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神奈川南部から発信…野山や海辺を歩いて、見たもの感じたもの
カエルけろけろ


先週末、梅雨の合間を縫って、三浦半島のとある田んぼにカエルを見に行ってきました。田んぼ、久しぶりです。






三浦半島で確認しているカエルは、アマガエル、シュレーゲルアオガエル、ヤマアカガエル、ウシガエルの4種。ヒキガエルもいると思うけど、まだ見たことがありません。この時期に田んぼで見られるのはアマガエルとシュレーゲルアオガエルの2種です。とは言っても、比率的には9:1くらいでアマガエルが圧倒。その分、アマガエルのバリエーションは豊富で楽しめます。


   


のどを大きく膨らませて鳴くアマガエル。体は小さいのに、その声はかなり響きます。1匹が鳴き出すと、ほかの個体も鳴き出して共鳴していきます。





シュレーゲルアオガエルは、声はすれど姿が見えず…という感じで、やっと1匹だけ。しかも、アマガエルに圧倒されて、鳴くのも控えめという感じでした。アマガエルとはグループが違うので、よく見ると顔つきもかなり違います。アマガエルが丸顔(たぬき顔)、シュレーゲルが細顔(きつね顔)という感じでしょうかね。田んぼにはもうすでにオタマジャクシの姿も見られます。田んぼの周りには、ちらちらとヘイケボタルが舞っています。これだけの環境が残っているのは素晴らしいことですが、数年前には見かけたアカハライモリは今回は姿が見えませんでした。同じように見えても少しずつ環境は変わっているのかもしれませんね。



| 野山の生きもの | 21:20 | comments(4) | - | - | - |
ちょっと来い!
   

前記事の続き。一通り、花を見終わったところで、ルリタテハが飛んでいるのを見つけました。タテハチョウの仲間の中でも、このチョウは特に好きな種類です。でも、けっこう神経質でなかなか近寄らせてくれません。一定のエリアを飛び回る習性があるので、近くに来て止まってくれるのをじっと待ちます。わずかなチャンスで、とりあえず数枚シャッターを切ることができました。





さらに車の場所まで戻る途中、林の中の小道でコジュケイに遭遇。この日はあちこちから元気な鳴き声が聞こえていました。コジュケイはさほど珍しいわけでもありませんが、基本的に林床の藪の中にいるため、なかなか姿を見る機会がありません。しかも、大抵の場合は突然出くわして、写真を撮る間もなく逃げられるパターン。しかし、この時はこちらが少し高い位置にいて、相手に気がつかれずに発見できました。直線距離にして3メートルほどです。草木が邪魔でしたが、途中で全身が見えるような横枝に止まってくれました。花の撮影と違って、こういう時は緊張で痺れますね(笑)


| 野山の生きもの | 20:00 | comments(2) | - | - | - |
道端シリーズ?


また1週間空いてしまいました。いかんいかん…。さて昨日の夕方、近所を歩いていると、道端に車に轢かれただろう、ペッタンコのカマキリが…。この時期にはよく見かける、特に珍しくもない光景ですが、よくよく見るとカマキリの隣りに焦げ茶色の紐のようなものが…。これってハリガネムシ!! 宿主がダメージを負ったのを感じて脱出したものの、自身もダメージを負っていたか、あるいは熱せられたアスファルトにあえなく焼かれたか…。寄生虫って、宿主を操ることもある、すごい生きものだけど、その生き方にはこういうリスクもあるんだよね。それにしても、カマキリには既にたくさんのアリが集っているのに、ハリガネムシには1匹もついていないのが不思議〜!


   

そして今日の午前中、こちらはマンションの前で。30センチくらいの小さなヘビ。体にダメージはなさそうだけど、頭が潰れてるのかな。カラカラの干物状態だけど。その正体だけど、体の正中に黒い縦筋、重ならない鱗の特徴から、タカチホヘビだね。以前にも、やはり道路で轢かれたものを近所で見ているけど、このあたりにはけっこう生息しているのかな。死んだのじゃなくて生きたヤツを見たいんだけどな〜。


| 野山の生きもの | 18:50 | comments(6) | - | - | - | 昨年の記事
大きなケセランパサラン!?
   

三浦半島の山中、ハイキングコースから外れて藪の中の獣道のようなところに足を踏み入れた時、それを見つけた。こんなところにタワシ…いやいやケセランパサランが!(笑) フサフサとした毛がついたそれは、長さおよそ12〜3センチ。もしかして自分、とんでもないものを見つけてしまったかもしれない!?




などと思うはずもなく…。これはリス、しかも特定外来生物タイワンリスの尻尾だね。リスの尻尾は、天敵などに襲われるとき、抜けてしまうことがあるそうだ。ただ、トカゲの尻尾切りとは違って、一度抜けると二度と生えてこないので、尻尾が抜けたリスは生活にかなり苦労するはずだ。リスの尻尾も興味深いけど、このリスを襲ったかもしれない天敵も興味深いね。リスの一番の天敵になるのは猛禽類と考えられるけど、三浦半島の山中では渡りの時を除けばトビ以外の猛禽類は稀な存在だと思う。見つけたのは11月初めなので、ハイタカなどがいた可能性はあるけど、素直に考えれば留鳥のフクロウかな〜。
| 野山の生きもの | 09:30 | comments(12) | - | - | - | 昨年の記事
梅雨本番は…?


今月初旬に梅雨入りしてからしばらくは空梅雨のような様子で、神奈川を除いた1都5県の水甕となっている利根川源流の水源地帯の水不足もニュースになっていた。先週あたりから少し雨が増えたかなと思ったのに、それも続かず。昨日一昨日は晴天、今日明日は雨模様だけど、週間予報を見ると金曜日から晴れマークが続いてる。そういえば今年は台風も全然発生していない。アマガエルも雨を呼んでるぞ〜?





写真は今月初めに撮ったもので、もうシーズンもお終いだけど…ホタルなのだ。西表島でのヤエヤマヒメボタルに味を占めて、手っ取り早く見られる場所で撮影を試みたけど、やっぱりあまり飛び回らないヘイケボタルじゃ絵にならない。しかも田んぼの向こう側で5メートルくらい距離があるので、ヘイケボタルの光量では物足りないね。来年はゲンジボタルを間近で見られる場所に行って撮影してみたいな。


| 野山の生きもの | 19:28 | comments(8) | - | - | - |
狸の週
 
 

12日成人の日の里山散歩。集落内の細いT字路、誰かの声がする。近づくと近所のおばあちゃんが誰かと話しているようだ。曲がり角に近づき、おばあちゃんに軽く会釈をして、さっと角の向こうを見た瞬間、固まった!なんとそこにタヌキがうずくまっていたのだ。会話をしていたのは、近所のおばあちゃんと、自分と同じように散策にきていた人。もちろん話題はそのタヌキである。それにしても距離にして3〜4メートルくらいしか離れていないのに、まったく逃げる気配がない。どうやら相当に弱っているようだ。写真では毛がちゃんとあるように見えるけれど、近づいてよく見ると、例によって疥癬の被害にあっていた。体も痩せていて、雰囲気からはもっても数日という感じであった。


     

そんなタヌキで始まった今週の土曜日、今度は昨日の夜に家の近所でタヌキを見た。確かに近くに雑木林も残っているけれど、まさか人家も交通量も多いこんな場所で…。そのタヌキ、道路の向こう側から渡ろうとして来たのだけど、コンビニに向かう途中の僕に気がついて、途中から慌てて元に戻って暗がりに消えていった。もちろんその時はカメラなど持っていないので写真はなし。代わりに月曜日に撮った野生のシイタケを(もちろん、このシイタケは僕のお腹に収まりました 笑)
| 野山の生きもの | 22:20 | comments(10) | - | - | - |
冬越しの緋縅
 

野鳥以外には、ほとんど動くもののない山の中で、唯一目立っていたのがヒオドシチョウ。それほど珍しい種類ではないけれど、県南東部ではほとんど見ることのないチョウなので、これを見ると山の方へ来たな〜という気分になる。気温はそこそこ上がってはいたけれど、まだ飛び回るより陽だまりで日光浴する方が長い感じ。撮影するために、にじり寄る。よく見ると羽の縁は擦り切れてボロボロだ。このチョウは成虫越冬するのだけど、この冬の大雪を考えればその苦労が偲ばれる。無事に繁殖相手を見つけられるといいね。


 

| 野山の生きもの | 00:50 | comments(8) | - | - | - |
海辺の狸
 
 

先月のこと。いつもの海辺の船上げ場に行くと、1匹の動物がうろうろしている。そこは数匹のネコが居着いている場所だけど、どうもシルエットが違う。気づかれないようにしながら、よくよく見てみると、なんとタヌキだ。疥癬にかかって毛が抜けてしまい、ずいぶんみすぼらしい姿になっているけれど、間違いない。周囲の環境からして、いるとは思っていたし、漂着死体を見たこともあるけれど、それにしても白昼堂々現れるとは、ちょっと驚いた。よほどお腹が空いていたのか、経験の浅い若い個体なのか…。今日は暗くなってから久しぶりにフクロウが鳴いていたし、けっこう自然豊かなんだよね、三浦半島。



amber or umber……hiroimono
| 野山の生きもの | 21:30 | comments(8) | - | - | - |
家守じゃないよ井守だよ!


前記事の、カエルを見に行った時のこと。一番手近な田んぼの畦をライトで照らしても、カエルがいない。あれ〜?と思いながらあちこち照らすと、カエルの代わりに光の中に現れたのが、これ。そうイモリ(アカハライモリ)だ。お〜イモリを見るのもかなり久しぶりだぞ? この田んぼには時々来ているのだけど、日中はどうも隠れているようで見たことがない。3年前にカエルを撮りに来たときも気がつかなかったので、今回の出会いはまったくの予想外だったよ(笑)





同じ田んぼの中に数匹のイモリがいる。手の届くところにも1匹いたので、捕まえてちょっと撮影させてもらう。お腹の朱色がとっても強烈だ(笑) 地域によってはイモリなんて珍しくないのかもしれないけれど、実は神奈川県では絶滅危惧種になっている。県北西部の山地周辺ならともかく、平地やこの三浦半島あたりでは生息地はごく限られているはずだ。もちろん田んぼがあっても、農薬が多量に使われたらアウトだろう。カエルもイモリも昔から身近な存在だったはず。そんな小さな命が生きていける環境って、今はホントに減っているんだよね。それだけに今回は嬉しい出会いだったな☆


    
| 野山の生きもの | 21:40 | comments(12) | - | - | - |
雨降れゲコゲコ
    

梅雨時でも元気な子を見に行こうと、暗くなるのを待って出かけてみた。その日は昼間はとりあえず雨は止んでいたのだけど、出かける頃になってポツポツ。それでも着替えて外出ちゃったし…と出かけたのだ(笑) 場所は車で少し走ったところにある田んぼ。車から降りるとすぐにその子たちの声が聞こえてきた。声の主はアマガエルだ。カエルの鳴き声といえばゲコゲコって表現されるけど、より正確にはグェッグェッグェッグェッ…という感じかな? 少しだけどシュレーゲルアオガエルのキリッコロコロ?と言う感じの声も聞こてくる。




前に同じ場所にカエルの写真を撮りに来たのは2008年。その時に比べると今年はちょっと数が少なかったけれど、何匹か見つけて鳴いている姿をパチリ。やっぱり可愛いなぁ、カエルは☆ このあたりで一般的に見られる小型のカエルはアマガエルにシュレーゲルアオガエル、そしてヤマアカガエル。トウキョウダルマガエルは子供のころ以来見ていない。県北の山間部に行けばいるのだろうけど、とにかく激減していて県の絶滅危惧種にも指定されているようだ。ところで、そんな田んぼで予想外の出会いもあった。それは次回のお楽しみ♪


    
| 野山の生きもの | 19:10 | comments(10) | - | - | - | 昨年の記事