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神奈川南部から発信…野山や海辺を歩いて、見たもの感じたもの
びゅーびゅーゆらゆら


GW連休明けの水曜日(ちょうど1週間前ですね)、その日は中潮でしたが、潮が大きく引くので磯に行ってきました。けれど、外に出てみるとずいぶん強めの風が吹いています。これはダメかな…と思いつつ現地へ。案の定、風はびゅーびゅー吹きまくり、水面がゆらゆら波立って、水の中が見えません。それに天気が良いので薄着で来たのに、涼しく感じるほどです。




最初のうちは目も慣れず、なかなか生きものが見つけられません。まあ、アメフラシとか、アメフラシとか、アメフラシとかはいます(苦笑) やっと見つけたのはミヤコウミウシ。約5センチ。この磯は平坦な場所が多く、細かい海藻類が多く生えています。環境が合わないのか、定番のアオウミウシやシロウミウシを見かけません。





目が慣れたのか、小さなものが目に入ってきました。オレンジ色の体に、青い帯が入ったミノを持つウミウシです。名前はフジエラミノウミウシ。約5ミリです。自分の腕とカメラでは厳しいサイズですが、昼間だと何とかフォーカスが合います(笑)色彩の個体差があるウミウシで、もっと色の薄い、黄色っぽい個体が多いようですが、今回の個体は色が濃く鮮やかです。でも小さくても、とても綺麗!





ワカメの影に隠れていたのはコネコウミウシ。大きさは15ミリほどです。これくらいあると撮りやすいのですが、肉眼では色が地味なだけに最初はアメフラシ類かと思いました。アップで見てみると、かなり複雑な模様です(これが子猫に見えるかは置いておいて…)。白っぽい石の上にいたから良かったものの、色の濃い海藻の近くにいたら気がつかなかったかも。





こちらは海藻の裏にいたのが透けて見えたので発見。色はちょっと地味ですが、ヒロウミウシですね。約5ミリ。でも、上から見て円い感じなので、体型が細めのものよりは見つけやすいです。ふつうはもう少し鮮やかめの朱色をしたものが多いかな。自分が以前、他の磯で見たのも、もう少し赤かったですね。触覚とミノが同じようで、動かなかったら小さなサンゴ藻と間違えそうな感じです。




最後はウミウシではなくアナハゼ。海藻の間に隠れていたのを追い立ててしまいました。ごめんね。結局、風は収まらず、ちょっと不完全燃焼気味でしたが、これで今回は撤収しました。それでもやっぱり海は楽しいですね。次回の観察は、違う磯に行ってみようかな。



| 海の生きもの・貝ウミウシ | 20:10 | comments(2) | - | - | - |
令和最初の天空写真館


天空写真館、前の記事の最後から2日遡って4月11日。この日は夕方前にまず薄めの環天頂アークがでました。それをよく見ていると、環天頂アークと対面して接するようにぼんやりと虹状の弧が見えました。特に右側は長く伸びています。これは上部ラテラルアークです。外暈(46度ハロ)にも見えますが、それよりも開いた弧になります。欲を言えばもう少し濃く見えてほしかった。環天頂アークも…。


   

次はGW連休に突入した4月28日。この日は朝から巻雲、巻層雲があり、ハロが見られていました。そして、11時を過ぎたころから環水平アークが現れました。はっきり見えていたのは20分弱でしたが、今季初の環水平アークとしては上々です。




そして迎えた5月5日。この日も朝から巻雲、巻層雲が現れて、条件ぴったりの日でした。ハロもかなり濃く出ています。空の青さに、虹色のはっきりとしたハロが美しいですね。




この日は12時半前から環水平アークが現れました。4月28日同様になかなか濃くなり、さらに横に長く伸びた環水平アークでした。一瞬、外暈かと思ったほどです。「水平」と名前があるのに弧を描くように見えるのは、環天頂アークが天頂を囲む円であるためです。





この日の環水平アークはかなり細く見えましたが、綺麗に光が分離しています。また巻層雲が消えてしまっても、残った巻雲の切れ端を綺麗に虹色に染めてくれました。下の写真だけ見ると彩雲のように思えますが、環水平アークの一部です。





そして、なんと!現れたのは環水平アークだけではありませんでした。環水平アークを撮影している最中から、ほかの現象が起きていないか注意していたのですが、環水平アークとは反対側に、なにやらうっすらと弧が見えていました。よく確かめてみると、それはハロと一部を重ねるような円を描いています。幻日環です! まさか、今まで幻日の左右にほんの一部出ていたものを見ただけだった憧れの幻日環が、薄いとは言え、完全な円を描いて見えていたのです。一般には虹色できれいな環天頂アークや環水平アークが注目されますが、レア度では完全円の幻日環の方が数段上。まさか見られるなんて思ってもいなかったので、興奮そして感動しましたよ。



   

そしてそして、ブログ記事をアップしようかと思っていた最中の5月10日。この日も午前中から環水平アークがあらわれました。5日に比べるとやや薄いですが、幅があります。ちょうど昼を過ぎたころが一番濃く出たでしょうか。年明けからあまりパッとしない大気光象ですが、ここにきて連発な感じです。



   

午後には薄いですが上部タンジェントアーク、そして夕方前にはこれも薄いですが環天頂アークも出てくれました。もう少し濃いとホント絵になるんですが、そこはなかなか上手くはいかないところですね。この先も楽しみになってきました。みなさんも、毎日せかせか過ごさずに、立ち止まって空を見上げてみてはいかが?



| 空・雲・気象 | 19:20 | comments(2) | - | - | - |
令和最初の天空写真館
   

今年は年明けから3月過ぎまで、あまり良い空の写真が撮れず、何やかんやと久しぶりの天空写真館になってしまいました。平成31年年明けから令和改元ごろにかけての分です。まずは1月17日の夕焼け。




同日の横位置カット。ほとんど同じ絵柄ですけど…。空の写真と言うよりは波紋の写真ですけど…。



   

1月30日の夕焼け。上は、濡れた浜辺に映った雲がシンメトリーでおもしろかったのでパチリ。雲も良い感じに焼けてくれました。




3月14日の夕焼けは少し雲が多めでしたが、良い感じにサッパーが画面に入ってくれました。シルエットがきれいです。



   

2月はすっ飛ばして一気に3月20日。この日はあまり焼けませんでしたが、巻雲が良い雰囲気を出してくれました。はっきりしませんでしたが、上部タンジェントアークが見えましたよ(中央やや上)。太陽が低い位置にあるときには、タンジェントアークはV字形に見えます。


   

夕方がくればやがて夜の帳が下ります。4月13日はちょうど上弦の月でしたが、うっすらとムーンハロ(月暈)が出てくれました。しかし、もうちょっと濃くないと写真映えはしませんね。天空写真館はまだ続きます。今回はほとんど夕焼け写真館でしたが、次は天空の名にふさわしい大気光象がいろいろ出てきますよ。



| 空・雲・気象 | 13:10 | comments(2) | - | - | - |
GW花便り
   

新しい天皇陛下の御即位に関係した異例の10連休。ゴールデンウィークも終わりましたね。とは言っても、こちらはまったく通常運転なので別に何と言うこともなかったのですけど。出かけたのは、1日半ほど実家の様子を見に行ったくらいです。それで地元のフィールドに繰り出してみた訳ですが、今年は寒の戻りの影響が強かったのと、最近、雑木林の一部が伐採されたり、刈り払いがおこなわた影響か、ずいぶんと寂しい結果でした。トップバッターはコゴメウツギ。毎年、GW連休ごろに咲いてくれます。


   


そして、この時期のお目当と言えば、これ。キンランです。大きな株はありませんでしたが、それでも何株か花を咲かせてくれていました。昨年は暖かすぎて、連休後半では花が終わっていたのですが、今年はまだ咲き始めの感じ。ホントここ最近の天候は、これまでの経験則からズレていて惑わされます。雑木林の木が少し伐採されて林床が明るくなったためか、キンランは増えています。その一方で、ギンランは激減。なので写真はなしです。


   

こちらはコバノタツナミ。別名ビロードタツナミと言い、小さくて厚みがあり、ビロードのような手触りの葉が特徴です。この場所では見かけませんが、最近、住宅地では園芸種の逸出が見受けられますが、繁殖力旺盛で一気に増えるので注意が必要です。


   

こちらはマルバウツギ。とは言っても地元フィールドでは、株が切られていたり、花がまだほとんど咲いていなかったりで、この写真は逗子に戻ってから撮ったものです。前は近くにたくさんあったのですが、その場所も土手がコンクリートで固められて減ってしまいました(泣)


   

最後はこのブログ初登場の花で、クチナシグサです。ハマウツボ科の半寄生植物で、果実の形がクチナシに似ているので名前がつきました。花の大きさが約1センチで、あまり目立たない野草なのですが、神奈川県では自生地が1ヶ所だけの絶滅危惧種。その自生地というのが実は My Home Town なんです。これって嬉しいことなのか悲しいことなのか、複雑ですね…。



| 野の花・植物 | 10:50 | comments(2) | - | - | - | 昨年の記事
海のツバメ


ちょっと間が空いてしまいましたが前回の続きです。前回、載せるのをすっかり忘れてしまったこの子から始めましょう。当ブログ初登場のニシキツバメガイで、自分も三浦半島で見るのは初めてです。ポツポツと確認されているようですが、レアな方だと思いますよ。南方のだと、もっと体のオレンジ色や水色のラインが鮮やかだったりします。ウミウシって、ゆったりしていそうな姿ですが、けっこう動きます。特にこの子はかなり速く動き回ってましたね。





忘れ物を片付けた後は、お魚。こちらはイソコケギンポです。穴から顔を出して大き口を開ける動作を繰り返していました。最初はカメラに威嚇しているのかと思いましたが、どうやら水流に流されてくる浮遊物を食べようとしているようでした。





こちらはキヌバリ。冬の夜磯で見ていたのは小さくて半透明だったのに、だいぶ大きくなりました。それでも写真のは小さめの個体。もう十分におとなの個体もいましたよ。当てずっぽでシャッター押したら撮れました(笑)




最後は磯の定番でありながらブログに滅多に出てこないナベカ。けっこう警戒心が強くて、なかなかじっくり撮らせてくれないんですよね。今回はやった〜!と思ったら、なんとちょうど目のところに浮遊物が重なった…。この季節は婚姻色で黒くなったオスをよく見かけますよ。



| 海の生きもの・魚 | 19:50 | comments(2) | - | - | - |