2011.03.10 Thursday
椿を散らしたのは?

先週土曜日の里山歩き。道を歩いていると、地面にツバキの花が散らばっていた。ツバキの花はぽとりと花ごと落ちるはずだけど、やけにバラバラに散っている。花びらなどの状態を見ても、地面に落ちてからそんなに時間が経っているとも思えない。と思っていると、空からパラパラと音を立ててツバキの花びらが落ちてきた!


枝を見上げると、そこにいたのはこいつ。そう、ツバキを散らしたのは三浦ではお馴染みのタイワンリスだ。2枚目の写真がその場で落とした食べ滓(食痕)。花びらや花粉などには興味がないようで、その根元の部分、総苞の内側の部分を囓っている。場所的に、柔らかそうではあるけど、蜜が狙いと言うわけでもなさそうだ。とは言え、それほど丁寧に食べているわけでもなく、ちょっと囓っただけで捨てている感じ。タイワンリスにとって、ツバキの花はあまり美味しい食べ物ではないのか、それともおやつ的なものなのか。なんか贅沢だな〜。