CALENDAR
Sun Mon Tue Wed Thu Fri Sat
   1234
567891011
12131415161718
19202122232425
262728293031 
<< May 2019 >>
NEW ENTRIES
RECENT COMMENTS
CATEGORIES
RECOMMEND
RECOMMEND
RECOMMEND
RECOMMEND
RECOMMEND
RECOMMEND
RECOMMEND
RECOMMEND
RECOMMEND
RECOMMEND
RECOMMEND
RECOMMEND
RECOMMEND
RECOMMEND
ARCHIVES
MOBILE
qrcode
LINKS
PROFILE
OTHERS
 
神奈川南部から発信…野山や海辺を歩いて、見たもの感じたもの
騙されないぞ


3月満月まわりの夜磯、2回目です。今回、ちょっと目立ったのがトップバッター。一見、ウミウシのように見えますが、まったく異なる系統の生きもの、ヒラムシです。種類はミノヒラムシで、背面に多数ある突起が特徴。それが名前の由来でもあります。今回なぜか何個体も見かけました。泳いでいるシーンにも出くわしたのですが、残念ながら写真はピンボケでお見せできません(苦笑)






そして3つ並べたこれらの生きものも、ウミウシっぽい。特に真ん中のカイメンみたいのは最初はウミウシかと騙されそうになりました。しかし、いくら待っても鰓を出さず、触角と思ったものはよく見れば水管。これは貝殻を軟体で覆うタイプの巻貝(腹足類)で、ベッコウタマガイの仲間のようですね。しかしこの仲間、結構見かける割にはあまり調べられていないのか、イマイチ確かな情報がありません。軟体部の特徴がはっきりした種類がいるので、それが種の見分けに役立ちそうなんですが、バリエーションもあるのではっきりしません。キシュウベッコウタマガイやセトベッコウタマガイあたりが怪しいのですが、詳しい方がいましたらぜひ教えてください。




さて、無脊椎を離れてお魚へ。この冬はかなり早い時期からさまざまな幼魚が出現していましたが、今回はこんな子を見かけましたよ。フクロノリの揺りかごに抱かれるようにしていたのは、黄緑色が美しいイダテンカジカの幼魚です。大きさは2センチ弱くらいです。




こちらは帰り際に撮ったイソギンポ。すっかり寝ぼけモードで、フラッシュ焚いて写真を数枚撮っても、まったく動きませんでした。




こちらは岩陰にいたウツボの子供。大きさはどれくらいと言うか…頭の縦幅が大人の指2本分(人差し指と中指)くらいと言えばおわかりになるでしょうか。成魚になったウツボはさすがに怖さもありますが(と言ってもむやみに手を出さなければ大丈夫)、このサイズは可愛いもの。口は大きいですが、漫画みたいな白黒の目で、けっこう愛嬌のある顔をしているんですよ。さて、次の磯観察報告は昼間のレポートになります。春らしくなって野山の花も気になりますね。忙しい季節になってきました(笑)



| 海の生きもの | 14:00 | comments(2) | - | - | - |
ラストダンゴ・イン・イソ
   

先週の大潮まわりは18日の月曜日のほかに、満月の20日にも夜磯に出かけました。天気が崩れるような予報だったのだけど、夕方までそんな気配もなかったので出かけてみたのです。2回目は、昨年まで通っていた磯。ところが海についてみると、かなり強めのうねりが入っています。岩場のおかげで波が来ることはないのですが、沖側の潮間帯下部に行くのがはばかられます。仕方がないので潮間帯上〜中部のタイドプールをチェック。う〜ん、生きものが少ないです。1枚目の写真はメダカラガイ。2匹が同じ場所にいました。




ウミウシ…と思ったらヒラムシでした。これはカリオヒラムシですね。潮間帯の磯ではよく見かけるヒラムシの一種です。




ウミウシもめぼしいものがいません。こちらは前にも紹介しているカメノコフシエラガイ。そのほかには、ホオズキフシエラガイ、ブドウガイ、クモガタウミウシ、それにアメフラシ類など、常連ばかりでした。




あまりに何もいないので、ハオコゼを撮ってみたり…(笑)ハオコゼも可愛いんですけどね。普通種だし、このポイントは特に多くて食指が動かないんですよね。他の生きものを撮影するときに、触れてしまわないよう気を遣いますし。でもまあ、たまには良いか。しかし、今回はこれで終わりかな…と思っていたら、ライトの明かりの先に動くものが!





ダンゴウオ登場です。2日前の別のポイントでは出会えませんでしたが、見事にリベンジ。緑色の可愛い個体です。背びれが大きく立っているので、オスですね。明かりを嫌って動き回るのでなかなかうまく撮影できませんが、まあ何とか。このポイントも近年、海藻が減ってしまい、それとともにダンゴウオやスナビクニンが減ってしまいました。それでも今年もちゃんと見られたことが、とても嬉しいですね。




ダンゴウオ撮っていたら、後ろにミスガイが…(笑) ダンゴウオに悪戦苦闘していたら、いつの間にか風がビュービュー吹き出して、小雨もパラついてきました。潮の時間はまだまだ大丈夫でしたが、さすがに無理。撤退です。次の大潮まわりは予定があって夜磯には行けません。次の次、3月後半の大潮は時間があれば出かけてみようと思っていますが、潮の引きも悪くなって来るし、ダンゴウオが見られるのも今回が最後かな? でも、今季も十分に楽しめました。



| 海の生きもの | 21:20 | comments(4) | - | - | - |
白髭悲し


スーパームーン2日前の月が照らす中、飽きもせず夜磯観察です。場所は今季から通っている磯です。2月も半ば過ぎ、例年なら水温が底をつく時期。冬の寒さに直接的に晒される潮間帯は、生きものにとっては厳しい環境です。今季は水温が高めだったとは言え、少しずつ南方系の生きものの姿が消えていますし、今回、生きものたちの様子はどうなっているでしょう。ちなみに、自分は普段は長靴派です。ウェーダーは長靴より深い場所に入れますが、すぐに水が染み込みそうで購入意欲が高まりません。長靴も釣り用などは丈が低くイマイチで、いくつか試して辿り着いたのが業務用長靴。これ最高です!(笑)




見覚えのある岩を頼りに、前回ヤクシマダカラ幼貝をリリースした場所をチェック。残念ながら貝殻は回収できませんでした。潮間帯上部〜中部は、潮が引きすぎてタイドプールもほとんど水がありません。早めに潮間帯下部に移動して最初に見つけたのが、これ。いきなりの大物です。寒さのせいか動きの鈍いボウシュウボラです。




水温が落ちてもムラサキウニやアカウニ、バフンウニは元気です。ガンガゼは相変わらず小さい個体がいますが、数が減りましたね。写真はたまにいる色の派手なムラサキウニです。写真では紫色が強いですが、肉眼ではかなり青っぽく見えます。アカウニの中にはたまに本体が白っぽい個体がいます。これらの個体が単なる体色変異、色素異常なのか、それとも別の意味があるのか、真相を知りたいところです。そう言えば、あのウニが見当たりません。




し、シラヒゲウニ!!! どうやら南方系のシラヒゲウニは水温低下に耐えられなかったようです。今回、生体は見かけませんでした。それならせめて裸殻だけでも…と当然思いますが、写真のものは反対側がガッツリ割れてしまっています。ホント残念。そこそこ大きさがあるのと、ムラサキウニなどに比べてやや殻が薄いのが仇になりましたね。





今まで何度か紹介していますが、潮間帯も中〜下部に来るとウミシダ類の子供がけっこう見られます。ところが今回は小さな岩の下に大人サイズのウミシダを発見。ちょこっと探ってみると…あ、なんかいる! これはウミシダ類と共生するカニ、コマチガニです。甲幅1センチ弱の小さなカニで、主にウミシダの巻枝(岩に付くための器官。写真上)に隠れています。ウミシダにはほかに、ヤドカリに近いコマチコシオリエビが共生していることもありますよ。




たまにはこんなものも撮ってみました。ウメボシイソギンチャクに比べるとやや地味な色合いの、ミナミウメボシイソギンチャクです。ウメボシイソギンチャクは岩の割れ目とかくぼみの壁、天井など、やや狭い場所に付いていることが多いですが、ミナミウメボシイソギンチャクは転石の上などにくっついています。




こちらはミドリイソギンチャクです。体壁に黄緑色のイボが多数あるのが特徴(写真では見えませんけど)の、きれいなイソギンチャクです。さて、普段は撮影しないイソギンチャクなどを撮っているのは、獲物が少なかったから?と思う人もいるかもしれません。確かに生きものの数、種類とも減っていて、今回はダンゴウオも姿を表してくれず、前半戦は苦戦しました。しかし、予想外に豊作だったものもあります。それは次回の記事で。




| 海の生きもの | 13:00 | comments(2) | - | - | - |
2月最初の大潮・後編


2月最初の夜磯、出だしはあまりパッとしませんでしたが、最干潮時間(23時40分ごろ)を過ぎ、日付が変わる頃から盛り上がってきましたよ。最初の1枚はまるでそんな雰囲気がありませんが、それは構成上の問題で仕方なく(笑) この緑色の紐みたいのはミドリヒモムシ(そのまんま)です。ヒモムシは紐型動物門という独立したグループの生きもので、消化管、閉鎖血管系、はしご形神経系を持っています。環形動物や軟体動物に近いグループだと考えられているようですよ。このミドリヒモムシは幅1センチ弱、長さ30センチくらいあり、色が色だけによく目立ちます。





日付が変わった直後、見つけたのがこれ! 地色がかなり白っぽかったので、一瞬「??」と思いましたが、ヤクシマダカラ幼貝です。幼貝と言っても、優に殻長5センチはあります。FDかと思って拾い上げたら、なんとかろうじてまだ生きていました。さすがにもう虫の息という感じでしたけどね。2月ともなるとタイドプールには、キイロダカラやハナビラダカラのFDが目立ってきます。今季はヒメホシダカラをゲットしましたし、ハナマルユキも拾えています。ヤクシマダカラ幼貝の貝殻はたまに見かけるものですが、生貝を見たのは初めてでした。たとえ先の短い命でも、自然に海に還れるようリリースしました。





ウミウシ類は、先に見かけたベッコウヒカリウミウシの他は、クロシタナシウミウシやマダラウミウシ、サキシマミノウミウシなど特に代わり映えせず。写真のミヤコウミウシも以前紹介済みですが、今回は2センチくらいの小型個体をいくつか見かけました。しっかり繁殖して増えている感じです。





潮間帯中部から潮間帯下部に移動しながら、生きものを探していると、ついに発見。ピンク系のダンゴウオです。全長は約2センチ、まるまる太ったメスのようです。今回のダンゴウオはこれ1匹だけでしたが、やっぱり見られると嬉しいですね。可愛いです。






そしてそして、そろそろ潮が満ち始めるから終了かな…と思っていた矢先、素敵な出会いがありました。なんとベニシボリガイ生貝が出ました。石の陰に隠れるように移動していましたが、見逃しませんでしたよ。ベニシボリガイの生貝は、昔ダイビングで見たことはありましたが、潮間帯の磯では初めてです。昨年末のベニヤカタガイに比べれば、こちらは相模湾にも普通に分布している種類ですが、そう滅多に出会うものではないので、嬉しかったですね。




本当に最後、引き上げる直前に撮影したミスガイ。ミスガイは相変わらず多いですが、こちらはなんか老成した感じで、貝殻も年季が入っている感じ。軟体部の大きさも半端ないですが、ちょっと弱っていたのかも。なんかこれを見て、牡丹の花を思い浮かべちゃいました。ということで、今月最初の夜磯報告はお終いです。次の満月の大潮も出撃予定ですが、毎回色々な出会いがあるので楽しみです。


| 海の生きもの | 12:03 | comments(4) | - | - | - |
2月最初の夜磯・前編


あっと言う間に2月。今月は月頭の日曜日から新月まわりの大潮でしたが、その日曜日から月曜日にかけて天気が崩れて海は大荒れ。と言うわけで、夜磯出撃は火曜日の夜となりました。しか〜し、なんと干潮時間を間違えて出遅れ、1時間近くロスする羽目に…(泣) 荒れた後ですし、そろそろ水温も一番下がる時期、ブログネタ的に新しい出物はあるでしょうか…などと心配していたら、出ました! これはベッコウヒカリウミウシですね。なかなか変わった姿。名前の通り、強い刺激を与えるとピンク色の丸いコブが光るらしいです。→ベッコウヒカリウミウシと思いましたが、近似種のプロカモペルス・セイロニクスの可能性も?




海が荒れた後ですが、相変わらず幼魚は多いです。写真はカゴカキダイの幼魚で、前回よりさらに増えたような気がしました。ところが、前回の大潮時に確認した、小さなタイドプールにいたダンゴウオ2個体が見当たりません。潮間帯は少し岩も動いたような気もしますし、さすがにどこかに行ってしまったのかも。





小さなタイドプールを丁寧に見ていきます。そこにいたのは、写真ではよくわかりませんが、体長15センチに達するような大きなムカデメリべです。身体中に突起が密にあり、しかもオレンジ色っぽい色が混じる、なかなかに異様な姿をしていました。実はこの個体、別のもう1個体を追いかけていたのですが、フラッシュを浴びたら怯んで、縮こまってしまいました。恋路を邪魔しちゃったかな。





今季は行けば必ず出会うマメダコ。今回も出ました。良い具合に色彩変化をしてくれたので、並べてみましょう。上が発見直後で、こちらに気がついてムラサキウニの陰に隠れようとしたところ。下がそれから少し時間が経ったところです。左右第三腕の付け根に蛍光水色の斑紋があります。興奮すると、全体に白っぽい斑紋が浮かび上がるようですね。




今回は海が荒れた影響なのか、潮時表の数値よりも水位が高い感じでした。なので、あまり潮間帯下部〜潮下帯の方には近づきませんでしたが、潮間帯中部のタイドプールにもシラヒゲウニがいました。今季は多いようですね。このまま越冬して、繁殖しもっと数が増えるでしょうか。南方系の生きものが見られる一方で、やはりちょっと生きものが減った印象の今回。それが荒れた影響なのか、水温の影響なのかはわかりませんが、後編ではどうなるでしょう?


| 海の生きもの | 20:30 | comments(2) | - | - | - |
ウニも南方系が…


今回は棘皮動物。まず初めは、ビーチコーマーはみんな大好きタコノマクラ。タイドプールではほとんど見ることはないんですが、今回はラッキーでした。ビーチコーマーのみなさんは、通常、刺し網などの漁労屑として捨てられた、緑色に変色したものの方が馴染みだと思いますが、生きているときはこんな灰褐色をしています。上に乗っている貝殻や海藻は身を隠すために自らつけているものですよ。




アップで見ると、表面に細かい棘と、毛のような菅足が無数に生えていることがわかります。貝殻などは菅足を使って、背負っていると言っても良いでしょう。




こちらはガンガゼはガンガゼですが、アラサキガンガゼです。近年、アオスジガンガゼと分けられた温帯性の種類ですね。過去にはガンガゼのシノニムにされたこともあるようです。特徴は上面に「Y」字状の青い線(実線または破線)があることで、「Y」の又の部分に白い筋が入るものが多いとこのと。ガンガゼはその部分が完全な点々(丸点)になっています。




潮間帯下部のタイドプールを探索していると、おやっ、これは? 一見するとバフンウニに似ていますが…。




バフンウニにはない本体の紫色(歩帯の部分)と鮮やかめの棘。これは南方系のシラヒゲウニです。こちらにもいることは知っていましたが、どちらかと言えばレアな方で、三浦半島で初めて見ました。しかも小さめのから、良いサイズのもの(写真の個体)まで複数個体を確認。やはり今季は水温が高いのでしょうね。本場の沖縄や奄美では資源減少が著しく、近年は禁漁が続いているようですが、このまま温暖化が進んだら本州南岸とかで増えたりして…。




最後はウニを離れてヒトデ。ヒトデ類はイトマキヒトデとヤツデヒトデがほとんどで、たまにトゲモミジガイなどを見かけます。写真はオレンジ色のイトマキヒトデ。この色をしているとかなり目立ちますが、サポニンという毒を持っていることと、浅いタイドプールには天敵のボウシュウボラも滅多に来ないので、安全なのかもしれませんね。



| 海の生きもの | 10:00 | comments(2) | - | - | - |
クリスマスっぽいものは…


クリスマス連休の夜磯、最後は寄せ集めです。せっかくなのでクリスマスに引っ掛けて紹介していきましょうか。サンタクロースといえば立派なお髭。同じ髭でも、ゴンズイのちょろ髭じゃ違いますよね。ゴンズイも夜磯の定番なのですが、今回は特に多かったです。通常20匹程度の群れが見られますが、今回は軽く50匹オーバーの群れもいましたよ。




こちらは比較的、大きめのヤドカリ。イシダタミヤドカリでしょうか。これなんか、プレゼントの袋を背負ったサンタクロースっぽくないですか? 大きめのヤドカリも個体数はいますが、ちゃんと確認していないので複数種類いるかもしれません。




そして毛むくじゃらなトナカイ…はちょっと無理があるかな。ケブカガニくん。よく見かけますが、それほど数は多くないカニです。まあ、こんな姿ですから、目立たないだけかもしれませんけどね。




巣穴に隠れた小型のマダコ…。クリスマスにはまったく関係なくなっちゃった感じですが、サンタクロースが来るのを待っている子供というのは、どうでしょう? 巣の前に溜まった貝殻は、プレゼントを入れる靴下の代わりになるかも。




岩の下のアカクモヒトデは……色が赤いだけですね(汗) クモヒトデも磯ではいろいろな種類が見られます。夜でも大抵は岩の下にいるので、ほとんど写真を撮ることもありませんが、今回は特別。




色合い的に一番クリスマスっぽいなと思ったのは、このウミシダの子供。腕を広げても10センチくらいです。種類はよくわかりませんが、腕が10本ですしシモフリウミシダあたりでしょうか。これは雰囲気からイメージすると、玄関に飾るクリスマスリースという感じかな。まあ、そんな風に一人寂しく夜の磯を徘徊していたわけです。帰り際、駐車場に向かって歩いている時、巡回中の警察車両とすれ違いましたが、幸いなことに職質は受けませんでしたよ(笑)



| 海の生きもの | 14:40 | comments(2) | - | - | - | 昨年の記事
夜磯始め


前回お伝えした通り、この冬、初の夜磯に出かけてみましたが、実はかなり不完全燃焼気味。そこで二晩続けて出撃して来ました(笑) 場所はまた別の(そこも昔、昼間はよく通った)場所です。同じ三浦半島でも場所が変われば磯の雰囲気も少しずつ違います。前の晩の磯にもいましたが(1枚目)、ここではミスガイが目立ちました。





ミスガイは貝殻も魅力的ですが、生体も軟体部がひらひらとしてきれいです。そして芥子粒のような黒い目が可愛らしいんですよね。通常の個体は、その軟体部がワインレッド色で水色の縁取りをしていますが、たまにベージュ色っぽいタイプも見られます。この夜はどちらのタイプも見られましたよ。




そして、こんなものまで出てしまいました! 貝殻の色は薄いですが、何とベニヤカタガイです。これってもっと南方にいるんじゃ…。自分は以前、八丈島でのダイビングで生体を見て、また同じ時に貝殻も拾っていますが、それ以来ですね。ずいぶん昔のことです…。





同目別科のベニシボリガイは、相模湾(東伊豆)のダイビングで生体を見ていますし、三浦半島ではそれらしい卵嚢を見たこともあります。また貝殻も何度か拾っています。でもベニヤカタガイが出るなんて話は聞いたことがありません。また、まだ見たことも拾ったこともない同科別属のヤカタガイに出会えれば…と思ったことはありますが、まさかベニヤカタガイが出るとは、まったく予想外でした。潮間帯下部、水深15センチ程度のところです。殻長は10ミリくらいかと思います。




こちらはカメノコフシエラガイです。大きかったです。10センチくらいかな。この夜は2個体見かけました。綺麗なワインレッド色ですが、色彩タイプはいろいろあるようです。




いぼいぼの体がキモ可愛いミヤコウミウシ。ほぼ同じ場所に2個体いました。5センチくらいです。ウミウシもみんなこれくらい大きいと、見つけやすいんですけどね。






この夜、ウミウシで多かったのはサキシマミノウミウシでした。磯でもよく出てくれるし、姿もかっこいいし色もきれいだし、お気に入りのウミウシです。写真のものは、ごく狭いエリアに6匹集まっていて、それぞれが何となくペアっぽくなってました(3枚それぞれ別ペアです)。最後のはもしかしたら交接間近? 写真を拡大しましたが、してはいなかったです。まあ、もうすぐクリスマスですし、くっつきたくなる気持ちもわかります(笑)





最後は大好きなウニで。ガンガゼの小さいのと、アカウニの白棘タイプです。この棘白タイプは、全体が赤紫のに比べてちょっと少なめです。ムラサキウニも通常はほぼ黒のタイプですが、たまに見た目が青っぽい(写真に撮ると紫色ぽい)タイプがいます。で、肝心のダンゴウオですが、かすりもしなかったですね(笑)夜はほとんど来たことがない場所なので、全然勝手がわかりませんでした。次回の大潮ではいつも通っている場所に行こうと思いますが、今回の場所もまた来ておきたいですね。もう1カ所、気になっている場所もあるのですが…。さて、どうしましょうか。



| 海の生きもの | 23:00 | comments(4) | - | - | - | 昨年の記事
夜磯始め


何かと忙しない師走ではありますが、ダンゴウオ・シーズン突入ということで、夜磯に出撃してきました。ただ近年、いつも通っている場所が低調なので、気分を変えて別の磯へ行ってみましたよ。そこで、とにかく目についたのがメリベウミウシ。種類の見分けがよくわからないのですが、ムカデメリベでしょうか。ちゃんと数えていませんが6〜7個体はいたと思います。





写真を撮ったこの個体は、積極的に捕食行動中。口吻の内側とか見ると、かなりキテます。クリーチャー系のホラー映画に使えるレベル。サンゴモ類(エチゴカニノテかな)をパクッと口吻で包み込んで、そこに隠れている小動物を捕食していたようです。なかなかタイミングが合わなかったけど、このシーン撮りたかったんですよね。






お魚の面々。1枚目、オヤビッチャ幼魚はまだ見かけます。2枚目ヘッドランプの明かりに集まったアミ類を喜んで捕食するアゴハゼ、3枚目はコケギンポ。ただ、この磯は全般に生きものが少なかったです。干潮時間より時間が早めで、低調線近くをあまり見られなかったせいもあると思いますが、海藻もほとんどなく磯焼け状態の雰囲気も…。以前は、昼間にはよく通った場所なんですが、このところご無沙汰でした。今後も定期的にチェックしておきたいところです。




そして、この日の当たりはこのこのタコ。外套長2〜3センチの小さなタコです。三浦半島の磯ではマダコはよく見かけますが、このタコは初見。小さいのに、水面上の立ち位置から見ても、体の蛍光っぽいライトブルーの斑紋が目立ちます。最初に見た時、ヒョウモンダコかと思って追いかけたら、まったく違う種類でした。







全体の雰囲気はマメダコに似ていますが、マメダコでは見られない体の斑紋と、長い腕が特徴です。知り合いの写真家さんにも見てもらった結果、どうやらサメハダテナガダコの子どものようです。図鑑やネットに出てくる大型個体の写真とはずいぶん雰囲気が違いますが、子どもらしいというか、可愛らしくていいですね。さて、タイトルに,箸△襪茲Δ法∈5┐量覦襪∋呂瓩竜事は次回に続きます。


最後のタコは、サメハダテナガダコではなく、マメダコの仲間(分類未確定)だそうです。


| 海の生きもの | 12:00 | comments(4) | - | - | - |
ちびっこクラゲ大集合
   

いつもと同じようでまったく違う夏が終わり、いつの間にやら9月。例年、海岸が混雑する夏休み期間は海に行くのを避けるのですが、今年は意図せず…というか行きたくても行けませんでした。でも、いつまでもそんなじゃいられませんよ、ということで出かけてきました。今週の月曜日は、台風21号の影響か、こちらでも少し強い風が吹きました。そこで5日に海岸に行ってみたところ、局所的でしたが青物がたくさん到来していましたよ。




カツオノエボシとギンカクラゲが大量、そしてカツオノカンムリが大体その半分から3分の1くらい。ただし、それらの9割が小型個体でした。浮き袋が5ミリのカツオノエボシとか、直径5ミリのギンカクラゲとか、とにかく小さいものばかり。ギンカクラゲの大きいサイズは、3枚目写真くらいのもありました。でも、その指の先、茶色い木屑の横に小さなカツオノカンムリがあるの、わかりますか? 4、5枚目はギンカクラゲの変型ですけど、5枚目のクラゲの中央やや下にある青緑の点、それもギンカクラゲです。おそらく直径1ミリ。






とにかく、そんな感じではありましたが、他の青物も来ていましたよ。拾ったものは、久しぶりの更新hiroimonoで。拾ってないものは、引き続きこのブログで紹介していきます。



| 海の生きもの | 22:30 | comments(2) | - | - | - |