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ボクのこときらい?―カエルのきもち
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海色えんぴつ
海色えんぴつ
安延 尚文, 鍵井 靖章
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海山日和

神奈川南部から発信…野山や海辺を歩いて、見たもの感じたもの
磯に咲く菊
    

週末も引き籠もって机に向かっていたので、昨日の午前中はちょっと車を飛ばしてこの花を見に行ってきた(いや、ホント午前中だけですってば←誰に言い訳? 爆)。昨年は千葉で撮った写真を載せたけれど、今年はちゃんと地元で(笑)。少しピークを過ぎたようだったけれど、それでも晩秋の陽光を浴びた黄色い花が、僕を出迎えてくれた。この花は盛りの一番いいときに見ると、ホント黄金色に輝いて見えて素敵なのだ。キク科だけどこの秋に紹介してきた野菊などと違い、花びらにあたる舌状花がなく、野菊類でいう真ん中の部分、筒状花だけでできている。ちょっと違和感があるかもしれないけど、葉っぱはキクっぽいでしょう? この花は栽培もされて、菊人形の衣装の部分に使われたりするそうだ。


    
| 野の花・植物 | 11:40 | comments(4) | - |
月光環


12日の夜(日付はすでに13日)、寝る少し前に外を眺めると、朧月夜になっていた。ちょうど天気の変わり目で、上空は風が強く、雲が流れていた。薄い雲に月の光が広がって、少し虹のように見える。これは月の光が雲(の水蒸気)によって散乱して虹のように見える「光環」という現象だ。「暈」とはちょっと違い、こちらは大気中の氷晶によって光が反射、屈折して起こる(詳しくは自分で調べてね 笑)。コンデジでパッと撮ったくらいではなかなか上手く写らないけれど、「あ、見たことある!」と判るくらいにはなったかな? 一昨日はちょうど満月と晴れの日が重なって、冷たく澄んだ空気の中、月が綺麗だったね☆
| 空・雲 | 23:00 | comments(6) | - |
花の命は…
    

短くて…というけれど、大抵の場合、1つの花が咲いている期間は1週間から10日くらいだろうか。その中でも一番の見頃はわずか数日間だったりする。中には朝開いて夕方には萎む、一日花というのもある。ただ、その場合は1つの株がいくつもの花をつけて、何日間かかけて順々に咲いていく。1つの花、1つの株ではなく、群落単位で見れば、花期はもっと長くなるものもいる。今月のはじめに、よく行くフィールドでキチジョウソウの花を見つけた。昨年、逗子の別の場所で10月のはじめに見頃になっていたのを覚えていたので、ずいぶん遅いな…と思ったのだ。知り合いの植物写真家さんに聞くと、イメージは11月の花かなぁとの答え。気になって調べてみると、キチジョウソウの花期は9〜10月とするものから〜11月、〜12月とするものまでさまざま。もちろん自生と植栽、また地域によって違うけれど、群落としては結構花期の長い植物なんだろう。


    

同じ日、道端で咲いているタチツボスミレを見かけた。この花の花期は通常4〜5月とされるけれど、このように秋に咲いたり、早春の2月頃から咲き始めたりもする。キチジョウソウにしろタチツボスミレにしろ、こういうのは実際に歩いて見ていないとなかなか気がつかないことだ。だからフィールドは、自然は楽しいんだよね☆
| 野の花・植物 | 18:00 | comments(8) | - |
蓼見る人も好きずき
    
    

もう、ちょっと旬を過ぎちゃってますが〜。写真も先月半ばに撮ったものだし…(汗) 蓼、タデです。なんとなく地味〜な印象の花ですが、よく見ると1つひとつの小さな花はけっこう綺麗。遠目に見ると、花なんだか実なんだかわかりにくいですけど(笑) 上は畑や道端で普通に見られるイヌタデ。まとまって咲いていると、一面ふわ〜っとピンク色になって見事だったり。下はシロバナサクラタデ。花はけっこう大粒で、タデの印象は少し薄いかな。よく似たサクラタデは花が淡いピンク色。まだまだ場所によっては見られると思うので、目を向けてみてくださいね☆
| 野の花・植物 | 01:30 | comments(10) | - |
黄昏の時


散歩の途中、道端に1匹の昆虫が落ちていた。立ち止まって見てみると、マイマイカブリだった。ヒクヒクと脚を動かしてはいるけれど、立ち上がることもできずに、腹を上に向けている。マイマイカブリは成虫越冬するはずだが、もう11月。越冬に失敗したのか、それとも寿命なのか…。あと数時間、いや数十分もすれば、この小さな命の火は消えてしまうだろう。せめてものはなむけに、色づいた落ち葉の布団を掛けてやる。


    

秋は黄昏の季節。命が燃え尽きる季節だ。でも、それはけっして終わりではない。散歩の帰り道ではちょうど産卵中のオオカマキリに出会った。冬を前に命尽きる昆虫たちは多いけれど、こうしてちゃんと自分の子孫を残して命を繋いでいく。行きがけに出会った、力尽きようとしていたマイマイカブリも、きっと自分の子孫を残していることだろう。命尽きても、その亡骸は土に還り、やがて自分の子孫が生きる糧になるに違いない。
| 昆虫 | 10:30 | comments(14) | - |
見つけちゃった!
    

見つけたのは、これ!この砂浜を這って伸びる植物。この特徴的な形の葉は…そう、グンバイヒルガオ(軍配昼顔)だ。ここは南房総の、太平洋側に面したとある海岸。関東南岸の浜辺に生えるヒルガオと言えば、普通はハマヒルガオ。この海岸やその近くでも大きな群落が見られる。一方のグンバイヒルガオは世界中の熱帯、亜熱帯に広く分布している植物で、日本では四国、九州の太平洋側から南西諸島、小笠原諸島で見られる。また、種子が海流によって散布される海流散布植物の代表の1つで、漂着した種子から芽生えたものが日本各地で記録され、その北限は太平洋側では茨城県、日本海側では山形県となっている。この個体も漂着した種子が芽生え、成長したものに違いない。それにしても、ずいぶん大きいぞ…。




普通、漂着種子は安定した場所になかなかたどり着けず、芽生えても高波などの影響で枯死してしまう。また、分布域から離れた高緯度地域では、南方系の植物は冬の寒さに耐えることができない。ところがこの個体、すでに一畳分ほどに広がって、大きな葉を茂らせている。グンバイヒルガオの成長速度がどれほどかは知らないけれど、少なくとも一冬は越している大きさだと思う。海流散布植物に詳しい中西弘樹先生の『海から来た植物』(八坂書房)によれば、グンバイヒルガオの新たな定着は各地で確認されているようで、近年では千葉での越年も報告されているとのこと。この個体は正にその実例と言うことだろう。つい最近、Shigeさんのブログで愛知県の伊良湖の海岸で芽生えたグンバイヒルガオを見たばかり。それがまさか、こんな大きな株に出会うとは思わなかった〜。


    
| 野の花・植物 | 11:00 | comments(8) | - |
消滅飛行機雲


ふと空を見上げてみたら、雲を断ち切るような筋が1本。これは飛行機が雲の中を通過したときに、その部分の雲を消してしまう現象で「消滅飛行機雲」というのだそうだ。飛行機雲はよく見ているけれど、これってあんまり見た記憶がない。飛行機が飛ぶ高度に、ちょうど薄い雲がないといけないだろうし、しょっちゅう見られるものでもないのかな? ちょっと得した気分♪ これからは上空に寒気が入り込む時期。そんな時にはいろいろな現象が見られるから、空にも注目してみてね☆
| 空・雲 | 10:00 | comments(6) | - |
やっぱり野菊は…
    

またまた野菊ですよ(笑) 今回のはシオン属のノコンギク(野紺菊)。こちらでは平地でごく普通に見られる野菊で、前回紹介した同じ属のシロヨメナとは微妙にすみ分けているように感じる。そのシロヨメナと、さらに前に紹介したヨメナ属のユウガギクとカントウヨメナと、見比べてみて違いとかがわかるかな? ノコンギクの花は名前の通り淡い青紫色なのだけど、明るい陽射しの下ではけっこう白っぽく見える。けれど、蕾を見るとはっきりと紫色。シロヨメナは蕾も白いから、そんなところでも見分けられるかも。えっ、ダメ? やっぱり野菊は難しい…?(笑) 野菊は種類も多いし、その地方ならではの種類もあるから、道端で見つけたら立ち止まってじっくり眺めてみてね☆


    
| 野の花・植物 | 19:30 | comments(10) | - |
秋の海辺は花盛り
    

10月も半ばを過ぎて、さすがに野山を歩いても目に付くのはセイタカアワダチソウと野菊の仲間くらい。ところが、海辺に行くと思いの外、花が咲いている。先日訪れた海岸では、既にご紹介したソナレマツムシソウの他、何種類もの花と出会うことができた。今が盛りの花はもちろん、夏の頃に咲いていた花が、まだちょぼちょぼと咲き残っていることもあるし、これから咲き始める花もある。秋ってやっぱり山の上から里に降りてきて、最後に海岸に辿り着くんだね。今日紹介するのは、まずハマアキノキリンソウ。アキノキリンソウとハチジョウアキノキリンソウの雑種とも言われている。風衝地なので株もとても小さい。これから咲き始めるイソギクに混じって、ひっそりと咲いていた。そして、アザミの仲間。種類は…よくわからない。野菊も難しいけど、薊も難しいんだってば!(笑)


    
    

デジカメなので、アザミは少し青っぽく写ってます。種類は、印象としてはナンブアザミの海岸変種イガアザミが近いかもしれません。
| 野の花・植物 | 20:00 | comments(6) | - |
磯馴
    
    

磯に馴れると書いて「そなれ」と読む。去年は、仕事の取材でかなり海に通った。今年は取材はないけど海に通っている。かなり磯馴になっているかも…。いいのか、俺っ!?(笑) で、この花はソナレマツムシソウ(磯馴松虫草)。マツムシソウと言えば、晩夏から初秋の高原を彩る花として有名だ。それが何故か海岸に生えているだよね。これ、とっても珍しい海岸型の変種で、生育環境が風衝地のために高原などのものと比べて矮小化しているのだ。マツムシソウ自体も、神奈川県のレッドデータブックでは絶滅危惧1B類。しかも…数年前までは僕の地元にもあったらしいのだが、宅地開発で消滅したとか。うぁああ〜知らなかった…(泣) こうした稀少な植物を、地元の人々が意識して守っていってくれるといいのだけど。もちろん、稀少な存在にさせないことが大切だけどね! 来年は神奈川の山で咲くマツムシソウを見に行きたいな☆
| 野の花・植物 | 21:00 | comments(10) | - |