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海山日和

神奈川南部から発信…野山や海辺を歩いて、見たもの感じたもの
石炭の島
   

GW連休なので二本同時更新! 西表島は意外と思うかも知れないけれど、昔は炭鉱の島、石炭の島としてしられていた。西表島の石炭は第三紀中新世に堆積した八重山層群という地層にあり、今でも西表島西部の海岸を歩くと、普通に打ち上がった石炭を拾うことができる。





西表島の炭鉱は明治時代から開発が進められ、第二次大戦前の昭和10年前後が最盛期だったようだ。戦時中の中段を経て戦後も一時期、開発を試みたようだが、結局採算も合わず閉山となったらしい。島内の炭鉱跡はけっこうな数があり、その中でも写真の宇多良炭鉱跡はトレッキング道が整備されて、往復1時間程度で見に行くことができる。当時の炭鉱夫の仕事はかなり危険で、島にマラリアが蔓延していたこともあり生活環境もかなり悲惨なものだったらしい。多くの人が亡くなったとも言われ、島の人であそこに行くとなぜか帰った後に気分が悪くなるから行きたくないとか、ヤバい体験をしたとかまじめに言う人もいるほどだ。まあ自分の場合はそういうの鈍感なんで大丈夫だったけどね。



   

そして海岸を歩くと、大量の一升瓶とか、陶器の破片なんかも落ちていたりする。しかも当時ものだ。写真は味の素のバチ壜と、吹き墨・桜模様の杯。ほかにも銅版転写や昭和初期っぽい陶片も落ちてたな。もしかしたら神薬壜なんてのも落ちている場所があるかもしれないね。まあ、ちょっと拾うにはいい気分しないけど。自分も今回は写真だけだよ。




コメントが更新の活力源です。ご感想をぜひお願いします!……hiroimono
| 旅行・西表島 | 18:10 | comments(8) | - | - | - |
西表で見た脊椎動物
   

かなりバタバタしていて更新が滞ってますが、未だ続く西表編。今回は脊椎動物。まずは西表島といえばこの鳥、カンムリワシ! かのチャンピオン具志堅用高さんのニックネームとしても有名(そういえば離島ターミナルに具志堅さんの銅像建ってたな…)。西表島では個体数がそこそこいて、天気が悪い日が続いた後など、普通に道路沿いの電柱に止まっているのを見ることができる。車を使えばかなり間近まで寄れて、コンデジでもこの通り。





その他の鳥は、ほぼ証拠写真。たまたま見つけたセイタカシギ3羽と、水田の農道で休むツバメたち。今、逗子を飛んでるツバメがこの中にいたかも?(笑) 鳥ではほかに留鳥でズグロミゾゴイ、渡り鳥系でサシバ、ギンムクドリっぽい群れなども見られたけど、目的が違うので低調。西表での冬鳥、渡り鳥のシーズンもほぼ終わってたからね。


   


爬虫類関係では1メートルくらいのサキシママダラ(轢死体…車が写ってますが、轢いたのは僕ではありません。念のため)。そして定番のキノボリトカゲ。日本最大のキシノウエトカゲは何回か見かけたけど、今回も写真は撮れず。なんか縁がないのだ。





大型のものは、ちょっと山側に入れば足跡はたくさんあるリュウキュウイノシシ。今回は証拠写真こそ撮れなかったけど、トレッキング道に入った時に遭遇したよ。完全な成獣で、距離は10メートルくらいだったか。なにか気配を感じて藪の方を見たら、いた。相手も一瞬固まってたけど時間にしたら数秒から十数秒ってところで、カメラ、カメラ〜と思ってショルダーポーチに手を伸ばしたところで逃げられた(笑)







ヤマネコは、夜に車で走れば遭遇することがそこそこあるらしい。でも、今までは出会ったことがなかったし(暗やみで眼が光ったのだけは見たことある)、今回も遭遇はなし。写真は不明瞭だけどヤマネコの足跡。そして剥製。


   

イノシシとヤマネコの剥製は、西表島野生生物保護センター(ワイルドライフセンター)に展示されているもので、数体あるヤマネコの剥製のうち、1体を除いた残りは交通事故で死亡したものだそうだ。違う1体も唯一、交通事故後に生き延びたものの野生復帰はできず、センターで飼育していたもの。センターには島の自然に関する解説や情報もあるし、特に天気が悪い時など寄ってみるといいよ。


| 旅行・西表島 | 16:00 | comments(2) | - | - | - |
西表で見た植物2


ちょっとバタバタしていて更新が遅れてますが、ご容赦を。植物編の2回目は山の植物。始めの1枚は着生ランで、西表の名前を冠するイリオモテラン。と言っても、これはバイオ技術で増殖させた株で、とある場所に移植されたもの。次からが実際にフィールドで見たものだよ(笑)


   





まず最初は白くて特徴的な花を咲かせたギョクシンカ。石垣・西表のものは変種のヤエヤマギョクシンカとされるようだ。2番目はクチナシの花。神奈川には自然分布していないので、野生のものを見るのは初めてだった。3番目はクワズイモの葉のイメージカット(笑) そして4番目はヒカゲヘゴ。木生のシダの仲間で、いかにも亜熱帯っぽい雰囲気を醸し出してくれる植物だよね。そして5番目はギランイヌビワ。幹にたくさんの果実がつくこの様子は、島ではお馴染み。


   
   




次の植物たちは、とある渓流沿いを歩いた時に見たものたち。渓流の苔蒸した岩の上に可愛い植物が生えていた。その最初がヒメタムラソウ。シソ科らしい花だけどかなり小さい。そして周りにポツポツ立ちあがっていたのがランの仲間のキンギンソウ。残念ながらまだつぼみだった。そしてここでも西表の名前を冠する花が…それはイリオモテスミレ。ヤエヤマスミレの変種で、葉が心形になる(ヤエヤマスミレは菱形)。白花のとても清楚な花で、こうした渓流沿いなど限られた場所でしか見られない。そして最後は西表の春を象徴する花でもあるセイシカ。ピンク色をした美しいツツジの仲間だ。花もけっこう大きい。ただ崖のような斜面に生えていることが多く、実は撮影した場所は足元が崖の縁みたいなところ(そんな高くなかったけどね)。西表の植物はもっといろいろ見てみたいな。ほかの季節も絶対におもしろそうだもの!

| 旅行・西表島 | 21:00 | comments(6) | - | - | - |
西表で見た植物1
   

まず始めに、熊本の地震が大変なことになってますね。高校の修学旅行で登った熊本城があんな姿に…。被害に遭われた皆さんに心よりのお見舞いを申し上げるとともに、この困難を乗り越え、復興を果たせるようエールを送ります。

さて西表レポート続けます。今回は西表島で見た植物・花。変な組み合わせだけど宿の周辺と海岸編。まず最初は南の島の定番、青空の下に咲くハイビスカス(仏桑花)。沖縄では赤花(あかばなー)とも呼ぶね。


   






宿の近く、おもに早朝散歩で見かけた花。上からサカキカズラ。分布は千葉県以西だけど、見たのは初めて。2番目はゲットウ。沖縄ではこの葉でお餅(むーちー)を包むので、欠かせない植物だ。3番目はキキョウラン。紀伊半島、四国、九州、南西諸島に分布する。繊細な茎に可愛らしい花だけど、株はけっこう大きくて長い葉がたくさん生えてるよ。4、5番目はオキナワスズメウリの若い果実と花。果実は熟すと赤くなり、まるでクリスマスオーナメントみたい。最近では観賞用にもされるみたいね。6番目は宿の近くだけでなく、海岸林などでもたくさん咲いていた花。シャリンバイに似ているけど、それもそのはず。名前はオキナワシャリンバイ(別名モッコクモドキ)で、シャリンバイとは地域変種同士の関係らしい。この花にはチョウがたくさん来ていたな〜。


   
   
   
   
   

今度は干潟の周辺編。最初はナンテンカズラ。この果実も海岸で見かけるけど、海流散布植物ではなく、果実はすぐに腐れてしまうよ。2番目はオオハマボウ。野生のハイビスカスの一種で、本州で見られるハマボウよりも大型。3、4番目はアダン。果実はよく見る機会があると思うけど、花はあまり知られていないと思う。花はクリーム色の葉のような総苞が目印。雌雄異株で写真は穂状になった雄花。雌花は果実を小さくしたような感じだよ。5番目は干潟の一番陸側に咲くイボタクサギ。本州でも見られるクサギに近縁。花も似ているね。ここで紹介した植物はどれも干潟と陸地の境付近に生える、準マングローブ植物なんだ。





   

そして最後は海岸編。まず始めは海岸に降りる斜面で見つけたシマフジバカマ。フジバカマの近縁種で感じもよく似てる。2番目はハマボッスなんだけど、実はこれ最初名前がわからなかった。だってこちらで見るハマボッスと全然印象が違うんだもの。色もピンク色だし。3番目は海岸の定番モンパノキ。花は少しつぼみができてたくらいで、仕方ないから新葉のイメージカット(笑) そして最後。普通のアザミに見えるけど、これは八重山諸島固有種のイリオモテアザミだ。と言っても、海岸に行けば普通に見られるよ。次回は陸上・山編!

| 旅行・西表島 | 20:10 | comments(6) | - | - | - |
春の西表のイルミネーション


西表島の昆虫ネタでこの時期外せないのがホタル。本州などではこれから5月6月がシーズンになってくるけれど、西表島では早春の2月から4月始め頃までがホタルの季節なのだ。西表島には複数のホタルがいるのだけれど、この時期に光るのはヤエヤマヒメボタル。ゲンジボタルやヘイケボタルに比べると、とても小さなホタルだ。でも、その発光はかなり明るい。光は黄色っぽく、発光間隔もパッパッパッと短くて、まるでクリスマスイルミネーションのように綺麗なんだよ。







このホタルが光るのは日没後の20分後くらいから正味30分間くらい。短い時間で一斉に恋の駆け引きを繰り広げる訳だね。このホタル観賞、近年ではガイドツアーが組まれるほど人気。でも僕らは地元の知人に穴場を教わっていたので、割とゆっくり鑑賞、撮影ができたんだ。写真はISO感度を1600〜3200くらいまで上げ、絞りも2.0くらいまで開いて、三脚使用で30秒間露出して撮影。3日間出かけて、3日目でなんとか見られる絵を撮ることができた。今度は地元で、ゲンジボタルの撮影もしてみたいな。同じ条件で撮影して比べて見ると、けっこうおもしろいんじゃないかな〜。


| 旅行・西表島 | 20:10 | comments(10) | - | - | - |
干潟でカニ三昧


マングローブの生きものと言えば、忘れてはいけないのが干潟のカニたち。トップバッターは、泥の中に隠れていたのを引っ張り出されて怒っているガザミの仲間…たぶんミナミベニツケガニ。








そして多彩なシオマネキの仲間。上からオキナワハクセンシオマネキ、ベニシオマネキ1、ベニシオマネキ2、ヒメシオマネキ(ミナミヒメシオマネキ?)、ヤエヤマシオマネキ。写真は全てオスで、片方どちらかのハサミ脚が大きいのが特徴。個体差もけっこうあって、ベニシオマネキは特にオスの甲羅の模様が個性的だ。写真のうち3枚目のベニシオマネキと4枚目のヒメシオマネキはノートリミング。干潟のカニは神経質で、遠目に人影が見えても巣穴に逃げ込んでしまう。だからコンデジでここまで寄るのは至難の業なのだ。と言っても方法は単純で、無理な姿勢で巣穴の前にしゃがみ込み、ひたすら出てくるのを待つ。神経の図太い個体を見つけるのも成功への近道だね(笑)







そして沖縄の干潟と言えばこのミナミコメツキガニ。姿形からして丸っこく、普通のカニとちょっと違う。しかもこのカニ、前に歩くのだ。そして集団を作って、干潟の水際をワサワサと移動している。もちろん警戒心は強くて、近寄ると体を回転させながら泥の中に潜っていく。今回は無理矢理、泥の中から引っ張り出して撮らせてもらっちゃった(笑)


   

一見すると何もいないように見える干潟も、実はカニの天国。他にも紹介できなかったシオマネキの仲間、リュウキュウコメツキガニ、ミナミスナガニ、カクベンケイガニなど多くのカニが棲んでいるんだ。だから干潟を歩くと、カニたちの作った泥団子がそこら中におもしろい模様を作り出している。そんなのを見るのも干潟歩きの楽しみの1つなのだ。

| 旅行・西表島 | 19:10 | comments(14) | - | - | - |
マングローブは生きものの宝庫
   

今回訪れたマングローブ。森林としても植物としてもおもしろいのだけど、中を歩くといろいろな生きものに出会えるところもおもしろい。


   


マングローブの気根の上や、葉っぱを探すと、ほら水を嫌がる貝たちがよじ登り。上はカニモリの仲間、下はウズラタマキビ。


   


そして気根の周りにはでっかな巻き貝。これはキバウミニナで、マングローブの落ち葉を食べている、言わばマングローブの掃除屋だ。しかし、気根の下にこの貝がゴロゴロしている様子は、けっこう異様な感じだよ。マングローブのどこにでもいる訳ではなく、全然見かけない場所もあるんだけれど、初めてこれを見た時は本当にびっくりした。


   

   

マングローブの中に踏み入ると、足元をバシャバシャ逃げ回っているのが、このミナミトビハゼ。現地ではトントンミーと呼ばれているハゼの仲間。皮膚呼吸ができ、水の中より水の外にいるのを好む変なヤツ。尾部をバネのように使って飛び跳ねて移動するのが名前の由来。神経質なんだけど、巣穴に入っている時は意外と鈍感。というか眠いのかな?


   


マングローブの最も奥、完全な陸地との境くらいによく見かけるのが、大きな泥の塚。これはオキナワアナジャコの巣穴だ。本体は20センチくらいある大きな生きものだけど、捕まえるの大変だから塚だけ(笑) そして潮が引いた干潟にちょろちょろ迷い込んでくるのが、南の島らしい生きものの1つ、オカヤドカリ(コムラサキオカヤドカリ)。沖縄には6種類のオカヤドカリがいるようで、海岸にもそれこそ無数に歩き回っている。島の知人の話によれば、夜のうちに生ゴミを庭に出しておけば、翌朝には綺麗になくなっているとのこと。とってもエコロジーなヤツだったりするが、これでも天然記念物だ。



こちらも更新しました。読んでね!……hiroimono
| 旅行・西表島 | 23:30 | comments(6) | - | - | - |
目的はマングローブ
   



今週、思いっ切り風邪引いた。3日間、熱出っぱなしで、それなのに一昨日は所用で都内へ行かねばならず、しんどかった。思い返せば、前回西表島から帰った後も体調を崩した。どうも朝から晩までフルに活動してくるので、体力を使い切りスカラカン状態になっているのが原因のようだ(苦笑) さて今回の西表島行きはマングローブの取材が目的。一応は仕事絡みだけど、費用は自腹だし、取材に支障がない範囲で10年ぶりの再訪を満喫した。写真は上から西表島東部の後良(シイラ)川、島西部の浦内川、そして浦内川支流の宇田良(ウダラ)川のマングローブ。上2枚は橋の上から見た光景で、誰でも楽しめるよ。






マングローブとは、熱帯・亜熱帯地域において汽水域の塩性湿地に発達する森林で、そこに生える木々は満潮時になると海水に浸ってしまう。僕が初めて西表島を訪れた時にも、まず最初に驚いたのがこのマングローブだ。島の山間部に広がるジャングルのような森林もすごいのだけれど、それは想像の範囲内に収まる。でもマングローブだけは、それまで自分が見てきたどの森林とも違う、異質の存在だった。その異質さを際立たせるのが、気根の存在。マングローブが生える泥干潟は酸素含有量が少ないので、樹木は根を空気中に伸ばすんだよ。




   

干潟に降り立ちマングローブを観察。今回は写真上からヤエヤマヒルギの花とオヒルギの花、それにメヒルギの胎生種子を見ることができた。胎生種子とは、まだ果実が木になっているうちに種子の胚が生長を始め、胚軸が長く伸びた状態のもの。その後、地面や水面に落下すると潮の満ち干などによって散布される。もう語り出したらキリがないほど、不思議でおもしろい生態を持っているのがマングローブなのだ。


| 旅行・西表島 | 21:00 | comments(6) | - | - | - |
西表島…10年ぶりの訪島


今月19日から25日まで沖縄県八重山諸島の西表島に行ってきた。西表島には過去、何度も出かけてきたものの、最後に訪れたのは、このブログが始まる前の年である2005年。なんと10年も間を空けてしまった。何しろ石垣の新空港は言うにおよばず、離島ターミナルでさえ初体験だ。西表島北部に行く船も、船浦港ではなく上原港(写真)発着になっている。変わってしまったものがたくさんあったけれど、変わっていないものもまた多く、なんだか不思議な気分だった。




変わらないものと言えば、島北部の表看板、船浦湾の奥に見えるピナイサーラの滝。港に近づく船からこの滝が見えると「島に来た!」という気分が盛り上がるんだよね。雨の多い天気が続いているようで、滝の水量も多くて見応えがある。滝は落差約55メートルで沖縄県最大。昔は滝の落ち口や滝壺にも行ったことがあるけど、今回は眺めるだけ。




宿の近くから見下ろした船浦湾。右端の湾の中に見えているのが海中道路で、潮が引くとその内側には広大な干潟が現れる。今回はこちらの都合(度の目的)の関係で、時系列ではなくテーマごとに見てきたものをいろいろ紹介しようと思う。しばしおつき合いください。

| 旅行・西表島 | 21:41 | comments(6) | - | - | - |