアカテガニ放仔観察会に参加しました。二年前には、同じく三浦半島の江奈湾のアカテガニ放仔観察会に参加しました。

実は今日、三重県のとある海岸でアカテガニ放仔観察を狙って行ってみたんですが、アカテガニ現れずでした。海岸の近くに山があって、その山の中にアカテガニがたくさん棲んでいる事は確認済みだったんですが、なぜか現れず、でした(近くに死骸?脱皮殻は落ちていました)。

それにしても、放仔した幼生が拡がる様を撮れるってすごいですね。
| &oh | 2016/09/03 11:52 PM |

さすがです!
沢山の分野でいい時期に的確にブログ発表していて!
自分もすこし守備範囲を広げようと考えております。
またブログ楽しみにしています♪
| YACCHI | 2016/09/04 10:39 AM |

まるでドラマを観ているよう!
無事辿り着けて良かったねと、アカテガ二に感情移入してしまいます^^
| sato | 2016/09/04 8:36 PM |

&ohさん。

三浦半島では小網代が有名ですが、あそこはもう何かと面倒なんで…(苦笑)
9月になると放仔個体も少なくなりますね。年にもよると思いますが。
また気温や天気などにも左右されるので、なかなか難しいです。
水際まで来て、躊躇して放仔を止めてしまう個体もいます。
この時は個体数が少なくて、ちょっと残念な感じでした。
| 尚 nao. | 2016/09/04 11:11 PM |

YACCHIさん。

いやいや、この夏はなんだかほとんど何もしてなくて…。
植物も全然見に行っていませんしね〜。
まあ自然ものなので、なるべくタイムリーに、その時期のものを…と思っていますが
それすら守れない時もけっこう多いです。
興味がいろんな分野に広がるのはよいのですが
どれも中途半端になりがちで、そのあたりがネックですね。
| 尚 nao. | 2016/09/04 11:13 PM |

車の明かりがホント映画の照明のようです。車の音も聞こえてきそう。
リンク先の長島敏春さんのブログ見ました。えのすいの逗子沖水槽と同じ!色とりどりのソフトコーラルの花が咲き乱れてる!現実だったんですね。海水の透明度は石垣島にはかなわないけど。まあそれだけ逗子の海は栄養豊富ってことですね〜。
| hiyoco | 2016/09/04 11:14 PM |

satoさん。

この場所で観察していると、目のまで轢かれて潰される個体も目にします。
もちろん手を貸す訳にもいきませんし、複雑な気持ちになりますが
こんなドラマチックな光景を目にするのは、よい刺激にもなりますね。
| 尚 nao. | 2016/09/04 11:15 PM |

hiyocoさん。

アカテガニ、いい感じで車のライトが写ってくれました。
この場の臨場感を伝えられればと思って、いろいろシャッターを切ってみました。
逗子の海、たぶんこれから冬にかけて透明度も上がってきます。
僕はこのあたりでは主に東伊豆で潜っていましたが
10月くらいになるとスコーンと抜けたような透明度になる日もありますよ。
もちろん水温も下がってくるので大変なんですが(笑)
| 尚 nao. | 2016/09/04 11:19 PM |

私も観察に行かなきゃ!と思っていたのですが、夜ご飯を食べると外出するのが億劫で・・・(^^;)
卵を抱えたメスの写真は撮っているんですけどね〜
最後の写真は、コンデジ撮影ですか?
| 渚の探偵:助手 | 2016/09/04 11:22 PM |

渚の探偵:助手さん。

その気持ち、わかります(笑)
今回は人に声をかけていたので、重い腰も上がりました〜。
それと、ご飯を食べると落ち着いてしまうので、こういう時は夕飯は後回しですね。
ご家族と一緒では難しい面もあると思いますが。

最後の写真もコンデジですよ。
シャッター優先オートで80分の1秒、絞り4.0です。
放仔の撮影は、目星を付けた個体が、目の前でやってくれるかどうか…です。
ヘッドランプの明かりは大丈夫ですが、カメラのターゲットライトにビクッと反応しますし
狙っていると警戒するのか、なかなか放仔してくれません。
(突然パッと点く明かりがよくない。放仔しちゃえばストロボはOK)
狙った個体が放仔せず、少し離れた場所の個体がしていたり…
ということがけっこう多いです。
| 尚 nao. | 2016/09/05 1:51 AM |

前にかなり奥まった山間の場所で見かけました。道路を渡っているので思わず捕まえようとしたらハサミを振り上げてのファイティングポーズ、近くではほとんど見なくなりました・・・・
| kin | 2016/09/05 5:20 PM |

kinさん。

アカテガニの生息には、海辺近くに淡水の流れ込みと湿地や雑木林が必要です。
都市化が進むと、そういう場所は真っ先になくなりますからね。
それでも逗子や鎌倉でもわずかに生き残っているようですし
kinさんの地元でも忘れられたような場所で細々と生き残っているかもしれませんよ。
| 尚 nao. | 2016/09/07 12:56 AM |