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海山日和

神奈川南部から発信…野山や海辺を歩いて、見たもの感じたもの
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龍宮の御遣いに会いに


今年も7月20日から2泊3日で静岡県の御前崎に行って来た。もちろん目的はツグチガイ拾い…ではなく、ウミガメの産卵観察だ。御前崎市教育委員会の許可を得て、現地で長年、観察と撮影を続けている写真家の櫻井さんと阿部さんの撮影取材に同行させてもらったのだ。昨年は全国的にアカウミガメの産卵上陸が激減するという事態が発生。この御前崎市でも詳細な記録を始めた1980年以来、産卵頭数が15頭という最低を記録したのだ。近年でも多い時は産卵頭数100頭以上、少ない時でも50頭くらいあったのだから、まさに前代未聞の出来事だったのだ。さて今年はどうなったのか……。


   



   

まあ、出かける前の時点で、今年は順調に産卵上陸があることはわかっていた。とは言え、広い海岸を同時に全て見ることはできないし、上陸しても産卵せずに帰る個体も同じくらいの数いるので、産卵が観察できるかは運次第。しかし、20日の夜は浜辺の巡回を始めてすぐに、既に上陸して産卵用の穴を掘っている個体に遭遇。21日の夜は、昨夜と同じ浜に向かおうとしたところ、写真家さんの機転で、別の浜をチェックすると上陸してくるウミガメを発見。どちらも産卵行動の一部始終を観察できた。しかも21日は最初の個体を観察し終えた後、同じ浜で産卵している別個体を発見するというおまけ付き。結局、この2晩に御前崎で上陸産卵した4個体のうち、3個体を観察できたのだ。





写真上は20日に産卵した個体の産卵跡。産卵場所をわからなくするため、周辺の砂を掘りカモフラージュしている。ウミガメ産卵の観察は自由にはできないけれど、上陸トラックや産卵跡はけっこう残っていて日中に観察できる。御前崎では、砂浜の減少のため産卵された卵は全て孵化場へ移動させている。写真下は21日最初の個体の卵を取り出すウミガメ保護監視員さん。この21日最初の個体は甲長が95センチもあるかなり大型の個体で、卵も大きく産卵数は140個を超えた。





海岸には生きたウミガメだけでなく、その遺骸も流れ着く。御前崎は、ウミガメの生と死がリアルに交差している場所なのだ。ビーチコーミングで御前崎を訪れる人も多いと思うけれど、海岸エリアにはウミガメの保護に関する案内板が多数設置されている。現地を訪れたらぜひ一読してウミガメ産卵地の保護に協力してほしい。



今回は御前崎市教育委員会の許可を得て撮影しています。「御前崎のウミガメ及びその産卵地」は、国の天然記念物に指定され、保護されています。ウミガメ産卵を勝手に観察することは禁止されていますが、保護活動の一環として産卵観察会や子ガメ放流観察会が開催されます。詳細は御前崎市HPにありますので、そちらをご覧ください。

| 海の生きもの | 18:50 | comments(10) | - | - | - |
徳島のウミガメの産卵地として国の天然記念物に指定されている大浜海岸の今年の産卵数は現在わずか2頭。
年によって変動はあるものの、ここ10年では最低レベルの少なさです。
まだ8月があるのでわかりませんが、あまり少ないと心配になります。(台風も来ないし・・・)
| 渚の探偵:助手 | 2016/07/30 8:44 PM |

タイトルを見て一瞬深海魚リュウグウノツカイの事かと思ってしまいました。

ウミガメ産卵観察会があるんですね。大勢の人が海岸にやってきてウミガメが驚いたり警戒したりしないか少し気になりますが、少し離れた場所から観察でしょうか。

当県にある『篠島』という島では、地元の小学生が親や教師に言われたからではなく自主的にウミガメのために海岸の掃除を始めたそうですが、基本的には結構な事ですが、ビーチコーミングには向いてない海岸になりそうです(^_^;)
| &oh | 2016/07/30 9:19 PM |

産卵時の写真は神秘的な感じすらしますね〜。
2晩で3個体も観察出来たなんてすごいです!
今年は無事に産卵を終えるウミガメが多いと良いですね。
夜の観察は無理なので、せめて上陸トラックを見つけるのが夢です^^
| sato | 2016/07/30 11:19 PM |

渚の探偵:助手さん。

あの大浜海岸は今年もそんなに少ないのですか?
それはちょっと心配な事態ですね。
御前崎の場合、僕が行った時点で50頭を超えていて
今年は最終的には80頭前後になるだろうという予想です。
昨年の減少も原因がまったく不明ですし、
アカウミガメの成長や生活場所についても不明な点も多いようですので
まだまだ地道な調査、観察の積み重ねが必要なんでしょうね。
| 尚 nao. | 2016/07/31 12:28 AM |

&ohさん。

リュウグウノツカイ、見てみたいです(笑)
ウミガメの観察会はまったく問題がない訳ではないでしょうけれど
やはり一般の人に知ってもらう、関心を持ってもらうというのは重要です。
それに観察会でも指導してくれる保護監視員さんたちはベテラン揃いですので安心ですよ。

産卵場所に関しては、ウミガメはけっこうゴミや石などがある場所でも産卵しています。
なんでわざわざこんな場所で…と思うことも多く
今年は波打ち際近くで産んでしまう個体も何頭かいるようです。
ウミガメにも個性があるみたいで、おもしろいです。
| 尚 nao. | 2016/07/31 12:32 AM |

satoさん。

今回の撮影は、満月の明かりを利用しての撮影でした。
僕も写真家さんの撮影の邪魔にならないように、ほとんどフラッシュを使用していません。
(記事のウミガメ写真の3枚目以外は、高感度、スローシャッター)
はっきりとした写真ではないですが、現場の雰囲気が伝わるでしょうか。
ウミガメのトラック、天気が安定していれば、けっこう残るようです。
朝や夕方の斜光線の方が凸凹がはっきりして見やすいかも。
| 尚 nao. | 2016/07/31 12:37 AM |

もう50頭も上陸してるなんてすごいですねー。しかも1度に140個も産むなんて!監視員の方々はいつ来るかわからないウミガメたちを毎晩待っているってことですよね?大変です。尚さんは3頭も見ることができてラッキーでしたね。
| hiyoco | 2016/08/01 11:13 AM |

hiyocoさん。

産卵上陸はだいたい6月から8月いっぱい。
なので100頭で、1日1頭くらいの計算になりますね。
でも屋久島なんかは、もっと遙かに産卵上陸数が多いのだそうです。
保護監視員さんは、数人でそれぞれの担当エリアを夜明け前から回って
産卵の確認と卵の保護作業をおこなっています。
年配の方ばかりなのですが、その活動に頭が下がります。
| 尚 nao. | 2016/08/01 7:10 PM |

こんなラッキーな出来事そうそう無いですね〜
大きなウミガメの足跡感動します^^
海に向かってただひたすら前に歩いて行く
可愛い子ガメ今年も見たいですね〜
小さな子ガメは見ているだけでワクワクしますが
触れることは出来ないです、手の平の温もりにさえ
火傷をしてしまう。。。と言われていますが。。。。
子ガメの旅立ちも参加できるといいですね〜
| あかずきん | 2016/08/06 12:47 AM |

あかずきんさん。

今年は見事に、というかラッキーでした。
1頭くらいは…と思っていましたが、予想外の成果でしたね。
あれだけ大きな体をしていながら、海に帰る時などけっこう速く
やはり百聞は一見にしかず…でしたね。
ウミガメは甲羅やうろこがあるので、
子ガメと言っても人の体温で火傷することはないと思いますが
魚とか両生類などは、種類によっては肌が弱く注意が必要なようですね。
何にしても、野生動物にはいろいろと配慮が必要でしょう。
| 尚 nao. | 2016/08/07 7:35 PM |