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神奈川南部から発信…野山や海辺を歩いて、見たもの感じたもの
秋の恒例行事
   


この間の連休は、ここ数年、秋の恒例行事となっている地下生菌探し。まずは昨年やっと見つけることができたショウロ。今年は10日くらい早く出かけたのだけど、少しだけ顔を出していてくれました。ショウロはベージュっぽい色をしていて、地面に顔を出して空気に触れると赤茶色に変色してきます。同行していた同じ神奈川出身の仕事仲間Yさんは、3年越しで地元ショウロに初対面。良かったです。





さて、場所を変えて今度は和製トリュフのイボセイヨウショウロ。こちらは時期的には少々遅いかも…という感じです。発生場所に着くと、なにやら荒らされた様子。一部では話題になっている和製トリュフですから、マナーの悪い人が荒らしたか…。でも、それにしては状況がやけに酷いのです。周辺には昨年にはそれほど目立たなかったイノシシの足跡や食事跡がたくさん。トリュフ探しはブタを使うし、もしかしたらイノシシが食べたのかも? それでも、虫食い跡のある大きなのが3個残っていて、今回はそのうち状態が良い1個だけを持ち帰りました。


   

周辺を散策するとセミノハリセンボンが…。この森ではほかにも2個体ほど見つけていて、発生率の高い森です。


   

こちらはノウタケ。あともう少しで胞子を出すため、グズグズに崩れ出すはずです。若くて固いうちは食べられるそうですよ。


   
   

11月は時期的にはキノコはシーズン最終盤と言う感じで、あまりキノコらしいキノコはありませんでしたが、最後に立派なのが出ていました。全体にやたらささくれが目立つこれは、スギタケです。おもに朽ち木などに生えますが、地面下に埋もれた木片などからも生えるそうです。傘が広がる前の幼菌は、なにか京大寄り添うようで可愛らしいですね。キノコ類はもう少しいろいろ覚えたいと思っていますが、なかなかそこまで頭も体もまわりません。なんかもう覚えは悪いし、覚えたことはどんどん忘れていくし、年はとりたくな〜い(笑)



| 菌類・変形菌 | 21:30 | comments(2) | - | - | - | 昨年の記事
セミの受難
   

花ネタ、海ネタがアップされて後回しになってしまいましたが、今月前半のフィールドから。最初はアブラゼミに発生したセミノハリセンボンです。ちょっとまだ早い感じで、もっと“針千本”の名に相応しい感じになってほしいですね。本当なら今頃からが良いのかな。





そして、これこれ! ツクツクボウシの幼虫から出ている、一見虫カビ風のもの。でも、ボーベリアとは明らかに違います。この(分生子の)粉粉の雰囲気って、これに似てますよね。そう、ツクツクボウシタケ。でも子実体は伸びていないし、宿主の幼虫が地上に出ちゃってるって、どういうこと? 見れば、近くにそれっぽい脱出穴もあります。撮った写真をよく見ると、なんとなく短いけれど子実体があるっぽい。なんかツクツクボウシタケ菌の予定が狂って、本当なら地上の一歩手前で宿主を殺すはずが、宿主幼虫が頑張って地上に出ちゃったのかもね。




こちらの写真は、発見した5日後の撮影です。子実体が伸びてくるかな〜と思ったけれど、そんなことはなかったです。ちょっと残念(笑)


| 菌類・変形菌 | 20:30 | comments(2) | - | - | - |
黴び黴び
   

沢沿いを離れて、尾根筋など少し乾いた場所を歩いてみると…今年もありました。夏の定番、ツクツクボウシタケ。土を掘ってセミ幼虫の本体を露出させてみると、その下には幼虫が掘った穴が見えます。本当に、地面の直下まで登ってきて、そこで力尽きるのですね。菌が成熟のタイミング、あるいは温度や湿度の条件に反応するのか、あるいは寄生虫のように宿主をコントロールしているのか…。


   

さて、見つけられた冬虫夏草はそんなものでしたが、虫カビ系もけっこう充実。まずは定番ボーベリア。この宿主はカミキリムシの仲間ですね。小さいものが多かったですが、セミ寄生のもありました。




これは沢筋で見つけたものですが、宿主はムカデですね。初めてみました。寄生菌じゃなく、死骸に生えたものかもしれませんが…。




そして、色みがキモいノムラエア。このフィールドでかつで大発生した狭いエリアに、今年、復活していました。ボーベリアよりも胞子がモコモコした感じが強くて、それが何ともいい感じなんですよね(笑)




そして特に目に付いたのがアオバハゴロモ? 大発生していて、そこら中で死んでいるのですが、その中の多くが枝や葉に止まった状態なんです。写真に撮って拡大してみると、案の定、体から菌糸が伸びてますね。こいつらも虫カビにやられたようです。


   

普通のキノコ類もポツポツ。目立ったのはドクツルタケ、キイロイグチ?と、このシロオニタケかな。ツルタケ系やイグチ系の他の種類もありましたが、きれいなのがなかったので写真も撮りませんでした。8月も終わってしまいましたが、菌類関係はまだまだ楽しめるでしょうね。気になる花もあるので、しばらく山通いが続きそうです。


| 菌類・変形菌 | 22:00 | comments(2) | - | - | - |
クモの受難
   

8月は天気も悪かったし、あまりに動いていなかったので、先週の木曜日に一念発起して三浦半島の山の中へ行ってきました。この時期だと花はほとんどないし、とりあえず虫草狙いかな…。と言うことで、いつもの沢筋ルートへ。


   

道沿いの湿った斜面には、カメムシタケがいくつもありました。中でも、これが一番格好良かったかな。そして一番の狙いはクモ生の虫草。沢岸にあるアオキなどの葉っぱをめくり返しながら進みます。





ありましたよ。これはトルビエラクモタケでしょうか。写真の2つは別個体。どちらも大きさは1センチ弱で去年見つけたものより小さいですが、状態は良い感じ。ブツブツの胞子果が何とも言えませんね(笑)




少し進んで行くと、今度はギベルラ型のクモ虫草がありました。ギベルラはずいぶん久しぶり。白いツブツブは分生子というもので、1本立ち上がっているのは分生子柄束といいます。なんか格好いいです。




こちらは、もう本体が崩れてしまっていますが、コゴメクモタケの成れの果てじゃないかと思います。


   

しかし、この沢筋でクモ生虫草が見られるのは、この写真に見えている狭いエリアだけなんですよね。こういう気生菌にも“坪”みたいなものがあるんでしょうね。なので、特にこのエリアに来ると集中して探すようにしているんですよ(笑)



| 菌類・変形菌 | 22:50 | comments(4) | - | - | - | 昨年の記事
これも7月の定番
   

この時期になると必ずチェックしているのが、ご近所の虫草の坪。年によって微妙に変化があるのですが、今年はついにオサムシタケが1個も発見できず。初めて見つけた時はそこら中に溢れかえっていたのに、菌が死んだのか、アオオサムシが全滅したのか…。ところが、これを探していて思わぬところで1個発見!


   

でもまあ、毎年同じネタじゃん…と言わないでください。微妙な違いもあるんですよ。ほら、もう何年かぶりの幼虫生オサムシタケです。ご近所の坪を見つけた当初に1〜2個発見しただけで、後は全部、成虫生だったのですから。自分でもちょっと嬉しかったです。





ご近所の坪では、一時姿を消していたものの去年ほぼ完全復活したクモタケ。今年も順調でした。あちこち、けっこうな数が出てましたよ。キシノウエトタテグモが復活してきたのでしょうね。オサムシタケもそうですが、きっと何年周期かで、こうした増減を繰り返すのでしょう。




その他では、昨年見つけたツブノセミタケは今年は見られず。サナギタケ系もなくて、唯一見つけたのがこれ。最初は虫カビかと思ったのですが、よく見ると胞子がホワホワ出てるじゃないですか。どうやらクモ生の虫草が出た後、全体が黴びてしまったもののようです。今季はまだ三浦の山奥には虫草探しに出かけていませんが、秋までの間には何度か足を運びたいですね。


| 菌類・変形菌 | 18:30 | comments(4) | - | - | - | 昨年の記事
トリュフ飯



10月の末に採集してきた和風トリュフのイボセイヨウショウロ。そのうちの2個を1ヶ月ほど保存してきた。追熟できるかな〜と思ったのだけど、結局香りはそんなに強くならなかった。で、これ以上置いていても仕方ないので、食べることにした。カットしてみると、断面の色はかなり黒くなっている。下の写真は、採集してきた時にカットした別のものだけど、断面の色が茶褐色。個体が違うので何とも言えないけど、少しは成熟が進んでいたのかもしれない。




まずはパスタ。今回は市販のブナシメジ、ブラウンマッシュルームを炒め、白ワインとパスタのゆで汁でソースを作り、パスタと和えるときにみじん切りのトリュフを混ぜた。そして最後にスライスしたトリュフを載せて完成。まあふつうにおいしい。





そしてネットで見つけた新レシピ、トリュフ飯も試してみた。レシピといっても、基本は白飯に出汁の素とバターを混ぜてバターライスを作り、上にトリュフを載せるだけ。そして、その応用の卵かけご飯。こちらはバターライスに生卵をかけトリュフを載せ、醤油の代わりに麺つゆの素をかけた。熱々ご飯の熱のせいか、バターだけでなくふんわりとトリュフの香りも漂ってくる。すごくおいしいと言うほどでもないけど、ちょっと変わったおもしろい一品ということでは十分有りだと思う。でもこれ、もっと香りの強いので試してみたいな〜。



| 菌類・変形菌 | 11:10 | comments(12) | - | - | - |
松から露が滴り落ちて
   


キノコになりましたとさ(笑) 昨年から探していた地下生菌の一種、地元神奈川県産のショウロをついに見つけた。昨年は見事に探索失敗。そして今年も何度か探しに行ったものの見つからず、半ば諦めかけていたのだけれど、少し予測を修正してリベンジ。それが当たった。現場に行きマツの落ち葉をそっと避けると、しっかり顔を出していたよ。




ショウロは昔から知られる食用菌で、マツ類の林下に発生する。海岸のクロマツ林だけでなく、内陸のアカマツ林などにも発生するようで、現在では複数の種類に分けられるそうだ。ショウロは、上の発生状況の写真では褐色をしているけれど、地下にある状態では白色をしている。それが空気に触れると、次第に紅紫色から褐色へと変色していく。大きさは、大きなもので4センチくらいで、色と形はジャガイモっぽい。触った感じは柔らかいが、芯があるというか、中身が詰まっている感じだ。





断面。とても密な迷路状の構造に小胞が多数あって、硬めのスポンジのような印象だ。新鮮なものは白く、成熟していたり、古くなると褐色に変化する。香りは何というか酸味があるというか爽やかな感じで、イボセイヨウショウロとは違う。こちらの方がいい香りだと思ったけれど、痛んできた時の香りはガスっぽかった。さて、せっかく採ってきたからには食べてみようということで、作ったのは以下の3品。




定番料理らしい卵とじ。薄くスライスして入れてみた。調味料以外に合わせたのはネギのみ。うん、普通においしい。




キャベツと鶏肉との炒め物。こちらは少しザックリと切って入れてみた。柔らかいようで少し歯ごたえがあって、おもしろい食感。




そしてこれも定番のお吸い物。これも出汁が利いておいしい。とは言え、卵とじもお吸い物も普段は作らないし、ショウロを食べるのも初めて。だから、ショウロを入れたもの、入れてないもので食べ比べしないと、正直なところはわからないかな〜(笑) ショウロは神奈川県ではかなり稀少な存在。永続的に発生が続くよう見守っていきたいと思う。ただ、生育環境さえ整えてあげれば、発生する場所が増える可能性は高いんじゃないかな〜。


| 菌類・変形菌 | 14:00 | comments(12) | - | - | - | 昨年の記事
今季も再び黒いのを…


先月末、とある里山にあのキノコを探しに行って来た。本命に行く前に少し周辺を散策。すると目に飛び込んできたのは見事なセミノハリセンボン。そういえば昨年もこの場所で見つけたっけ。




雑木林の中を歩くとポツポツとキノコが見つかる。しかし、この日は生憎天気が悪く林内は薄暗いし、三脚は車に置いてきてしまったのでブレ写真連発(苦笑) そんな中での貴重な一枚はアカキクラゲの仲間。


   


すると1本の倒木に見覚えのあるキノコを発見! これはハナビラニカワタケだ。これまで何度か出会っているけれど、いつも既に古くて状態の悪いものばかり。今回のは少し痛み始めてはいたものの、一番状態がいい。せっかくなのでお持ち帰りした。 


   

さて今回の目的である“あのキノコ”とは……もちろん和製トリュフのイボセイヨウショウロだ。発生地に行ってみると誰かが掘ったような跡。でも、パッと見ると地面に数個、顔を出している。で今年もこの通り。





今回は3センチほどの大きさのものを、3個持ち帰った。1個は撮影用にカット。内部の、この大理石模様が特徴だ。しかし、昨年もそうだったが、この大きさのものはなぜかあまり香らない。昨年も大きいのは周囲に香りが広がって臭いくらいだったのに。なので、残る2個はもう少し熟成できるかどうか、現在、保存中だ。





そして今回はもう1つ大ヒット。なんと別の種類の地下生菌を発見したのだ! と言っても、見つけたのは同行してくれた Yさんなんだけどね(笑) 見つけた時は「なんだこれ?」だったので、その場で半分にカットしてみると、中がしっかり大理石模様だったのだ。種類はよくわからないけれど、どうもイボセイヨウショウロに近い仲間のチャセイヨウショウロというのに似ている。この地下生菌、種類も意外に多いようだから、まだまだ新しいものが見つけられるかもね。


| 菌類・変形菌 | 18:50 | comments(6) | - | - | - |
抓茸 Tsumamitake
   

先週火曜日のフィールド探索の続きで、またまた菌類。だって目についちゃうんだもん。まずは、ちと露出オーバーだけどシロソウメンタケ。食菌らしいけど無味無臭で、単に食べられるだけ…というものらしい。





こちらは昨年も載せたツマミタケ。今回はかなり新鮮なものが出ていた。ウッドチップを撒いてある場所で地面が安定しないのか、柄が伸びてくると自重で倒れてしまうようだ。グレバ(頭部先端の胞子をつくる部分)がジュクジュクしていて、人の鼻にはあまり臭いは感じないのだけど、盛んにハエが集まってきていた。


   
   

1つ、幼菌から顔を出した状態のものがあった。約2時間半後、探索を終えて戻ってくると、柄が伸びて頭部が完全に顔を出していた。この段階ではグレバはまだ乾燥した感じだが、やがて粘液状に柔らかくなるのだろう。この手のキノコは何度見てもおもしろい。ちなみに名前は頭部が、何かを摘む(抓む)指の形に似ていることに由来するようだ。


   


切り株には、まだ出始めのイヌセンボンタケ。このキノコは多数が一斉に生えるので、けっこう写真映えする。そして最後は予想外のクモ生冬虫夏草で、雑木林の林床にポロッと落ちていたもの。状態も悪くてよくわからないけれど、先端が球状の分生子柄が複数出ていて、ギベルラの羽蓑型と言われるものに少し似ている。こんな訳で、この日はメインのはずの植物以上に菌類で楽しんでしまった(笑)


| 菌類・変形菌 | 21:30 | comments(4) | - | - | - |
秋雨の恩恵
   

今月は台風や停滞前線のおかげで雨が多い。夏の間カラカラに乾いていた森の中も、しっとりと湿っている。おかげで菌類がけっこう活発になっている感じ。いろいろ見た中から、冬虫夏草じゃないものを少しだけ紹介。まずは倒木に生えていたアラゲキクラゲ。まだ小さかったから採らなかったけど、美味しいキノコだよ。


   



キノコは難しくて識別がなかなかできない。2枚目はテングタケ科のツルタケかその近縁種かな? スラッと立ち上がって格好良かった。3枚目はイグチ科。でっかいパンケーキみたいなの。管孔は黄色っぽく、柄には少し赤みがあったからヤマドリタケ系のイロガワリかニセアシベニイグチか…。4枚目はけっこうあちこちで見かけるベニチャワンタケ。この色は暗い林床でもよく目立つね。






次の3枚、こちらは菌類ではなく変形菌の一種でツノホコリ。前々回の記事、アキザキヤツシロランを探しに行った時に見たもの。通常タイプは上2枚のような細かい毛のようなタイプで、たまに最後のような棒状タイプ、エダナシツノホコリも見かける。ツノホコリは変形菌の中では子実体が大きくて白くてよく目立つし、けっこうきれいなんだ。姿勢を低くして、地面や落ち葉、倒木の上などをじっくり観察すると、いろいろ楽しいものが見えてくるよ。


| 菌類・変形菌 | 15:00 | comments(6) | - | - | - |